Interop Tokyo 2022 開催ご報告
2022年6月15日(水)~17日(金)に開催された「Interop Tokyo 2022」に出展いたしました。
ご来場いただきました皆様ありがとうございました。
また都合によりご来場、お会いできなかった皆様も含め、改めて出展内容、開催結果をご紹介いたします。
「Interop Tokyo 2022」東陽テクニカの展示に関するお問い合わせ
「Best of Show Award」の結果を見る
Interop Tokyo 2022 Best of Show Award 受賞発表
準グランプリ
テスティング部門
800Gイーサ対応の測定器をSpirent社がいち早く製品化。業界初(※「Interop Tokyo2022」開催時点。東陽テクニカ調べ)のHighest Density 800Gイーサ・テストプラットフォーム。
審査員特別賞
5G / ローカル5G部門
Spirent 5G E2E エミュレーション・テストプラットフォーム
5G End to Endの包括的なテストプラットフォームです。5G End to Endの試験に必要な様々な要素を本プラットフォームでカバーします。
People's Choice部門
People's Choice は、イベント会期前から期間中(4月4日~7月1日 17:00)のtwitterによる言及数(リツイート含む)を集計し、「もっとも話題に上がった参加企業」を選出する部門です。
Interop Tokyo 2022 Best of Show Award ファイナリスト選出
Best of Show Awardのファイナリストに以下製品が選出されました。
5G / ローカル5G部門
Spirent TestCenter TSN over 5Gテストソリューション・パッケージ
TSN over 5GネットワークにおけるDS-TTおよびNW-TTが試験できる、業界初のテストソリューション
テスティング部門
Spirent TestCenter RoCEv2 Storage Fabricテストソリューション
RoCEv2(RDMA over Converged Ethernet)サーバエミュレーションに対応したテスト・ソリューションで、スイッチファブリックがテスト可能
Spirent TestCenter PCEP(PCE & PCC)テストソリューションパッケージ
PCEPテストを可能にするテストソリューションパッケージ。P2MP LSPやPCEP FlowSpec拡張にも対応
「出展製品」を見る
出展製品
B5G/5G/ローカル5Gソリューション
本ソリューションは、5G End to Endの包括的なテストプラットフォームです。5G End to Endの試験に必要な様々な要素をSpirent製品群でカバーします。
実デバイスを使用した複雑で高コストなネットワークを構築することなく、急激に進化する5Gの遠隔医療や産業自動化、遠隔教育、V2XなどのTo B/To Cアプリケーション評価を助けます。
Interop期間中は、本ソリューションとFLARE SYSTEMS様のローカル5G実証用ソフトウェア基地局” FW-L5G-1”を接続してデモを予定しております。ぜひブースまで足をお運びください。
<ラック搭載/展示製品一覧>
次世代ICT(情報通信技術)
Spirent TestCenter 800Gアプライアンスモデル
800Gイーサ対応の測定器をSpirent社がいち早く製品化。
業界初(※2022年5月 東陽テクニカ調べ)のHighest Density 800Gイーサ・テストプラットフォーム。
5G対応RFシステム設計ソリューション
「iBwave Design Enterprise」
「iBwave Design Enterprise」は大規模かつ複雑な屋内ワイヤレスネットワークを設計するための非常に強力なソフトウェアであり、多様なワイヤレスネットワークプロジェクトのニーズを満たす生産性に優れたソリューションです。マルチテクノロジー、マルチビルディングをサポートし、高度な3Dモデリング、受信範囲とキャパシティのシミュレーション、自動的な一連の予算算出、エラーチェック、34,000以上のパーツで構成され今後も拡充されるカスタマイズ可能なデータベースなど、iBwave Design Enterpriseは、様々な屋内RFプロジェクトにおける必須のツールとなります。
TENEDIS社 Opale Systems の MultiDSLA システムは、最先端の技術を用いた音声品質測定の標準機として世界中の通信事業者、端末機器メーカー、企業で数多く採用されています。PESQを用いて固定電話、携帯電話、IP電話、メディアゲートウェイを始めあらゆる音声機器の品質試験のみならず、公衆交換電話網、VoIPネットワーク網の音声品質を評価することができ、ラボ試験、フィールド試験、運用管理まで幅広い用途で使うことができるシステムに仕上がっています。 次世代PESQであるPOLQAもサポートしております。
仮想基盤・VDIの管理/監視/ボトルネック可視化ツール
「Uila」
昨今のシステム基盤はサーバが仮想化されており、クラウドへの移行も進んでいます。これらの複雑なシステムの安定運用や企画には見える化が必要です。現在のツールは仮想/ 物理基盤のCPU、メモリ、ストレージなどのリソース情報、クラウドリソース情報、アプリケーションなどを別々に可視化するため、サイロ化が発生します。これでは、問題の切り分けやボトルネック特定が困難になります。Uilaはエージェントレス導入でVDI/仮想基盤/クラウドを可視化します。仮想マシンの通信パケットとリソース情報(CPU、メモリ、ストレージ)をもとにアプリケーションと基盤を串刺しで分析し、障害解析時間を数日から数分に短縮させます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)
