OR30シリーズ マルチJOB FFTアナライザ
OR30シリーズマルチジョブFFTアナライザは、PCベースの高性能・高機能FFTアナライザです。高速な演算処理能力、高い信頼性、使い勝手の良い操作性を継承しつつ、さらに演算処理速度の高速化を進め、 リアルタイム解析能力を従来機種(OR20シリーズ)の16倍以上に高めました。インターフェースとしてはLANケーブルを採用。市販のLANケーブルで接続可能です。
また、周波数レンジ(40 kHz)での同時収録チャンネル数最大 1000チャンネルに拡大し、ダイナミックレンジは140 dB(OR34J-4は125dB) に向上しました。これまで計測の難しかった微細な信号を多チャンネル同時に、広い周波数レンジで計測することができるようになります。
更なる高性能・高機能を手に入れ進化したOR30シリーズマルチジョブFFTアナライザは、お客様が望む計測結果を短時間かつ効率的に算出することができます。
2004年より生産を続けて参りました「OR34」4chモデルFFTアナライザは、2023年6月をもって生産終了となりました。
後継機種である「O4」をご検討ください。
特長
- 4ch~32chまでの幅広いラインナップ
- 複数台のユニットを組み合わせて1000chまでの同期計測が可能・・・・・(*)
- LANインターフェース搭載により、PCとの高速通信を実現
- 発振器標準搭載
- 内蔵バッテリー標準搭載
- 高いサンプリング周波数でレコード、FFT分析、オクターブ分析、トラッキング分析を同時に実施可能
- 励振力の同定と構造物の動特性の把握を1台で可能
- リアルタイム計測と後解析を一つのソフトウェアで実施可能
- 音・振動に加えて歪み・温度を同時計測可能 ・・・・・(**)
- CANモジュール搭載可能・・・・・(***)
- PCを使用することなくFFTアナライザ単体でレコード可能・・・・・(****)
(*)複数ユニットを組み合わせた同期計測はOR35-10J/OR36V3/OR38V3のみ可能です。
(**)歪・温度モジュールはOR35-10J/OR36V3/OR38V3に対してのみ搭載可能です。
(***)CANモジュールはOR35-10J/OR36V3/OR38V3に対してのみ搭載可能です。
(****)スタンドアローン計測はSSD搭載モデルOR35-10J/OR36V3/OR38V3でのみ可能です。