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QClsOffRainflowFeedSamples関数
ClsOffRainflowFeedSamples関数は、実際にレインフロー法でカウントを行う対象データを与えるための関数です。パラメータは以下のようになります。
ClsOffRainflowFeedSamples(ClsHandle, Samples)
| ClsHandle | ClsOffRainflowInit1関数で作成された変数 |
|---|---|
| Samples | 解析対象とするデータの変数 |
この関数は複数回実行することができます。例えば試験をN回行っていてそのN回分のデータをまとめて1つのカウント結果としたい場合、この関数をN回繰り返すことで実行できます。
QClsOffRainflowAddResidue関数
レインフロー法におけるカウントでは、1回分のカウントに満たない成分がレジデュー(Residue)として扱われます。この関数ではこのレジデューを最終的なカウント結果にどのように反映させるかの設定を行います。パラメータは以下のようになります。
ClsOffRainflowAddResidue (ClsHandle, _Weight)| ClsHandle | ClsOffRainflowInit1関数で作成された変数 |
|---|---|
| _Weight | カウント結果に反映させるための重み |
_Weightとしては0~1の範囲の値が設定可能ですが、実際に入力するべき値としては3通りです。
0:レジデューの値はカウント結果には反映されません。
0.5:レジデューの値はハーフサイクルと同じものとしてカウント結果に反映されます。
1:レジデューの値は1サイクルと同じものとしてカウント結果に反映されます。
つまり、_Weightが1に近いほどカウントの結果が大きくなります。
なお、ClsOffRainflowInit3関数の_Calculationにおいて2 (ASTM E1049)を選択している場合は、このアルゴリズム自体でレジデューの扱いが定義されているため、この_Weightのパラメータ設定は無視されます。
Q変数名の命名方法
変数はその名前で認識されます。
大文字と小文字の区別はありません。
使用可能な変数名は、
- 最大255文字以下
- 数字で始まらない
- 他の変数名と同じでない
- シーケンス(マクロ)コマンドと同じでない
- 定数の名前と同じでない
- 演算シンボルと同じでない
以下のシンボルは変数名には使用できません。
- + - ( ) * / ^ = { } [ ] < > |
- スペース、セミコロン、クォーテーションマーク、カンマなども使用できません
注意
日本語、クエスチョンマーク(?)やイクスクラメーションマーク(!)などの特別な文字を名前に使用することは、できるだけ避けて下さい。
例えば、クエスチョンマークは、変数名に使うことを許可されていますが、場合によっては予想できない結果をもたらす場合があります。一般的に、変数名とファイル名は同じになりますが、クエスチョンマークはファイル名には使用できません。なぜなら、パラメータ付きでマクロシーケンスを呼び出す場合、ク エスチョンマークをワイルドカードとしてファイル名に使うからです。
関数の名前を変数名に使用することは可能ですが、混乱を避けるために使用しないでください。
QVibrationFilterのサンプリング周波数
エラーメッセージは以下の通りです。
VibrationFilter(...): アナログフィルターの係数が有効でないか、サンプリングレートが適合していません。
VibrationFilter関数はISO2631に従い、指定された周波数重みを作成します。この周波数重みはアナログフィルターの係数を指定して計算しますが、この係数が間違っているか、解析したい信号のサンプリング周波数が低いことを意味しています。
アナログフィルターはこの関数が内部で使用していますのでユーザーの設定には関係ありません。恐らく解析したい信号のサンプリング周波数が低いことが予測されます。
各周波数重みに対して周波数バンドは以下のようになっています。
ISO 2631-1, 2nd edition, 1997 に準拠した周波数特性
|
10 |
Wk, Z方向、頭部を除いた横臥姿勢での垂直方向(z) |
|
11 |
Wd, X・Y方向、横臥姿勢での水平方向(X,Y) |
|
12 |
Wf, 乗り物酔い |
|
13 |
Wc, シートバックの測定 |
|
14 |
We, 回転振動の測定 |
|
15 |
Wj, 横臥姿勢での頭部の振動 |
処理したい信号は以下の周波数より高くなければなりません。
|
10 |
>200Hz |
|
11 |
>200Hz |
|
12 |
>1.26Hz |
|
13 |
>200Hz |
|
14 |
>200Hz |
|
15 |
>200Hz |
Q日付フォルダー内のデータをループで結合する方法
フォルダー名が日付になっていると”その1”の方法ではエラーが表示されてしまいます。どのように対応すればよいですか?
; C:\imc\dat\Experim\ ; | ; |__ 2003-01-23 10-31-22 (1)\ ; | Channel1.DAT ; | Channel3.DAT ; |__ 2003-01-23 10-31-32 (2)\ ; | Channel1.DAT ; | Channel3.DAT ; |__ 2003-01-23 10-31-42 (3)\ ; | Channel1.DAT ; | Channel3.DAT
上記のようにフォルダー名にスペースや括弧が含まれている場合、関数"LOAD"はパスを認識できません。
このような場合、ファイル関数を使用してください。
Example
;;;;ダミーデータの作成
Channel1 = Leng(0,0)
Channel3 = Leng(0,0)
;;;;Main Loop
FID = FsFileListNew("c:\imc", "*.*", 1, 0, 0)
i=1
While i<=FsFileListGetCount(FID)
;;;;ファイル名の作成
dir = FsFileListGetName(FID,i)
Name1 = dir + "\Channel01.RAW"
Name2 = dir + "\Channel03.RAW"
;;;;データの読み込み
DID = FileOpenDSF(Name1,0)
data1 = FileObjRead(DID,1)
Err = FileClose(DID)
DID = FileOpenDSF(Name2,0)
data2 = FileObjRead(DID,1)
Err = FileClose(DID)
;;;;データの結合
Channel1 = Join( Channel1, data1)
Channel3 = Join( Channel3, data1)
i=i+1
End
FsFileListClose(FID)
QCSVファイルを読み込むためには?(XLSテンプレート利用)
Q逆Aウェイティングをかけられますか?
QVersion 6.0F or 6.0L を区別する方法
バージョン確認方法
①NVGate Version 6を"ハードウェアモード"で起動してください。
②"アナライザ設定ブラウザ/フィルタビルダー"の左側にある+アイコンをクリックしてください。

