ポテンショ/ガルバノスタット

ポテンショガルバノスタットとは、内部にフィードバック回路を搭載することで、2電極間の電位・電流を一定に保持することや三角波、矩形波などの
様々な波形を印加することが可能な装置のことを言います。
本装置を用いることで、作用電極―参照電極間の電位を設定したい値にコントロールする(ポテンショスタット)、もしくは作用電極対電極間の電流を
制御する(ガルバノスタット)ことで、作用電極―参照電極間の電位を測定できます (直流分極測定)。
BioLogic社のポテンショガルバノスタットは、上記の機能に加えオプションとして交流インピーダンス測定も可能です。

モデル スタンダード アドバンスド
型番 SP-50e SP-50ez SP-150e HCP-803 HCP-1005 SP-200 SP-300
最大チャンネル数 1 1 2 1 1 1 2
制御電圧 ±10 V ±10 V or 0 ~ 20 V
(20 V幅で可変)
±3 V 0.6 V~5 V ±10 V ±10 V
制御電流 ±1 A ±80 A ±100 A ±500 mA ±500 mA
電流レンジ 10 µA~1 A 10 µA~
1 A, 80 A
10 µA~
1 A, 100 A
10 nA~
1 A
10 nA~
1 A
インピーダンス測定 10 µHz~1 MHz 10 µHz~10 kHz 10 µHz ~ 7 MHz
インピーダンスの品質評価 ○( ~ 10 kHz) ○( ~ 100 kHz)
微小電流
オプション
○( 1 pA ~ 1 A)
ブースター
オプション
80 A
標準搭載
100 A
標準搭載
アナログランプジェネレータ
オプション

※シングル及びバイポテンショ/ガルバノスタットは、持ち運びにも便利な軽量・コンパクトな電気化学測定装置です。仕様はスタンダードとアドバンスドに大別され、豊富なオプションで目的に応じてカスタマイズすることができます。標準で付属する制御・解析用ソフトウェアEC-Lab®は全モデルに共通で、エネルギーデバイス、腐食、センサーなど、アプリケーションに応じて80種類以上の測定テクニックが標準で使用できます。