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Q定幅トラッキング分析
回転数に回転パルスを入力した場合のトラッキング分析のサンプルシーケンスを示します。
_REV = REV _DATA = acc ;------------------------------ ;エンジンパルスを検索します。 ;------------------------------ _res = SearchLevel( _REV, 2, 0, 0, 2, 1, 0, 1) ;回転パルスを検出できない場合、シーケンス終了 _num = Leng?(_res.X) If _num=0 _Ret = BoxMessage("警告", "回転パルスを検出できませんでした", "!1") del _* ExitSequence End ;------------------------------ ;回転数を計算します。 ;------------------------------ _res1 = CutIndex( _res.X, 1, _num-1) _res2 = CutIndex( _res.X, 2, _num) _DiffTime = _Res2-_Res1 _res.Y = _DiffTime _res[_num].Y = _res[_num-1].Y ;------------------------------ ;定幅FFT解析 ;------------------------------ _WindowWidth = 256 _Result3D = AmpSpectrumRMS( _DATA, _WindowWidth, 2, 0, 1, 0) ;------------------------------ ; トラッキングデータの取得 ;------------------------------ _BlockTime = _WindowWidth * XDel?( _DATA) _Order = BoxValue?("取得したい次数を入力してください",1,0) _SegNum = Leng?( _Result3D)/SegLen?(_Result3D) _ResultTrack = XYof( Leng( 0, _SegNum), Leng( 0, _SegNum)) _i=1 While _i<=_SegNum _ResultTrack.X = ReplIndex( _ResultTrack.X, 60*1/Value( res, _BlockTime*(_i-1)), _i) _Value = Value( _Result3D[_i], _ResultTrack[_i].X/60*_Order) _ResultTrack.Y = ReplIndex( _ResultTrack.Y, _Value, _i) _i=_i+1 End XUnit _ResultTrack rpm ;------------------------------ ;結果の保存 ;------------------------------ ResultTrack=_ResultTrack ;次数データ(回転数 vs. 次数データ) Result3D = _Result3D ;3D FFT結果 show ResultTrack show Result3D _Ret = BoxMessage("注意", "Result3Dはウォーターフォール表示に してください","!1") del _*
Qレポートジェネレータの波形の内容を更新する
QインポートDLLをシーケンスから利用する方法
Q行列の要素を取り出したい
Q軸の色を設定するには?
Qサーバーからクライアントを強制的に終了できますか?(その1)
Qマクロレッスン:結果名を変更する
準備
最初にベース名を”AAA”として以下のように保存設定を行い、OKボタンを選択します。
これで適当な測定(FFT等)を実行して保存すると、以下のような結果が保存されます。
マクロの作成
今後保存する結果に対して結果名を変更するためには、保存設定ダイアログの”ベース名”を変更する必要があります。
そこで、この操作をマクロに記録します。
【STEP1】
マクロエディターを起動させてください。
リストで”マクロ終了”を選択して、オンライン記録ボタン をクリックします。これでこれから行う操作が記録されます。
【STEP2】
保存設定を開き、”ベース名”を”BBB”へ変更し、”OK”ボタンをクリックしてダイアログを閉じてください。
【STEP3】
マクロエディタに戻り、収録ストップボタン をクリックしてオンライン記録を停止させます。
【STEP4】
リストには自動で以下のように記録されます。
ここで、”新しいメジャーの設定”は必要ないので削除してください。
【STEP5】
以上で設定は完了です。
以降、このマクロを実行させると、以下のように”BBB(数字)”という結果名で保存されるようになります。
Qグラフ画面を広げたいのでツールメニューを非表示にしたい
(V8以降) 画面右上のリボンメニュー最小化ボタンを押すと、リボンメニューが隠れます。
(V6以前) メニュー"表示/フルスクリーン"を選択してください。ツールバーやスタートメニューを消して表示します。
Qウォータフォールグラフの軸を時間でなく、回転数としたい
Q1/Nオクターブでオーバオール値を表示させるためには?
