ネットワークでおさえておくべき標準化団体で、標準化団体のひとつとしてIETFについて紹介しました。RFCはIEFTが発行している公開文書です。新人さんは先輩エンジニアに「質問する前にRFCを読みましょう」「仕様はRFCで確認しましょう」と言われたりしますが、そもそも読み慣れていないと、どうやって読んだらいいかわかりません。今回は、RFCとはなにか、RFCの読み方などについて、など私の経験をもとにご紹介します。 list 目次RFCとは？RFC文書のステータスRFCの原文RFCリーダーRFCを読むときのコツRFCとは？RFC(Request For Comments)はインターネットで用いられる技術の標準化や運用に関する幅広い情報共有を行うために公開されるIETF文書シリーズです。インターネットの様々な技術的仕様、ルール、情報、TIPSを公開しています。RFC文書のステータスRFC文書は一度公...

ネットワークを勉強しているとレイヤーやプロトコルにより標準化団体が複数出てきます。慣れないうちはこれはどこだっけ？となってしまうことがあります。今回は、ネットワークでおさえておくべき代表的な標準化団体の特長について説明します。 list 目次IETF（Internet Engineering Task Force）IEEE（Institute of Electrical and Electronics Engineers） ITU（International Telecommunication Union）ICANN（Internet Corporation for Assigned Names and Numbers）3GPP（3rd Generation Partnership Project）インターネットで仕様を調査する際の注意点IETF（Internet Engineering Task Force）IETFIETFは、イ...

*This article is an English translation of the Engineer Notes article as of Dec 13, 2021.*Please note that the content may have been updated since then.Original ArticleWhen you're conducting network monitoring or packet capture, you might come across instructions in product manuals that say something like "Connect to a TAP or SPAN." Both TAP and SPAN are ways to see what's happening with your network traffic. But what's the difference betwee...

ネットワークモニタリングやパケットキャプチャを行う際、製品のマニュアルには「TAPまたはSPANに接続してください」という指示が記載されていることがあります。それらはともにネットワークの可視化する際に用いられる方法です。では、それらの違いはなんでしょうか。あとから「こんなはずじゃなかった…」とならないためにも違いを知っておく必要があります。本記事では、TAP、SPANのそれぞれの特徴と選択方法について解説します。 list 目次パケットの可視化手段TAP接続のメリット、デメリットSPAN接続のメリット、デメリットTAPとSPAN、どちらを使うべきか当社で推奨しているTAP製品あとがきパケットの可視化手段ネットワークモニタリングやパケットキャプチャなどパケットベースでの解析を行う際は、まずネットワーク上に流れているトラフィックを取得する必要があります。なんの準備もなくスイッチ...

今年で19回目となる世界最大級のディスプレー技術の国際会議『IMID (International Meeting on Information Display) 2019』（以下『IMID2019』）で、液体の不純物イオン測定装置LT1000を用いた研究成果の発表と共に、装置の展示を行ないました。『IMID 2019』は8月27日から30日の4日間に渡り韓国慶州のHICOで開催されました。参加者は1800人を超え、合計661件 (Plenary 4件、Invitedおよび口頭発表257件、ポスター発表368件、その他チュートリアル等を含む) の発表がありました。大阪府立大学の内藤裕義教授の研究グループとの共同研究成果として、LT1000で得られた発光ポリマー(Super Yellow)中のイオン量の多寡と、それぞれの有機EL素子の初期特性の高低の相関についての発表を行ないました(P01-111: Infl...

この度、2019年2月6日（水）から8日（金）まで開催される「第23回 機械要素技術展」（会場：東京ビッグサイト）に出展いたします。 当カンパニーで開発中のスマートフォンを振動収集デバイスとして活用する工場設備の日常点検ソリューションのデモを行います。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。展示会概要展示会名称：第23回　機械要素技術展会期2019年2月6日（水）～8日（金）10：00～18：00（8日のみ17:00終了）会場東京ビッグサイト　東8ホール小間番号東5-20展示会案内ページhttps://www.toyo.co.jp/mecha/seminar/detail/mtech2019.html公式Webサイトhttps://www.japan-mfg.jp/ja-jp/about/mtech.html出展内容モバイルアプリケーションとWEBサービスのセットで、工場設備の日常点検を...

RSA® Conference - CFI Challenge当社は３月にサンフランシスコにて開催されるRSA Conference 2019 にてセキュリティ解析ソリューションをコンセプト出展いたします。また当社取り扱いのSYNESIS及びGarland社製品も同時に出展いたします。ご来場の際は当社ブースにお立ち寄りください。皆様のご来場をお待ちしております。※社名は「TOYO Corporation」での出展となります。展示会概要 展示会名称 RSA Conference 2019 会期 2019年3月4日（月）～8日（金） Expo期間は2019年3月5日（火）～7日（木） 10:00～18:00（7日のみ15:00で終了） 会場 Moscone Center, 747 Howard Street San Francisco, CA 94103 Webサイト https://www.rsaconferen...

ブロックチェーンの仕組みと攻撃当社ではブロックチェーン普及に伴って革新されるネットワークの未来のために、新しいセキュリティやサービスの開発に取り組んでいます。今回はブロックチェーンの基本的な仕組みとブロックチェーンに対して行われる攻撃手法例について説明します。■ブロックチェーンの基本的な仕組みブロックチェーンの基本的な要素は分散台帳と、コンセンサスです。分散台帳は過去の取引をすべてたどることができるようなブロックのつながりで、ネットワーク上で共有されています（公開されない仕組みのブロックチェーンもあります）。ブロックのつながりのことをブロックチェーンと呼びます。各ブロックをつなぐ際には、分散台帳を共有する複数の人から承認をもらわなければなりません。これをコンセンサスといいます。各ブロックには複数の取引やデータを記録することができます。取引以外のデータも記録することができます。各ブロッ...

有機ELやスマートウィンドウなどディスプレイ業界の幅広いアプリケーションに使用される材料の解析ができる、不純物イオン測定システム 「LT1000」を開発しました（特許出願中）。2018 年 5 月 20～25 日に米・ロサンゼルスで開催されたディスプレイ関連の世界最大のイベント「Display Week 2018」に子会社の TOYOTech LLC を通じて出展し、初公開しました。 「LT1000」は2018 年初秋に世界同時発売予定です。(詳細は こちら)

ビッグデータ・AI（人工知能）で計測を支援当社は、さまざまな計測ニーズに対して、長年に渡り培かってきた計測技術と最先端のビッグデータ・AI技術との融合により、計測データのさらなる有効活用と新たな付加価値お客様に提供できるよう支援いたします。AIを活用した事業展開の適用検討 ビッグデータ分析手法の提示 AI分析アルゴリズムの選定 概念実証(PoC : Proof of Concept)の開発 AI導入のためのシステム実装など ビッグデータ・AI活用支援サービス近年、ビッグデータ・AIは大きく進歩しています。異なる分野の技術を組み合わせて、新たな価値を生み出すという働きが加速しています。計測分野でも、最先端の計測技術と新たなビッグデータ・AI技術の融合が進み、従来の限界を超える計測・解析することが可能となってきました。AIの浸透のスピードが速まっている中、貴社は自社の計測システムにAIの活用を考えていませ...