事例紹介・技術資料

Sound Quality 音質評価

各メーカーでは製品から発生する音について様々な手法を用いて解析・評価をしています。騒音計による評価、FFT解析による評価などが一般に行われており、これらの評価結果から製品から発生する音を低減することが行われておりました。近年製品を使用するユーザーの音に対するニーズが高まり、一部のメーカーでは音を低減させることだけではなく、製品から発生する音に官能評価を加え、各製品 マーケットに合わせたサウンドとして作り上げていくことで、製品のイメージを作り、競合各社との差別化を図るようになってきました。

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回転機器の解析

モータやエンジンなどの回転機器から発生する音・振動問題を評価・解析するために、様々な手法が用いられています。音・振動の解析で一般的に使用されているFFT解析の他に次数比解析やトラッキング解析が回転機器の解析によく使われている手法になります。
PAKシステムでは回転機器から発生する音・振動を解析・評価するうえで重要な機能である以下のような解析ツールを備えています。

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各種マイクロホンの周波数応答コントロール

部品の小型軽量化、パワーデバイスの高効率化、車のハイブリッドシステム化に伴い、スイッチングノイズなど、比較的高周波域(10kHz以上)の音計測に 対するニーズが高まってきています。精密音響測定に用いられるマイクロホンは測定環境(自由音場、音圧音場、拡散音場)に応じて3つの応答タイプがありま す。これら3種マイクロホンの作り分けを、製造時どのようにコントロールしているかについてご説明します。
 

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定期的な校正の必要性

近年、国際レベルで情報化社会のインフラ(infrastructure)整備が進み、国家間の商品流通の活性化に伴って、地球規模の経済的ボーダーレス化が進んでいます。計測の分野においては,国際的な商取引の整合性を確保する統一的な測定結果の必要性が高まってきています。計測器やセン
サの定期的な校正の必要性と技術的能力を示すIEC/ISO17025についてご紹介いたします。
 

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