事例紹介・技術資料

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結晶形状、せん断(シェア)、圧縮、曲げビーム構造

前回は、圧電型加速度計の基本的な機能と構造について説明し、理想的な性能の加速度計の出力は「直線」の挙動であることをお伝えしました。これは、振幅と位相、および振幅の直線性に関して平坦な周波数応答を
意味します。今回は、圧電型加速度計の内部受感素子構造の一般的な設計をいくつかご紹介します。圧電材料(水晶またはセラミック)と形状(せん断、圧縮、反転圧縮、または曲げビーム)の両方について説明します。これらの設計は、ICP®加速度計または電荷出力型加速度計のどちらであっても適用可能です。
 

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基本的構造

しばしば、加速度計は内部構造や機能を無視して「ブラックボックス」として扱われます。今日では動的データ収録装置にICP®センサ電源を内蔵させることが多くなり、2線式の定電流信号調整も「ブラックボックス」扱いされることがよくあります。その結果、多くのユーザが動的センサの構造と性能に関するより多くの情報を求めています。

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第13回 アクチュエータとしてのトランスデューサ/ 音や振動のアクティブコントロール

1980年代以前、アクティブな対策を実現するには電気信号の処理速度がネックでした。その後20~30年の間のデジタル信号プロセッサ(DSP)の大規模な発達により、処理速度による制約は解消されました。その代わりに、トランスデューサによる制限がネックとなっています。

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第9回 閉空間におけるアクティブコントロール(後編)/ 音や振動のアクティブコントロール

アクティブ手法による車の室内音を制御する試みは1980年から行われ、10年後に初めて成功事例が報告されました。その後、乗用車の場合では4~6個のラウドスピーカの装置が適切かつ扱いやすいことが判明しました。又この手法/装置により、300Hz以下(この周波数帯域は車室内の全座席で検知可能であり、人が乗車した際の頭の位置や頭の動きによって影響をあまり与えない周波数帯域です)で音場を全体的に減少させたり、変化させることができることも判明しました。
 

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第8回 閉空間におけるアクティブコントロール(前編)/ 音や振動のアクティブコントロール

これまでご説明してきた考えでは、ターゲットとなっているエリアや容積からなる空間がどの様に構成されているかということは考慮せずに、波の励起や波の伝播を直接制御することを扱ってきました。これまでのアプローチでは、音源にアクセスすることができない場合や、いろいろな方向からやってくる沢山の波によって音場が特徴付けられている様な場合にはうまくいきません。
 

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第3回 アクティブコントロールの構造 / 音や振動のアクティブコントロール

音や振動のアクティブコントロールについての構造図を示します。音源Qは1つまたは複数の音源を示しており、発生する一次音場はベクトルYpで表現されます。アクティブコントロールの基本的な仕組みは、これらの一次音場Ypが2次音場Ysと交わる箇所で重ねられるということです。

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第1回 イントロダクション / 音や振動のアクティブコントロール

「逆相の音によるノイズ低減」:40年以上にわたってこの魅力的でキャッチーなテーマは物理的な存在以上に注目を集めています。事実、この手法は部分的にでも不快と感じられる音場、つまりはノイズの存在する音場に対して有益で役立つアプリケーションとして認められています。この手法及びその音響工学の応用的拡大は多くの人に受けいれられてきました。

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スピーカ計測・評価技術 / 第6回 スピーカ特性シミュレーションとモデルベース聴感試験

いいスピーカとは何か、測定によって数値化して、その数値が高いほどいいスピーカである、という風に定量化ができればスピーカの開発は苦労しないと思います。ご存知の通り、今のところそのような測定器はありません。そのため、実際に聴感試験を行い、製品を評価します。

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スピーカ計測・評価技術 / 第5回 ビリつき音(Rub&Buzz)

スピーカより発生するひずみは、その発生原因毎にいくつかの種類があります。主に、定常的に発生する線形ひずみ、スピーカの駆動状態によって発生する非線形ひずみ、そして、接触や異物によって発生する非定常ひずみ=Rub&Buzz(以下、ビリつき音)に分類されます。中でも、ビリつき音はその性質上、非常に耳に付きやすく、製品の品質に大きな影響を与えます。

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