ST-100-FTIR フーリエ変換赤外分光法アプリケーション用クライオスタット

ST-100-FTIRクライオスタットは、標準のSuperTran(ST-100)クライオスタットと動作が似ています。 基本設計に、マルチポジションサンプルホルダーと精密リニアマニピュレーターを追加し、リファレンスと2つのサンプルを同時にロードできるようにしました。 サンプルを回転させることもできます。すべてのJanisクライオスタットと同様に、既存の機器との整合性を確保のため、設計変更を加えることができます。 たとえば、クライオスタットの設置面積を減らしたり、 サンプルのセット数を増やすことができます 。

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特長

STシリーズは、2K~800K(高温オプション使用)の広い温度範囲で簡単にご使用いただけます( 77 K~325 K(LN2)および4.2 K~325 K(LHe)の温度範囲が可能。システムのベントポートの圧力を下げることにより、4.2K未満の温度での連続運転が可能 )。いったん真空ポンプにて真空断熱した後は、冷却時には真空ポンプを使用せず冷却できます。また、サンプルは真空中に設置します。
付属するフレキシブルトランスファーチューブは、スーパーインスレーションを使用した高効率のトランスファーラインでフレキシブル部の長さも標準で約1.8mあり、冷媒の流量を調整できるフローバルブ付きトランスファーラインです。トランスファーチューブのデュアへの必要な径は、直径0.50インチです。温度コントラーラーはPID制御で内蔵ヒーターと兼用すれば50mK以下の温度安定性を得ることが出来ます。

標準機能

標準のST-100-FTIR機能は次のとおりです。

  • 真空中のサンプル
  • マルチポジションサンプルホルダー
  • トラベルが2のリニアマニピュレータ
  • スケール付きのサンプル回転
  • シリコンダイオード温度センサー
  • 分光計に合うようにフランジを取り付ける
  • 高効率極低温移送ライン
  • 直径1.63のクリアビューウィンドウポート
  • 窓の交換が簡単なOリング密閉窓
  • 液体ヘリウムまたは液体窒素の冷却

仕様

試料雰囲気 真空
温度範囲 ~2.5 K to 325 K(高温はオプション)
初期クールダウン時間 10 Kまで15 min
温度安定度(温度コントローラ使用時) 50 mK以下
クライオスタットの向き 縦/横 任意の向き
重量 (トランスファーチューブ除く) おおよそ 4.6 kg
クールダウン時の冷媒消費量 325 to 4.2 K で 0.4 L、Lhe 使用
操作時の冷媒消費量 5 K で 0.6 L/h( Lhe 使用)

注:仕様には、寄生熱負荷または実験熱負荷は含まれていません。
注:トランスファラインフレキシブル部の長さにより仕様が変わる場合があります。

オプション

  • 遠隔操作のリニアマニピュレーターおよび/または回転ステージ
  • IRウィンドウ材料、くさび形または平面平行
  • クライオスタットの設置面積を削減するコンパクトな設計
  • サンプルへの電気的アクセス
  • 温度コントローラー、ポンプシステム、ストレージデュワーズを含む完全なシステムソリューション
  • 高温動作

オプションの構成

自動リニアマニピュレーターおよび回転ステージを備えた
特注ST-100-FTIR
カスタムフランジ付きST-100-FTIR
リニアマニピュレータと溶接された取り付けフランジを備えたST-100-FTIRです。フランジはお客様の仕様に合わせて製作されました。
ST-100-FTIRスペシャル ST-100-カスタムフランジ付きFTIR