【自動車技術展】人とくるまのテクノロジー展 2023 NAGOYA
開催時間
7月5日(水)・6日(木)10:00~18:00、7日(金)10:00~17:00
- ●場所
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Aichi Sky Expo【ブース番号:113】
※昨年と会場場所が異なります。
東陽テクニカは、"はかる技術"のリーディングカンパニーとして安心・安全・快適なクルマの未来に貢献すべく、最新の計測機器と計測技術を提供しています。本展示会では【NV計測】【電動化】【自動運転】【データマネジメント】【デジタルツイン】【サイバーセキュリティ】の6つのカテゴリに沿ったさまざまな計測機器と、これらを組み合わせた計測ソリューションを提案いたします。
ご来場は事前登録制です。下記公式サイト来場登録ページより登録をお願いいたします。
人とくるまのテクノロジー展 2023 NAGOYA人とくるまのテクノロジー展 2023 NAGOYA
出展予定製品・ソリューション
NV計測
センシング[PCB Piezotronics]
電動化により騒音源としてエンジンの影響が小さくなったことで、新たにNV対策が必要となるコンポーネントが増えています。また騒音振動源となるモーターやインバーターなどに対し、センシング技術も高周波対応や、高感度化など新たな段階に入りました。PCB Piezotronics社の最新の製品をご紹介します。
プラグアンドプレイ 4ch FFTアナライザ O4[OROS SA]
日本国内において多数の納入時実績を持つOROS社FFTアナライザに、超小型 4ch FFTアナライザがラインナップに加わりました。USB-C バスパワーで駆動、PCとケーブル一本で接続し、専用解析ソフトウェアNVGateにて、すぐにFFT分析を行えます。重い、大きいFFTアナライザから解放されませんか?
ポータブル音源探査デバイス[Microflown Technologies]
ノイズキャンセルベッドホンと指向性の高い音響センサの組み合わせで、ノイズ環境下でもピンポイントに音の発生源を探査できます。FFTやオクターブバンド(1/1,1/3,1/12)周波数解析、フィルタ(LPF・HPF・BPF・BSF)、ラウドネス解析、データ収録が可能なポータブル端末です。PCソフトウェアと組み合わせることで、音響マッピングも作成できます。
NVHとECU内部データの統合計測[Müller BBM]
近年、自動車開発において電動化や自動運転への適用によって扱うパラメーターが増加、複雑化しております。そこで、BBM社製PAKと、ETAS社製INCAは連携し、同期計測/解析環境を提供します。PAKシステムで計測したNVHパラメーターに加え、INCAで計測したECU関連のパラメーターを同期計測/解析することで複合的な観点での評価を実現しますす。PAKのソフトウェア単一でPAKとINCAのデータをオンラインで確認することができますので、後処理でデータを突き合わせるような作業は不要となります。
モジュール式NV予測、開発[VIBES.technology]
試作車を待つことなくコンポーネントの段階で、個々の測定済みモデルから車両全体の音振動性能予測を可能にします。コンポーネントの設計変更等の判断を、開発の早い時期に行うことが可能になるため、開発期間の短縮や開発終盤での手戻り防止、また試作車製作工数の削減に大きく貢献します。開発をコンポーネントごと個別に進めることも可能になります。
電動化
電力回生式・双方向DC電源[Elektro Automatik]
圧倒的なコンパクトさと最高レベルの電力回生効率を実現した双方向DC電源です。拡張可能で、A運用性がよく、eモビリティ電装品の大電力評価試験に貢献します。(30kW/1台、180kW/ラック1本、1920kWまで並列可能、3相200V/400V入力に自動で対応)
モータエミュレータ[D&V Electronics]
モータの挙動を強電も含めて模擬することができるモータエミュレータです。実機のモータがない状態で、インバータの設計開発・耐久評価、フェールセーフ評価を行うことができます。高拡張性のため、外部シミュレータやPHILとの連系が可能です。
電動化対応DAQシステム[imc Test & Measurement]
今後ますます進む電動化に伴って必要となるメガヘルツ領域をカバーした高速データロガーと-40~125℃(最大)の耐環境性能および1000Vまでの絶縁性能を兼ね備え安全な計測を可能にするアナログ/CAN変換器を展示します。寒冷地での車両試験から恒温槽内部でのバッテリ充放電試験など、過酷な試験環境でも温度・振動・応力の計測に加え車両のCAN-FDのロギングを実現します。さらには波形の解析や自動レポートまでエンジニアを強力にサポートします。
オールインワンモータトルク試験ベンチ[Magtrol]
モータの性能評価に必要なトルクセンサー、負荷ブレーキ、負荷制御・計測ソフトウェア、モータ固定治具一式を備えた、オールインワンのモータトルク試験ベンチシステムです。モータ試験が始めての方でも容易にT-N特性などのモータ性能評価を始められます。最大出力20W~14kWまでのモータトルク試験に適応します。
自動運転
V2Xエミュレータ[Spirent Communications]
仮想環境と協調して車両200台以上のV2V/V2Iメッセージを無線通信レベルで模擬し、V2Xシステムをシミュレーション環境で検証できるHILSです。屋外走行テストを大幅に減らし、開発の効率化に寄与します。また、車両運動シミュレータや交通流シミュレータのテストシナリオを読み込み、既存資産の活用も可能です。
IoT・小型モビリティ無線通信評価[Bluetest/RanLOS]
