Microflown Technologies
過渡的であったり、非定常な音の音源探査は、複数本のセンサによる同時測定を必要とします。アコースティックカメラは、複数本のPU プローブを用いてグリッドアレイや分散アレイを構成し、非定常音響現象をリアルタイムでマッピング出来る測定システムです。
従来から音計測に用いられているマイクロホンは、ほとんど指向性がありません。それに対しMicroflownプローブは小型で指向性が高いため、目的の方向から発信する音に起因する音響粒子速度に反応します。被測定物に近接させて「音響粒子速度を聞く」ことにより、ピンポイントで音源を特定することができます。
表面インピーダンス測定システムは、素材の音響特性を測定するソリューションです。従来の音響管等による吸音率測定のように、サンプルを切り出して計測する手法ではなく、サンプルを取り付けた製品本来の状態のまま、吸音率を求めます。
PUプローブは1/10"マイクロホンと超小型音響粒子速度センサを1つずつ内蔵したプローブです。 プローブのサイズや受感方向を数パターンご用意しておりますので、ご用途や測定対象に合わせたモデルを選択いただけます。
空間の音の流れを計測するためには音を三次元的にとらえる必要があります。 USPはマイクロホンとX, Y, Z各方向に音響粒子速度センサを内蔵した音響プローブです。音圧と3方向の音響粒子速度をプローブ1本で計測でき、音響ベクトルセンサとして、音がどの方向に進行しているかをとらえることができます。
無指向性の体積速度音源です。 音の出力口にリファレンスとなる音響粒子速度センサが組み込まれており、正確な体積速度の測定が可能です。 低周波帯域(30~500Hz)と中高周波数帯域(300~12kHz)のモデルを用意しています。