Q伝達関数(FRF)の設定方法
入力1に入力信号、入力2に出力信号を接続すると想定します。
1. アナライザ設定ブラウザの”FFT1>FFTアナライザ>クロススペクトラム”をダブルクリックしてください。
以下のダイアログが表示されます。伝達関数測定をしたいチャンネル間をクリックして、チェックを入れてください。
2. グラフを表示します。リボンタブから”表示/グラフ>ウィンドウ>追加・削除”を選択し、表示されたダイアログの”FFT1”タブから”伝達関数 H1”を選択して、ウィンドウを追加してください。”チャンネル”には表示させたいチャンネルを、”リファレンス”には”チャンネル”の基準となるチャンネルを選択してください。
Q時系列波形のピーク値が異なる
送付頂いたプロジェクトを確認したところ、トリガウィンドウの表示領域を大きくするためにライン数が大きくとられています。
例えば、1601ラインを指定した場合、4096ポイント、3201の場合には8192ポイントデータが必要になります。
このデータをトリガウィンドウで表示した場合、ディスプレイの解像度は1024x768などのようにトリガウィンドウで表示するポイント数より大幅に小さくなりますので加速度信号のようにデータが散在する場合、ピークが抜けたように表示されます。
一方、プレビューの場合は元々大きな時系列信号を表示することを前提としているため、オリジナルのデータから特徴点を抽出しています。
このため、ピークが保持されています。
しかし、このプレビューは信号を正確に表現しているわけではありません。
やはり、ピーク値を取得するためにはトリガウィンドウの方が好ましいです。但し、現在のままでは問題がありますので以下のように設定してください。
対策:
- ライン数の設定を小さくしてください。例えば401ライン。
- アナライザ設定ブラウザの"プレーヤ/選択されたレコード/解析モード"を"時間ステップ"に変更します。
- アナライザ設定ブラウザの"プレーヤ/選択されたレコード/時間ステップ"を1ウィンドウの大きさに設定します。
例えば、401ラインならば100msec
- 平均サイズは測定範囲を覆うように大きめに設定します。
以上の設定を行った後
- スタートボタンを押します。
この時点では解析は行われません。
- ストップボタンの右にある"ステップボタン"をクリックしてください。
指定した時間(100msec)毎に解析範囲を移動します。
(V7以降) 入力設定タブ>トラック>ステップ実行ボタン
(V6以前)
以上によりトリガウィンドウのデータポイントを減らすことができるため、ピーク値を取得することができます。
QOR36/38でレコード信号を直接PCに保存するためには?
OR36/38は多チャンネルなのでレコード信号ではデータ転送量が膨大になります。このため、デフォルト値はOR36/38に保存するように設定されています。
但し、チャンネル数が少なければ”PC”に直接記録することが可能です。
また、OR35-10J, OR36V3, OR38V3であれば、チャンネル数に関係なく、保存先をPCとすることが出来ます。
(V11以降のみ)
アナライザ設定ブラウザの”レコーダ/モード/オート”の設定を”すべての入力”から”無効”に変更します。
(全バージョン共通)
”レコーダ/モード/レコード”を選択し、”アナライザ”から“PC”に変更してください。
Q信号出力/ランダムノイズ設定にあるホワイトノイズ、ピンクノイズとは?
ホワイトノイズ(白色雑音 white noise)とは、あらゆる周波数成分を一様に含みます。
( 単位周波数帯域(1Hz)に含まれる成分の強さが周波数に無関係に一定)
横軸を周波数、縦軸をエネルギーにすると、フラットなグラフになります。
ピンクノイズをオクターブバンドパスフィルターで測定すると、高い周波数にいくにつれて右上がりになります。
ピンクノイズ(1/f雑音 pink noise)とは、1オクターブごとのエネルギーが等しくなります。
横軸を周波数、縦軸をエネルギーにすると、高い周波数帯域に行くにつれて右下がりのグラフになります。
ピンクノイズをオクターブバンドパスフィルターで測定すると、どのオクターブでみてもエネルギーが均一でフラット(平坦)な特性になります
何故、ノイズをホワイト、ピンクと色に例えるかというと、
- すべての波長の光を含む光は、白色
- 周波数が低い(波長が長い)成分は、赤なので、低い周波数のレベルが大きければ、白色より赤みがかっているということでピンク
と表現したものです。
ホワイトノイズの例は、テレビの放送終了後の、画面が「砂嵐」状態のときの音や、FM放送の局間ノイズで、「シャー…」と聞こえるものです。
ピンクノイズは、この人間の耳の特性を基準に考えられたもので、聴感上はホワイトノイズよりも低音域が勝っているので、「ザー…」と聞こえます。ピンクノイズはホワイトノイズを、-3dB/oct の低域通過フィルタ(Low Pass Filter)に通して作り出します。
Qパルスを0.5 pulse/rev(パルス/回転)に設定するためには?
