今日も社会のどこかで東陽テクニカ TOYO in SOCIETY

(2024年6月11日)

高速道路の維持管理をサポートしています

高速道路での安全、安心かつ快適な運転を実現するために、適切な道路管理は欠かせません。
日本の高速道路においては、高度成長期に整備されてからおよそ50年経ち、老朽化が進んでおり、道路の維持管理の重要性は増しています。
NEXCO東日本管内の高速道路においては、隔年の路面性状調査結果を基に舗装路面の補修が順次行われていますが、近年は劣化の進行が早く、隔年の調査結果に加え、より高頻度な路面データの効率的な収集・解析が必要です。そこで、東陽テクニカが株式会社ネクスコ東日本エンジニアリングと共同開発した路面性状計測システム「TN-Twin Tracker®」が高速道路の維持管理に活用されています。

「TN-TwinTracker®」積載状況「TN-TwinTracker®」積載状況

「TN-Twin Tracker®」は、レーザーを使った三角測量技術を駆使し時速 80km 走行時でも走行車線と追越車線の 2 車線分の路面の状態を測定できるシステムです。一般車両などのルーフに取り付けて走行するだけで、簡便に測定できるのが特長です。

車両のルーフに取り付けたレーザー装置部分車両のルーフに取り付けたレーザー装置部分

本システムは、現在、NEXCO東日本関東支社エリアの高速道路において実際に使われており、東陽テクニカもその運用をサポートしています。
日常点検車両に搭載することで、高頻度かつ自動的に路面性状データを収集・解析し、現地状況に即した補修の意思決定が可能となるシステムを構築、検証しています。

車両に搭載しているシステムの確認をする東陽テクニカ社員車両に搭載しているシステムの確認をする東陽テクニカ社員

東陽テクニカは、今後もさらにこのシステムの展開を拡げ、社会基盤である高速道路の維持管理に“はかる”技術で貢献してまいります。

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