③"微分器"の有無を確認してください。

参照先
- "微分器"有: NVGate V6Fリリースノートを参照してください。
- "微分器"無: NVGate V6Lリリースノートを参照してください。
QClsOffRainflowGetMatrix関数
ClsOffRainflowGetMatrix関数は、ここまでの関数により設定された解析方法、与えられたデータによるカウント結果を返すための関数です。記述は下記のようになります。
RainflowMatrix = ClsOffRainflowGetMatrix(ClsHandle)
ここで、式の左辺は結果の変数の名前、ClsHandleはClsOffRainflowInit1関数で作成された変数です。
この関数で得られる結果は、下図のような奥行き方向の存在する3次元データです。
X軸、Z軸にどのような意味が割り振られるかは、ここまでに説明した関数で決定されます。

QMatrixSumLines関数
MatrixSumLines関数はレインフロー法とは直接関係の無いもので、3次元データの編集を行うための関数です。この関数を利用することで、本来3次元であるレインフロー法の解析結果を、クラスカウント法のような2次元の結果に変換することができます。なお、疲労寿命推定は3次元データのままで計算可能です。
結果の表示や出力の際に見やすい形とするために利用できます。
記述は下記のようになります。
ResultRainflow = MatrixSumLines(RainflowMatrix, 0)
ここで、式の左辺は結果の変数の名前、RainflowMatrixはClsOffRainflowGetMatrix関数で作成された3次元のカウント結果の変数です。末尾の数値は0または1が設定できます。
末尾の0または1に応じて、3次元の結果をX軸、またはZ軸方向にまとめて2次元の結果に変換します。
例として下図のようなMean, AmplをX軸、Z軸として持つ3次元データにこの関数を適用してみます。

