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エネルギーデバイスの充放電サイクル試験を行うにあたり充放電装置は研究に欠かせない計測器です。リチウムイオン電池以外にもアニオン電池、金属- 空気二次電池、キャパシタなど様々なエネルギーデバイスの研究開発が盛んにおこなわれています。当社取り扱いの充放電装置は、目的に応じた最適な装置をご提案することができます。
Bio-Logic Sciences Instruments(バイオロジック / フランス)
BCS-8XXシリーズは、150mA(BCS-805)、1.5A(BCS-810)、15A(BCS-815)の3種類のモジュールから選択でき、1台のPCから複数モジュールの制御ができる充放電装置です。各モジュールは充放電試験に加えて、サイクリックボルタンメトリにも対応しており、またFRAオプション搭載モデルの場合は周波数範囲 10mHz~10kHzまでのインピーダンス測定を行うことができます。
NOVONIX(ノボニクス / カナダ)
UHPCシリーズは、精密充放電試験(Ultra High Precision Coulometry)の略称で、カナダDalhousie大学のProf. Jeff Dahnが考案したリチウムイオン電池の寿命評価のための測定技術です。当システムでは、10ppm以下の安定度、50ppm以下の計測確度で精密充放電試験を行い、リチウムイオン電池の初期段階でわずかなクーロン量の差異による電池の副反応・寿命予測を評価することができます。
Scribner Associates(スクリブナーアソシエイツ / USA)
585は、3極式セルの制御に対応した5A出力の充放電装置です。4チャンネル並列で最大20Aの出力制御することができ、最小レンジは50μAなので、基礎研究からデバイス評価まで1台の充放電装置で対応することができます。抵抗測定(周波数範囲 1Hz~1kHz、2点)もオプションで追加することができます。
580は、3極式セルの制御に対応した1A出力の充放電装置です。最小レンジは10μAを装備し、CV制御時も自動電流レンジ切替により安定した電流測定ができます。抵抗測定(周波数範囲 1Hz~1kHz、2点)もオプションで追加することができます。
MACCOR(マッコール / USA)
8500は、最大1000V/1000A/900kWまで対応できるモジュール・パック電池向けの充放電装置です。チャンネル数、電流・電圧範囲に応じたカスタマイズでのご提案ができます。放電中のエネルギーはグリッドに回生して無駄な熱を排出しない設計です。
4000Hは、最大180V/2000Aまで対応できる充放電装置です。チャンネル数、電流範囲、電圧範囲に応じたカスタマイズでのご提案ができます。高速立ち上がり、高安定性、高確度の計測を実現する信頼性の高い充放電装置です。