【ニュースリリース】大容量パケットキャプチャ/解析システム「SYNESIS」100Gbpsまでフルレートキャプチャ可能なポータブルタイプで小型化を実現~5Gの解析に活用、従来比50%の大きさで持ち運びやすく~

SYNESIS

 

株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野俊也)は、大容量パケットキャプチャ/解析システム「SYNESIS」の100Gbps(ギガビットパーセカンド)に対応するポータブルタイプにおいて、従来モデルの体積に比べ、50%の小型化を実現しました。5Gの活用が進むネットワークにおいて、可搬性の高いソリューションを提供することで速やかな障害解析と高品質ネットワークの実現に貢献してまいります。

背景/概要

~高速・高品質なネットワークの継続的な提供に迅速な障害対応が求められるパケットキャプチャ装置~

5Gの商用サービスへの活用深化とともに、通信業界ではこれまで以上に高速かつ高品質なネットワークの継続的な提供が求められています。そのため、各通信業者は、万が一ネットワークで障害が発生した場合にも迅速な対応ができるよう、高速ネットワークに対応できるパケットキャプチャ装置を常備しています。

~複雑化するネットワークに対応可能な可搬性の高いモデルを開発、障害解析の利便性・迅速性に貢献~

東陽テクニカの大容量パケットキャプチャ/解析システム「SYNESIS」は、100Gbpsでも取りこぼしなくキャプチャできること、持ち運びが可能であることから複数地点にそれぞれパケットキャプチャ装置を設置する必要がなく、効率的に障害解析を行える点で評価されています。

さらに、今後ネットワークがより複雑になり障害解析地点が増えることに備え、パケットキャプチャ装置の可搬性の高さが焦点となり、小型化および軽量化の要望に対応すべく開発を進めてまいりました。このたび、障害解析の利便性、迅速性に貢献するモデルとして、100Gbps対応ポータブルの大きさを50%小型化(従来品体積比)することに成功しました。

今後も東陽テクニカは、企業理念の一つである「“はかる”技術で未来を創る」のもと、技術革新と産業発展に貢献しあらゆる社会課題の解決、持続可能な社会を実現するため、ネットワーク解析・監視システムの開発・提供を進めてまいります。

製品データ

  • 製品名:大容量パケットキャプチャ/解析システム「SYNESIS」ポータブル型100Gbpsモデル
  • 販売開始:2021年12月10日
  • サイズおよび重量:25.4 x 38.1 x 17.8cm、9.5kg

(参考) 従来品サイズおよび重量:33.9 x 43.0 x 25.0cm、21.2kg

「SYNESIS」 の主な特長

ネットワークを流れるトラフィックをキャプチャし、その統計やパケットの翻訳を表示するLANアナライザで、高トラフィックの通信障害解析を目的とした大容量パケットキャプチャ/解析システムです。

主要なイーサネット規格1/10/25/40/100GbEに対応、高速大容量であってもとりこぼしなくキャプチャできること、サポート体制が充実していることなどから、国内外の通信会社をはじめ、金融や官公庁を中心に多くのお客様に採用されています。;

checkロスしないパケットキャプチャ力
高速な100Gbps(ギガビットパーセカンド)で流れるデータもとりこぼしなく100%確保
check高速なパケット抽出力
ディスク書き込み時にインデックス情報を同時に保存することで、検索する時間を大幅に短縮
-蓄積したパケット情報から必要なデータを高速で抽出・解析可能
check用途に応じた豊富なラインアップ
ポータブル型、ラックマウント型を合わせて全17種類をラインアップ