NCLプローブ
NCLシリーズは、装置のフィードバックループが高い周波数に対応していない場合や、光検出器システムがカンチレバー長さに制約を受ける場合にNCHシリーズの代用品として推奨されるタイプです。高い操作安定性と優れた感度を兼ね備えています。NCHシリーズよりも共振周波数が低いため、最大走査速度はわずかに減少します。
特長
高分解能観察を実現する先鋭な探針
PointProbe(R) シリーズ ： 8nm 以下 （12nm 以下を保証）
探針部の仕様
材 質 ： 高ドープされた単結晶 Si
探針長さ ： 10～15 µm
ハーフコーンアングル ： 20～25°（正面から見た場合）
： 25～30°（側面から見た場合）
探針正面
探針側面
仕様
| 製品名 | 測定 モード |
タイプ | チップ コート |
反射 コート |
曲率 半径 |
カンチ レバー 長さ |
バネ 定数 |
共振 周波数 |
チップ高さ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NCL | ACモード | 低共振周波数 | - | - | 8nm | 225μm | 48N/m | 190kHz | 10～15μm |
| NCLR | ACモード | 低共振周波数 | - | Al | 8nm | 225μm | 48N/m | 190kHz | 10～15μm |
*値はティピカルです。