末尾が0の場合、X軸方向にすべての結果が合算され、左側のようにMean-Countの2次元のカウント結果となります。同様に末尾が1の場合、Z軸方向にすべての結果が合算され、右側のようにAmpl-Countの2次元のカウント結果となります。ここまでの関数を利用することで、X軸、Z軸をどのように設定するか、最終的な結果をどちらにまとめるか、を任意に設定可能です。
Q位相データを連続で表示するには?
Q関数"Smo"の係数の求め方
次のシーケンスから求めることができます。
例えば、7点の係数を求めます。
imp = Ramp( 0, 1, 100) * 0 imp = Set( imp, 50, 1) Res = Smo( imp, 7 )
この結果より次の係数を取得することができます。
| 0.04 | 0.12 | 0.20 | 0.28 | 0.20 | 0.12 | 0.04 |
これらの係数は以下のように反映されます。
y[u] = 0.04 * u[k-3] + 0.12 * u[k-2] + 0.20 * u[k-1] + 0.28 * u[k] + 0.20 * u[k+1] + 0.12 * u[k+2] + 0.04 * u[k+3]
Q文字列の連結1
Qアクティブトレースを変更したい
QエクスポートしたWAVファイルを正しく読めない
通常は、仕様上、WAVファイルは整数値データしか扱うことができません。
NVGateではWAVファイルの仕様を拡張して物理量を扱うことができるようにしています。
他のソフトウェアで読み込むためにはNVGateのWAVファイル内に記述された感度情報を取得する必要があります。
感度情報の取得方法は、当社で製作したプログラムを利用してください。
下記に示すアドレスからダウンロードできます。
NVGate専用Waveデータ情報取得プログラム
Q文字列の連結2
Q周波数データの微分・積分
周波数データの微分・積分は角速度の乗算・減算より求めます。
条件
OROSデータがDATAという変数で既に読み込まれていると仮定します。
また、例題として変数”DATA”は速度データとして、微分・積分の例を示します。
サンプル・シーケンス
以下のシーケンスを作成してください。
;------------------------------------------- ;DataはOROSで測定した周波数解析結果です。 ;OROS用のインポートフィルターを使用した場合 ;データはdBで出力されますのでリニアに変換します ;------------------------------------------- Velocity = 10^(Data/20)
;------------------------------------------- ;X軸(周波数データ)をデータから作成します ;------------------------------------------- Freq = Ramp( XOff?(Velocity), XDel?(Velocity), Leng?(Velocity))
;------------------------------------------- ;積分(変位) ;積分して、オリジナル比較できるようにdBに変換します。 ;------------------------------------------- Displacement = dB( Velocity / PI2 / Freq )
;------------------------------------------- ;微分(加速度) ;微分して、オリジナル比較できるようにdBに変換します。 ;------------------------------------------- Acceralation = dB( Velocity * PI2 * Freq )
結果

注意:
詳細は信号処理関連の文献を参照してください。
Q単位の自動計算
FAMOSは演算を行う際に単位を考慮します。
Example1
例えば、I=3[A],V=12[V]であれば、Wat=36[W]となります。
I = 3 'A' ;シングルクォーテーションです
V = 12 'V'
Wat = I * V
Show Wat

Example2
単位系にはSI単位系が使用されます。
Weight=60 'kg' g=9.80665 'm/s^2' Force = Weight * g

Example3
ユーザー単位系を使用したい場合、ダブルクォーテーションを使用してください。
Weight=60 '"kg"' g=9.80665 '"m/s^2"' Force = Weight * g

Q“加速度”を2階積分して“変位”に変換するにはどうしたらよいですか?
(NVGate V7以降)
アナライザから入力した”加速度”波形(横軸:時間)を2階積分して”変位”で表示したい場合。
積分を行うためには2種類あります。加速度を測定した場合を例とします。
(A) 加速度を時間系列で積分してからFFT解析
(B) 加速度をFFT解析してから、周波数軸で積分
(A) 加速度を時間系列で積分してからFFT解析
メニュー”入力設定>フィルタ設定”をクリックして、積分1を入力1に接続してください。


フィルタ接続プロパティが表示されますので、タイプに”HP + 2階積分”を選択して、”OK”ボタンをクリックしてください。

(B) 加速度をFFT解析してから、周波数軸で積分
FFT結果ウィンドウ上(灰色箇所)で右クリックしてください。微積分というメニューが表示されます。 この場合、加速度のFFT結果に2πfを掛けたり、割ったりする単純な数値演算です。(dt 1階積分、dt^2 2階積分、dx/dt 1階微分、dx/dt^2 2階微分)







