
NANOSENSORS
NanoWorld社製品は、NanoWorld(TM)とNANOSENSORS(TM)の2つのブランドから構成されています。 高分解能測定から特殊アプリケーションに至るまで幅広い分野に対応し、世界中の AFM/SPMユーザーの皆様に愛用される業界の標準プローブです。
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スーパーシャープ・シリコン(SSS)プローブ
NANOSENSORSPointProbePlusシリーズの先端をさらに先鋭化し、先端曲率半径が2nm(5nm未満を保証)のプローブです。ナノ構造およびマイクロラフネスの解像度を高める、世界で最もシャープなAFMプローブです。フォースモジュレーション、タッピングモード、ノンコンタクトモード測定に使用可能なラインナップを取り揃えています。
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AdvencedTECプローブ
NANOSENSORSチップ先端がカンチレバー先端より突出し、直上からチップの先端を観察可能。チップ先端を視確する必要があるアプリケーション(マニピュレーション等)に有効です。
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XYアライメント対応プローブ
NANOSENSORSX-Yアライメントに対応したプローブは、アライメントチップと同時に使用する事で、長さの異なるプローブをSPMにセットした場合でもチップ先端の位置がほぼ同じ位置にセット可能です。
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チップ反転プローブ
NANOSENSORSチップ反転プローブは、探針の前後の角度がほぼ対称になるように、従来の探針の向きを180°回転した状態で取り付けています。探針先端から200nmまでのハーフコーンアングルは10°以下で、イメージの対称性が重要となる測定で威力を発揮します。
タッピングモード、フォースモジュレーション、コンタクトモード用の3種のラインナップをご用意しています。 -
形状測定用 高Q値 プローブ
NANOSENSORS超高真空(UHV)環境下において使用する高Q値プローブです。35000以上の高いQ値を有し、カンチレバー背面のAl反射膜によって反射率と信号対雑音比(SN比)が向上しています。典型的な先端曲率半径が7nm未満で、かつ再現性も高いPointProbePlusシリーズをベースプローブとしています。
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PtSiプローブ
NANOSENSORS白金コートのもつ導電性とダイヤモンドコートのもつ耐摩耗性を両立させた新しい電気測定用プローブです。先端曲率半径が小さいので、より高分解能なイメージングが可能です。
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磁気力顕微鏡用 高Q値 プローブ
NANOSENSORS真空環境下でも高Q値を実現したMFM(磁気力顕微鏡)用プローブです。高感度と良好なS/N比を実現しました。
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Au両面コートプローブ
NANOSENSORSAu両面コートプローブシリーズは、PointProbePlusシリーズのカンチレバー全体にAu/Cr反射膜をコートしています。化学的に安定なため、液中測定でのダメージを抑えられます。また、チップにチオールをベースとした化学修飾を行い、バイオアプリケーションでの相互作用測定に利用されます。
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Au背面コートプローブ
NANOSENSORSAu背面コートプローブシリーズは、PointProbePlusシリーズのカンチレバー背面側にAu/Cr反射膜をコートして、レーザ光の反射を高めています。
Auは化学的に不活性なため、液中測定においても安定してお使いいただけます。 -
Uniqprobe-HBC
NANOSENSORSuniqprobeはカンチレバーの共振周波数やバネ定数のバラツキが他のプローブに比べて格段に小さいという特長をもっています。そのため、繰り返し実験を行う際には非常に有効です。
uniqprobe-HBCはBruker社のScanAsyst®またはPeakForceTapping™(大気中)で用いることが可能です。 -
Uniqprobe
NANOSENSORSuniqprobeはカンチレバーの共振周波数やバネ定数のバラツキが他のプローブに比べて格段に小さいという特長をもっています。そのため、繰り返し実験を行う際には非常に有効です。
またカンチレバーの自然なそりやたわみが小さく、ドリフトによるカンチレバーの曲がりが非常に小さいため液中測定に最適なプローブです。 -
プラトーチップ
NANOSENSORSプラトーチップシリーズは、チップの先端部を平坦状に加工しています。ご要望によって平坦部の大きさを特注することが可能です。
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ラウンドチップ
NANOSENSORS力学測定に用いることができるプローブです。先端径が通常のプローブより大きくなっており、凝着力や付着力の計算がしやすくなっています。特別開発品です。
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シリコンチップレス
NANOSENSORSSiチップレスシリーズは、カンチバー先端に探針が不要なスペシャルアプリケーション向けのカンチレバーです。ユーザー自身で カンチレバー先端に微粒子を固定し、コロイダルプローブを自作することが可能です。試料表面と固定した物質との間の相互作用を測定する場合に用いられます。
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1チャンネル型 膜型表面応力センサー(SD-MSSシリーズ)
NANOSENSORSMSSは、国立研究開発法人物質・材料研究機構(以下 NIMS)国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の吉川元起グループリーダーが考案・主要国特許を取得したものです。NanoWorld社がNIMSから特許ライセンス契約を受け、独自のMEMS技術を用い、1チャンネル型 膜型表面応力センサー(SD-MSSシリーズ)を開発、MSSを用いた各種センシング技術にご関心を持つ研究者の方々に、身近にお使いいただける研究ツールとしてご提供いたします。
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MSS-8RM 実験用モジュール
NANOSENSORS嗅覚センサーの実現には、ニオイに対する反応を人や機械が理解できる情報に変換することが重要です。また、複雑なニオイを測定する場合には、感応膜の異なるセンサーを複数用意し、それぞれのニオイに固有の波形を取得・解析することが求められます。
MSS-8RM 実験用モジュールは、1チャンネル型 膜型表面応力センサー「SD-MSSシリーズ」を最大8つまで搭載できます。2つのガスポンプ・温度・湿度センサーを備え、基準ガスと被測定ガスを交互にモジュールへと送り込みながら、複数の感応膜の評価を、同一環境で同時に評価できるため、効率的な評価が可能です。