「Spirent iTest」は、幅広いデバイス、API、言語や環境にシームレスに対話するインタラクティブなテスト開発環境です。
ユーザーによるデバイス制御をキャプチャし、テストケースを自動作成します。
デバイスからの応答に対して、条件分岐や合否判定を設定することで多様なテストケースの迅速な作成をプログラマ・非プログラマにも提供します。iTestはSpirent Velocityソリューションと密接に統合されました。テストベッド自体のセットアップとクリーンアップの管理・自動化を含むことで、iTestの自動化機能はさらに拡張されました。
ラボ環境管理ソリューション
「Spirent Velocity」
「Spirent Velocity」は、物理・仮想・ハイブリット環境をオーケストレーションする自動化LaaSソリューションです。
複数のテストベッドにわたる継続的なテストにより、DevOpsワークフローを強化します。Velocityは、限りあるリソースの利用率を最大化し、テストベッドのセットアップ時間を短縮します。実用的な管理情報を提供し消費電力を最小化することにより、資本コストと運用コストの両方を削減できます。
光L1スイッチ「Sシリーズ(S320,S160)」は、米国CALIENT Technologies社が世界中の商用網やラボの光接続で導入し、能力が証明されている光3DMEMS技術をベースとしています。電気変換しない全光スイッチであるため、高い信頼性、高ポート密度、低消費電力および低コストといったメリットに加えて、シングルモードファイバーを通過できる光信号であれば速度・プロトコルに依存せずに任意のポート間を接続できるという利点があります。
ネットワークエミュレータ
「Attero/AtteroX/Attero-100G」
Spirent Communications社製ネットワークエミュレータ「Attero/Attero-X/Attero-100G」は、イーサネット通信に対して伝送路遅延・任意障害を挿入することが可能なハードウェア製品です。「Attero-100G」は、“業界初”1筐体かつ100GbEフルワイヤレートをサポートしており、フロントホール・データセンタなどの25GbEインタフェースにも対応しています。
ネットワークフロー解析ソリューション
「Flowmonプローブ/コレクタ」
Flowmonは、ネットワーク運用管理の悩み事を解決する、“ネットワークフロー技術”を活用した革新的なトラフィック監視・分析ソリューションです。
フロー情報の取得、監視と分析で「誰が」「いつ」「どこで」「何をしたか」を把握し、ユーザやアプリケーションの利用状況や振る舞いを完全に可視化します。
セキュリティ
ペネトレーションテストサービス(侵入テスト)
「Spirent SecurityLabs」
「SecurityLabs」は、米国の経験豊かなホワイトハッカーチームが無線/有線ネットワーク、Web/モバイルアプリケーション、ソースコード、API、自動車、IoTデバイス、産業用ネットワークなどのセキュリティリスクを診断するペネトレーションテストサービスです。
診断には単純なツールによるスキャンだけではなく、多くのマニュアル診断、得られたリスクのスコアリング、緩和策の報告が含まれます。
技術力の高さから、ペネトレーションテストのゴールデンスタンダードとも言われるCRESTをはじめ、その他多数の認証を取得済みです。
アプリケーションパフォーマンステスター
「Avalanche」
「Avalanche」は、ハイパフォーマンスかつリアルなトラフィック生成ができ、様々なプロトコルをサポートし、ご希望の試験、環境に合わせた細かな設定が可能です。ファイアウォールやロードバランサ含めたシステム試験、実サーバへの負荷試験も可能です。
セキュリティ/アプリケーションテスター
「Spirent CyberFlood」
「CyberFlood」は、ファイアウォールやIPSなどのNW機器に対し、セキュリティ試験、アプリケーション試験、単体のパフォーマンス試験が可能です。マルウェアや脆弱性を突く攻撃トラフィックを流すことで遮断の可否を試験でき、様々なアプリケーションミックストラフィックによるパフォーマンス測定も可能です。シンプルなインタフェースで簡単に試験の設定ができ、Rest APIで試験の自動化もできます。
セキュリティリスク可視化ソリューション
「NetEyez Security」
セキュリティリスク可視化重要性が高まる一方で、IT部門の要員不足や、予算の制約により目的のツールを複数導入できないという課題に対応するため、3つの機能(パケット収集・解析、セキュリティリスク解析、ネットワークフォレンジック)と最新の脅威インテリジェンスを1台に搭載。ポータブル型も新発売。必要な機能を1台にまとめたワンストップポータブルで、リスク可視化に貢献。
セキュリティ&ラボカンパニー部門では「脅威インテリジェンス」をキーワードにセキュリティソリューションを提供しています。
「悪意ある通信の検知・遮断」「通信内容の解析で新種のマルウェアを検出」「機密情報流出の検知」
「偽サイトによるブランド毀損への対策」「クラウド環境のセキュリティチェック」など...
