AUTOSAR C++コンプライアンスモジュール
特長
AUTOSAR C++コーディングガイドライン対応
「AUTOSAR C++コンプライアンスモジュール」は、QA·C++と併用することによって、AUTOSAR C++コーディングガイドラインへのソースコードの適合度を診断することができるQA·C++の有償オプションです。
- 現在、QA·C++をお持ちでないお客様が、「AUTOSAR C++コンプライアンスモジュール」のご購入を希望される場合は、QA·C++ を別途購入する必要がありますので、ご注意下さい。
- 「AUTOSAR C++コンプライアンスモジュール」のご利用には、QA·C++ Version 4.2以上が必要となります。
AUTOSAR (AUTomotive Open System ARchitecture)
2003年に設立された自動車メーカー、サプライヤ、およびエレクトロニクス、半導体、ソフトウェア業界企業により構成されるグローバル開発パートナーシップ。AUTOSARの主要パートナーとしては、BMWグループ、 ボッシュ、 コンチネンタル、 ダイムラー、 フォード、 ゼネラルモーターズ、 グループPSA、 トヨタ、フォルクスワーゲングループが名を連ね、それ以外にも、170社以上がパートナーとしてAUTOSARの活動の中、重要な役割を果たしている。
AUTOSAR C++コーディングガイドライン
AUTOSAR開発パートナーシップによって、AUTOSAR準拠のソフトウェアコードの安全とセキュリティを確保する目的で策定されたガイドライン。2017年3月 初版発行。C++14(ISO/IEC 14882:2014)に対応。
参照URL(英語):
https://www.autosar.org/fileadmin/user_upload/standards/adaptive/17-03/AUTOSAR_RS_CPP14Guidelines.pdf
AUTOSAR C++コンプライアンスモジュールを使用するメリット
- AUTOSAR C++ベースのソフトウェア開発を促進させることができます。
- セーフティ・プログラミングやAUTOSAR C++の習得度を向上させることができます。
- ソースコードの安全性、信頼性、移植性、保守性を向上させることで、ソースコードの品質改善と将来の保守コストの削減が期待できます。
- PRQA社の他のコンプライアンスモジュールと併用することで、複数のコーディングガイドラインへの適合度を同時に評価することが出来ます。
PRQA社の取り組み
PRQA社は、過去30年以上に渡り培ってきたC++プログラミング言語およびソフトウェア開発におけるベストプラクティスに関する知見を買われ、AUTOSAR開発パートナーとしてAUTOSAR C++コーディングガイドライン策定に関わるワーキンググループへの参画を求められた唯一の静的解析ツールベンダーです。 PRQA社のコード解析ツール「QA·C++」は、AUTOSAR「Adaptive Platform」デモンストレーターのソースコードの品質およびコーディングガイドラインへの適合度を確認するために使用されました。
AUTOSAR開発パートナーシップに加入している企業にはAUTOSAR仕様書の無償利用の権利が与えられており、PRQA社の「AUTOSAR C++コンプライアンスモジュール」はAUTOSARの活動にパートナーとして参加したからこそ得られた情報・経験をもとにして開発されたツールとなります。
仕様
テクニカルサポート
技術的なお問い合わせ
AUTOSAR C++コンプライアンスモジュールに関する技術的なご質問に対しては、弊社のサポートデスクがお答えいたします。
お問い合わせ先:ss_support@toyo.co.jp
緊急の場合には、電話によるお問い合わせに対してもお答えいたします。
お取扱い時間は、 9:30~17:30(⼟⽇、祝⽇を除く)です。
ご注意:
サポートデスク宛に技術的なご質問をお出しになる場合、お客様と弊社の間には 保守契約が締結されている必要があります。
お問い合わせに際してのお願い
- お問い合わせのE-mailに、次の情報を付加してください。それによって、より早い回答をお届けすることができます。
・ ご使用になっているOSの種類とバージョン
・ ご使用になっている製品のバージョン - エラーメッセージが出ている場合は、そのエラーメッセージを正確にお送りください。GUI の場合は、画面をキャプチャした画像ファイルをお送りください。
- 可能な限り、その問題が発⽣した経緯、再現の⼿順をお知らせください
コード解析センター
コード解析センターでは、お客様のソースコードをお預かりし解析するサービスを行っております。対象の言語は、C、C++ です。
解析結果からコード解析レポートを作成し、東陽テクニカのエンジニアが、コード解析レポートに記された解析結果をレビューします。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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