ファイルまたはフォルダを比較する

2つのファイルまたはファイルバージョンを比較する手順は以下のとおりです。

  1. [ディポ]パネルで、比較する2つのファイルを選択します。

    または、一方のファイルのみを選択してコンテキストクリックし、[比較...]を選択して[差分]ダイアログを開き、比較するもう一方のファイルまたはファイルバージョンを指定することもできます。

  2. コンテキストクリックし、[比較...]を選択します。

    [差分]ダイアログが表示されます。

  3. 比較するファイルのリビジョンを指定し、[差分]をクリックします。

    P4VがP4Mergeを起動し、指定したリビジョンファイル間の差分を表示します。

    ショートカット: 一方のファイルをもう一方のファイルにドラッグしてドロップします。

2つのフォルダを比較する手順は以下のとおりです。

  1. [ディポ]パネルで、比較する2つのフォルダを選択します。

  2. コンテキストクリックし、[比較...]を選択します。

    [差分]ダイアログが表示されます。

  3. 比較するフォルダのリビジョンを指定し、[差分]をクリックします。

    P4Vがフォルダdiffユーティリティを起動し、指定したリビジョンフォルダ間の差分を表示します。

    現在のクライアントビューに基づいて結果が表示されます。追加および削除されているファイルについては、追加された場所または削除前に保存されていた場所がフォルダdiffユーティリティに表示されます。

    代替方法: 一方のフォルダをコンテキストクリックし、[比較...]を選択して、比較するもう一方のフォルダを[差分]ダイアログで選択します。

2つのフォルダリビジョンを比較する手順は以下のとおりです。

  1. フォルダをコンテキストクリックし、[フォルダ履歴]を選択します。

  2. [フォルダ履歴]パネルで、一方のリビジョンをクリックしてもう一方のリビジョンにドラッグします。

    P4Vがフォルダdiffユーティリティを起動します。

    代替方法: 一方のフォルダをコンテキストクリックし、[比較...]を選択して、比較するもう一方のフォルダリビジョンを[差分]ダイアログで選択します。

2つのラベルを比較する手順は以下のとおりです。

  1. [ディポ]パネルで、適切な最上位のパスを選択します。

  2. コンテキストクリックし、[比較...]を選択します。[差分]ダイアログが表示されます。

  3. 2つの[パス]フィールドで、個々に[リビジョンを指定]をクリックし、比較するラベルを指定します。

  4. [差分]をクリックします。フォルダdiffユーティリティがラベル間の差分を表示します。

    ショートカット:[ラベル]パネルからdiffを起動するには、一方のラベルをもう一方のラベルにドラッグします。

[差分]ダイアログオプション

  • パス: 比較する2つのフォルダまたはファイル。

    [ローカルディスク上のワークスペースのバージョン]を選択すると、ワークスペース内のすべてのファイル(Perforce制御下にないクライアントマッピング内のファイルを含む)をローカル構文を使用して表示できます。Perforceの制御下にあるファイルのみを表示するには、ディポ構文を使用します。

  • ローカルディスク上のワークスペースのバージョン: ディポから取得して編集した後に加えた変更内容を含む、クライアントワークスペース内のファイルリビジョン。

  • 最新リビジョン: 最後にディポにサブミットされたリビジョン(ヘッドリビジョン)。

  • 所有リビジョン: 最後に取得したリビジョン。

    ディポから取得した後に加えた編集内容は含まれません。

  • リビジョンを指定: リビジョン番号、チェンジリスト番号、日付、ラベル、ワークスペースを使用して目的のリビジョンを指定できます。

ワークスペースの一貫性を確認する

オフラインでの作業後にワークスペースを照合する必要がある場合は、Perforceサービスに未接続で使用するを参照してください。

ワークスペース内のファイルとディポ内のファイル間で共通する不一致を検出するには、目的のフォルダを選択することにより、ワークスペースとディポを比較できます。

フォルダを比較する際は、フォルダdiffユーティリティで以下のような問題を検出できます。

  • ディポに追加するかディポから削除する必要のあるファイル(ワークスペースで作成または削除されたファイル)

  • ワークスペースに取得する必要のあるディポ内のファイル(取得後にディポ内で変更されたファイル)

  • 編集されているがサブミットされていないファイル。

  • 最初に編集目的で開かれていないか、書込み権限を設定しないで変更されたローカルファイル(viで:w!を使用した場合など)

フォルダdiffユーティリティは以下のようなクライアントビューマッピングの不一致も検出します。

  • マップされていないかマップが変更されたファイルおよびディレクトリ

  • ワークスペースに取得され、その後クライアントビューから削除されたファイルおよびディレクトリ

  • ローカルワークスペースに存在するが、現在のクライアントビューに存在しないファイルおよびディレクトリ

クライアントビューに加えた変更によって生じる不一致を防止または修正するには、影響を受けるファイルを取得します([最新リビジョンを取得]を選択します)。

指定の時点のディポの状態を表示する

[リビジョンを指定]を選択すると、対応するパネルが指定した日付、チェンジリスト番号、ラベルに基づいてディポの状態を表示します。この機能を使用すると、指定した時点のディポ構造をファイルを取得せずに表示できます。これはP4WebのBack in Time Browsingと似ています。