企業・組織が直面する難しいセキュリティ対策に、包括的なソリューションを提供しています。
ポータブル型ネットワークフォレンジックシステム
「TOYO ThunderBOT」
国内初となるポータブル型ネットワークフォレンジックシステム、脅威インテリジェンスと連携するパケット解析ソリューションです。
ネットワーク上のパケットをキャプチャして、最新の脅威インテリジェンスデータとリアルタイムにマッチングし、セキュリティインシデントを発見、ダッシュボード画面での見える化を一台で実現するソリューションです。
ネットワークフォレンジックにて時間のかかる分析作業を自動かつリアルタイムに実施できるため、解析時間の大幅な短縮を実現します。また、過去に保存したデータからも解析可能です。
セキュリティソリューション
「NetScout Arbor」
NetScout SystemsのArborソリューションは、DDoS対策において最も重要な「多層防御」システムをワンストップで提供することが可能です。ネットワーク環境に応じて、BGPオフランプ構成「Arbor Sightline/TMS」、インライン構成「Arbor Edge Defense」、クラウドサービス「Arbor Cloud」の中から好きなソリューションを選択でき、それぞれのソリューションが自動で連携し合うことで、最適なDDoS防御が可能となります。
「Allot」はネットワークをリアルタイムで監視しながら、利用実態に応じてアプリケーション別に最適に制御できるソリューションです。
アプリケーションレベルで、個別にトラフィック制御でき、万一帯域が逼迫した場合も、本当に必要なトラフィックに帯域を割り当てるなどの対策がAllotを介して可能です。
Qwilt社は、Open Caching(オープンキャッシング)と呼ばれる技術を利用し、インターネットサービスプロバイダとコンテンツプロバイダの双方にとって最適なコンテンツデリバリーシステムを提供します。
Open Cachingは、現在急速に導入が進んでいる注目のコンテンツ配信技術です。
ISP事業者は、Open Cachingを活用することで独自の動画コンテンツ配信システムを構築できます。
トランジットの削減によるコスト改善、そしてエンドユーザにはラスト1マイルの通信品質の改善を期待できます。
ShowNet
【 ShowNetにコントリビュータとして参加 】
東陽テクニカはShowNetに毎年コントリビュータとして参加しています。
ShowNetとは出展各社から提供される様々な機器を相互接続して幕張メッセイベント会場に構築される巨大なネットワークで、「最新の機器群を」「最新の技法で」組み上げることで来場者にトレンドを伝えることを目的としたプロジェクトです。
東陽テクニカは主に完成したネットワークの性能検証をサポートしております。
ShowNet出展製品
会場内で行った「講演動画」「デモ・展示の様子」
講演動画
セミナータイトル | 講演動画 |
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DXで更なる進化・多様化する パケットキャプチャ技術とその応用 最新のパケットキャプチャ技術の一端を解説し、その可能性と様々な可視化/分析手法を紹介いたします。 |
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5G/ローカル5Gのサービス品質を確保するための 評価手法のポイント(2022年版) 昨年ご好評頂いた講演に、2022年最新実例、測定ポイント、ノウハウを交じえてご紹介します。 <本セミナの内容>
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ネットワークインフラ、クラウドインフラを "はかる" 技術の最前線 2022 - 抑えるべきテスト観点とは- 日本のネットワーク市場を ""はかる"" 技術で長年支えてきた 東陽テクニカ が、いま関心が集まるインフラ技術のポイント、抑えるべきテスト観点を、最新の実例を交えてご紹介します。 <本セミナーの内容>
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【ShowNetスタジオ配信セミナー】 CyberFloodを用いたSSLVPNと5Gセキュリティの検証について |
デモ・展示の様子
【Award準グランプリ受賞製品「Spirent B1 & B2 800Gアプライアンス」のデモを公開】
会場では、弊社展示ブースで「800GbE対応次世代ネットワークパフォーマンステスター」を日本初披露しました。
本動画では当社展示員がブースでの本製品展示、CIG Photonics Japan 株式会社が開発中の「800G QSFPDD光トランシーバ」と接続、800Gbps信号を伝送させる共同ライブデモデモの様子をご紹介。