MISRA-Cコンプライアンスモジュール QA・MISRA for C
特長
- MISRA-C非準拠のソースコードに対してMISRA-Cへの適合度を評価することによって、MISRA-Cベースのソフトウェア開発を促進させることができます。
- セーフティ・プログラミングやMISRA-Cの習得度を向上させることができます。
- ソースコードの安全性、信頼性、移植性、保守性を上げることができるため、ソースコード品質向上と将来の保守コストの削減ができます。
仕様
機能
QACはMISRA Cガイドラインに対応します
「MISRAコンプライアンスモジュール」は、MISRA (Motor Industry Software Reliability Association) Cガイドライン [http://www.misra.org.uk] への適合度を診断するQA·Cのオプション商品です。
QA·Cと「MISRAコンプライアンスモジュール」を併用することによって、お客様のソースコードが、MISRA Cガイドラインに適合しているか診断できます。
適用するMISRA Cガイドラインのバージョンに合わせて、MISRA-C:2004に対応した M2CM、またはMISRA-C:2012に対応した M3CMをご購入下さい。
M2CMには、QA·C Ver. 6.2以上が必要です。
M3CMには、QA·C Ver. 8.1.1以上が必要です。
現在、QA·Cをお持ちでないお客様が、「MISRAコンプライアンスモジュール」のご購入を希望される場合は、QA·C を別途購入する必要がありますので、ご注意下さい。
MISRA Cへの取り組みについて
- QA MISRAの開発元である英国Programming Researchは、欧州MISRA委員会のメンバーとして活動しています。
- (株)東陽テクニカは、日本のMISRA-C研究会(SESSAME WG3)の設立・運営に寄与し、かつ研究会メンバーの一員として活動しています。
- QA MISRAは、上記の活動の成果を反映した英国Programming Researchの正確なルール解釈に基づいて実装されています。
※ MISRA-C研究会の研究成果として、日本規格協会より次の書籍が出版されています。
MISRA-C研究会編「組込み開発者におくるMISRA-C」
MISRA-C研究会編「組込み開発者におくるMISRA-C:2004」
「MISRAコンプライアンスモジュール」の正式名称について
「MISRAコンプライアンスモジュール」の正式名称は、 MISRA Compliance Module for the MISRA C Programming Guideline です。
適用するMISRA Cガイドラインのバージョンに合わせて、MISRA-C:1998に対応した MISRA-C:2004に対応した M2CM、またはMISRA-C:2012に対応した M3CMをご購入下さい。
MISRA C ガイドラインについて
MISRA Cガイドラインは、1998年 4月に Motor Industry Software Reliability Association(MISRA) によって、 “Guidelines for the Use of the C Language in Vehicle Based Software” という表題で出版され、2004年10月には“Guidelines for the Use of the C Language in Critical System”と名称を改め、世界中の多くの意見を取り入れた改定版も出版されています。さらに、2013年3月にはC99にも対応した改定版も出版されています。
これら3つを区別するために、出版年順に、MISRA-C:1998(あるいはMISRA-C1)、MISRA-C:2004(あるいはMISRA-C2)、MISRA-C:2012(あるいはMISRA-C3)と呼ばれることもあります。
テクニカルサポート
技術的なお問い合わせ
QA·MISRA for C (MCM/M2CM)に関する技術的なご質問に対しては、弊社のサポートデスクがお答えいたします。
お問い合わせ先:ss_support@toyo.co.jp
緊急の場合には、電話によるお問い合わせに対してもお答えいたします。
お取扱い時間は、 9:30~17:30(⼟⽇、祝⽇を除く)です。
ご注意:
サポートデスク宛に技術的なご質問をお出しになる場合、お客様と弊社の間には 保守契約が締結されている必要があります。
お問い合わせに際してのお願い
- お問い合わせのE-mailに、次の情報を付加してください。それによって、より早い回答をお届けすることができます。
・ ご使用になっているOSの種類とバージョン
・ ご使用になっている製品のバージョン - エラーメッセージが出ている場合は、そのエラーメッセージを正確にお送りください。また、問題が発生した画面をキャプチャした画像ファイルをお送りください。
- 可能な限り、その問題が発⽣した経緯、再現の⼿順をお知らせください
コード解析センター
コード解析センターでは、お客様のソースコードをお預かりし解析するサービスを行っております。対象の言語は、C、C++ です。
解析結果からコード解析レポートを作成し、東陽テクニカのエンジニアが、コード解析レポートに記された解析結果をレビューします。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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