当社は1993年に電圧保持率測定システム(VHR型)を発表して以来、様々な液晶物性評価システムを開発・製造してきました。今後も新たなソリューションを提供することで、LCD業界の発展に寄与します。
東陽テクニカ(液晶物性評価)
6790シリーズは、従来にはない高電圧を印加しながらインピーダンス測定を行うための保護回路を含んだインターフェースです。DC電圧±2kV、AC電圧±400Vを測定対象物に印加し、周波数特性1mHz~100kHzのワイドレンジでのインピーダンス測定を実現します。システム構成はインピーダンスアナライザ、高電圧DC/AC電源、高電圧インターフェースの3点を組み合わせ、各種サンプルホルダにも対応できます。
6254型は、電圧保持率、残留DC電圧及びセルイオン密度測定を1台で行うことのできるシステムです。
TFT-LCD評価システム 「LCM-3A型」は、液晶材料や仮想現実(VR)、拡張現実(AR)などに使用されるLCOS(Liquid crystal on silicon)のほか、LCD実パネルを直接測定できる液晶物性評価システムです。
EC-1型はフレデリクス転移を用いた測定手法でK11(スプレイ)、K33(ベンド)の測定を行います。また、誘電率異方性(Δε)の測定もEC-1型で行えます。
SR-6517型は、高感度エレクトロメータ/ソース、液晶を注入する液体電極、液体電極をノイ ズから守るシールドボックスから構成されており、比抵抗の高い液晶材料の測定を可能にしております。
本装置では磁場装置を必要とせず、 液晶セルでの回転粘性率(γ1)の算出に必要なデータ (ダイレクタ・スイッチングピークや不純物イオンピークの電流値・時間) を測定することができます。 なお、追加機能として、電圧保持率、イオン密度及び残留DC測定も可能です。