自動配送ロボットやドローンなど小型モビリティの自動運転に欠かせない技術の一つが無線通信です。搭載アンテナや無線通信品質を実環境をシミュレーションしながら評価することができるシステムです。 RanLOS社のCATR(コンパクトアンテナテストレンジ)は高速道路や郊外でよくみられるLine-Of-Sight(直接波)環境を、Bluetest社のリバブレーションチャンバは都市部でよくみられるRich Isotropic Multipath(反射波)環境を模擬できます。
走る水準測量/路面性状計測システム/「TN-Twin Tracker」[東陽テクニカ]
路面性状計測システム「TN-Twin Tracker」は、従来センサーのレーザー本数を増設することで測定範囲を拡張し、高速道路での時速80km走行時でも走行車線と追越車線の2車線分の路面プロファイルの測定が可能です。また、高速道路だけではなく一般道路においても使用できるため、道路管理、車両耐久試験や乗り心地試験といった自動車開発、運転支援開発、テストコース管理などでも利用できます。
*TN-Twin Trackerは「ネクスコ東日本エンジニアリング」と「東陽テクニカ」の共同開発製品です。
ドライビング&モーションテストシステム・統合制御システム DMTS[東陽テクニカ]
様々な環境下の実路走行をラボ内でシミュレーション再現する先進エコシステムです。AD/ADAS機能試験やEV性能試験など、高度化・複雑化し、増加の一途となる実路試験の台上化が急務となっている開発現場に貢献するため、各種システムを統合して、統合HiLSからViLSまで、目的の台上システムの実現に貢献します。シャシダイナモ、カメラやレーダなどの各種ターゲット、緯度経度やV2Xまでリアルワールドを再現させながら、車両や各種機能の評価が可能です。
True Sim[東陽テクニカ]
東陽テクニカが開発した実写映像内で自由に視点移動ができるソフトウェアです。CGで作られた仮想空間と違い、実写映像を使用できることが大きな特徴です。通常のビデオは撮影した通りの映像しか再生できませんが、True Simでは車速や視点位置を車両運動に合わせて再生できます。実映像のドライビングシミュレータとして応用することやEuro NCAPなどのADASカメラの性能検証試験に応用することが可能です。
視線計測システム[Smart Eye AB]
カメラで撮影した映像からリアルタイムに被験者の視線、頭部運動、瞼開度、瞳孔径を出力するシステムです。計測のために被験者が身に着けるハードウェアはなく、被験者の自然な状態を計測することが可能です。カメラのレンズの先端にはバンドパスフィルターを取り付けており、専用のLEDの波長の光以外は遮断するように設計されています。そのため、実走行時のような明るさの変化が大きい環境でも安定した計測が可能です。
実車走行受託試験サービス[CSI]
X開発車両をお預かりし、ヨーロッパ、及び、中国のあらゆる地域でイタリアCSI社による走行試験を行うことにより車両開発をサポートします。ADAS、オートパーキング、バッテリ充放電、インフォテイメント、耐久など、各種機能の評価試験に対応し、データ測定とレポート作成を行います。車両台数、地域、季節、運転内容など各種条件につきご相談ください。
AD/ADAS研究開発用データロガー[Zuragon]
AD/ADASで使用されるカメラ、LiDAR、レーダなどのセンサ信号やCAN、LINなどの車内バス信号などを同期して保存、再生、解析するためのデータロガーです。車載カメラに使用されているGMSLやFPD-Linkなどの規格にも対応が可能です。あらゆるセンサデータを1つのロガーに保存することで、データの解析効率が高まります。保存したデータを再生する機能はECUの開発にも応用することができます。
データマネージメント
データ管理とテスト管理のDXソリューション[Peak Solution]
ものづくりのスピード化と低コスト化にはDXの活用が注目されています。テストデータとテストプロセスを連携しデータベース化することで、プロセスの見える化と効率化が図れ、またデータは諸元情報や履歴と共に一括管理され利活用を容易にします。 グローバルな情報共有、OTAによるリモート開発、AIやビッグデータ活用など、DXを活用したものづくりのためのソリューションを提供いたします。
デジタルツイン
高速ソフトウェア・バージョン管理ツール「Helix Core」/デジタルアセット管理ツール「Helix DAM」[Perforce Software]
デジタルツインなど、ゲームエンジンを活用した新しい3DCG制作技術を自動車開発に導入する際に問題になるのが、膨大なデータの効率的な管理です。「Helix DAM」はゲーム業界で広く活用されているバージョン管理ツール「Helix Core」を基盤とし、あらゆるデジタルアセットを安全に保管するだけでなく、共同作業やレビュー、進捗管理などを容易にするWebベースのクリエイティブ制作プラットフォームとしても貢献します。
サイバーセキュリティ
バイナリベース脆弱性診断ツール「VCode」/自律型セキュリティプラットフォーム「XGuard」[Karamba Security]
「VCode」はバイナリベースで脆弱性診断を行い、組込みソフトウェアのセキュリティ上のリスクを可視化し、脆弱箇所の修正方法を提案します。SBOMの生成・管理機能も備え、サイバーセキュリティ関連標準へのコンプライアンス対応を支援します。「XGuard」はデバイス上に常駐し、マルウェアの存在を検知すると自動で実行を阻止する組込み型エージェントと、バックエンドでのセキュリティインシデントのモニタリングおよび情報収集・分析機能を兼ね備えています。
※展示製品は予告なく変更する場合がございます。ご了承ください。
【主催者公式サイト】
人とくるまのテクノロジー展 2023 NAGOYA
ご来場は事前登録制です。下記公式サイト来場登録ページより登録をお願いいたします。
人とくるまのテクノロジー展 2023 NAGOYA