Qログウィンドウの内容を消したい
Qレコーダで測定した信号の一部分だけエクスポートできますか?
可能です。
測定したSignalの必要な範囲をプレーヤモードで再度レコードします。
以下に手順を示します。
- NVGateをポスト解析モードにしてください。
- アナライザ設定ブラウザ/プレーヤの上で右クリックし、Signalファイルの必要な範囲を指定してください。
- チャンネル/トラックを選択し、
(V7以降) ホーム>トラック接続をクリックして、トラック接続ダイアログにてトラックとレコードを接続してください。
- (V6以前) メニュー>セットアップ>データ収集>プレーヤトラックを選択し、トラック接続ダイアログにてトラックとレコードを接続してください。
-
"再生"をクリックしてください。
-
新しく生成されたSignalファイルを選択し、Txtデータへエクスポートしてください。
指定した範囲のみが新しいSignalファイルには記録されますので、必要な範囲のデータをTxtデータへエクスポートできます。
Q測定結果を分類したい
(V10以降の場合)
解析結果にコメントや測定対象物の情報を割り当てることができます。結果を保存する際に"名前を確認する"ように設定しておくと、以下のダイアログが表示されます。
コメントやプロパティに、結果を識別するための情報を入力します。
ホームタブ > (プロジェクトを)フィルタ を選択します。
下記ダイアログが表示されるので、任意のキーワードを入力し、検索を行います。
リストアップされたプロジェクトやメジャーのうち、表示させたいものにチェックを入れ、”フィルタ”を選択すると、チェックを入れたプロジェクトおよびメジャーが、プロジェクトマネージャ内のリストに表示されます。
(V6以前の場合)
解析結果にキーワードを割り当てることができます。結果を保存する際に"名前を確認する"ように設定しておくと、以下のダイアログが表示されます。
このダイアログで"関連するキーワード"に部品名などを入力してください。
この後、いくつか測定を行い、それぞれにキーワードを割り当ててください。この例では4回の測定を行い、それぞれに以下のようにキーワードを割り当てます。
ここで、プロジェクトマネージャの余白欄で右クリックし、コンテキストメニューから"オプション"を選択します。
以下のダイアログが表示されますので、メジャーグループで"キーワードでフィルタ"をチェックして、キーワードで抽出したいキーワードを選択します。
これにより、以下のダイアログのように部品Aのみが表示されます。
関連Qドングルを破損してしまいました!
QNVDriveとはどのようなものですか?
NVDriveはOROSユーザがNvGateをコントロールするプログラムを開発するためのソフトウェアインターフェースです。
OROS社サウンドプレッシャーなどのアプリケーションや東陽テクニカのOROSサポートページで提供されているNVGateアドインの一部もNVDriveを使用して開発されています。
NVGateを使用していると、
- 「ある決まったプロジェクトを順番に流して連続測定したい」
- 「別の機械とタイミングを合わせたり連動させたりしたい」
- 「測定データに特殊な重みをつけて判定処理がしたい」
など高度な処理をしたい要望が発生する場合があります。
このようなときは、ユーザ側で必要な機能を持つプログラムを作成することで、
NVGate単体では難しかった高度な処理を実現することができます。
NVDriveを用いることによって、ユーザは外部のプログラムからNVGateをコントールすることができるようになります。