ワイヤレス振動センサ SVT-Vシリーズのご紹介

製品情報

 

Broadsens社のワイヤレス振動センサSVT-Vシリーズについてご紹介いたします。
ワイヤレス振動センサSVT-Vシリーズは超低消費電力設計で、非常に簡単に使用することができ、信頼性が高いセンサです。

ワイヤレス振動センサSVT-Vシリーズ

特長について

ワイヤレス振動センサSVT-Vシリーズの大きな特長の一つは、振動レベルを長時間、継続的に監視できる点です。
では、どれくらい長く使用できるのか?メーカーの公式発表では、5年間バッテリー交換が不要でご使用いただけます。(使用条件等によります)
SVT-Vシリーズは、機械の状態を継続的に監視し、計測結果を5年以上継続的に送信し続けることができる業界でも唯一*のワイヤレス振動センサといえます。他のワイヤレス振動センサは、1日に1~2回だけデータを取得しスリープ状態となる、もしくは、データを継続的に取得し続けるがバッテリーが数日で切れてしまうものが多いですが、SVT-Vシリーズは常に振動レベルを測定し、その測定結果をワイヤレスゲートウェイに送信します。
*弊社調査による。

振動測定の頻度も、業界内の他のワイヤレス振動センサよりもはるかに高いです。
他のワイヤレス振動センサが数分間隔で振動レベルの測定値を送信するのと比較して、SVT-Vシリーズはリアルタイム~10秒のインターバルで振動レベルを送信します。
さらに、データ出力レートを動的に調整する知能アルゴリズムをセンサ内に統合しており、振動イベントが検知されると送信頻度は高速モードに切り替わり、より高い頻度で振動測定データを送信します。何も起きないときは振動測定データの送信頻度は減少します。データの取得と処理をすべてセンサ内で行うことで、ワイヤレスゲートウェイの負荷を軽減しています。

これがSVT-Vシリーズが ”True Real Time ワイヤレス振動センサ” と呼ばれる所以です。

また、非常に軽量でコンパクトな設計で、他のワイヤレス振動センサと比較して、半分以下のサイズです。これらの特長は、Broadsens社のエンジニアたちによる長年の努力と、超低電力ワイヤレス設計の専門知識によって実現されました。

SVT-Vシリーズは、振動レベルだけでなく、機械の表面温度も測定します。温度センサは機械と接触するセンサの底部に取り付けられており、この構造設計が、SVT-Vシリーズの温度測定精度を高めています。他の多くのワイヤレス振動センサは、雰囲気温度しか測定ができず、かつ、その温度が機械の表面温度と10度以上異なることもあります。

振動測定データ

測定結果について

SVT-Vシリーズの測定結果は、ISO の振動規格に基づいて解釈できます。ISO 10816(JIS-B-0906 振動シビアリティ評価基準)で定義された振動レベルを参照することで、振動の監視と分析がかつてないほど簡単にできます。
ISO 10816 は、機械の非回転部分における振動の測定と評価に関する一般的な条件と手順を定義しています。

ISO-10816 JIS-B-0906 振動シビアリティ評価基準

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