自由な発想やひらめきで未来をつくる
自由な発想やひらめきで未来をつくる
京都のNPO法人Creative Adventureと東陽テクニカとの出会いは、当社社員が子供を連れて参加したワークショップでした。ワークショップを主催するCreative Adventureの活動に共感し、活動への協力を申し出たのです。
情報化が進む現代の社会で、子供たちに、家庭環境や経済状況に左右されることなく、プログラミングそのものを直感的に学んでほしい、そういった場を提供することで、放課後や長期休暇中の居場所作りにもつなげ、地域を支援したい、そういった思いのもとCreative Adventureは活動を続けています。
NPO法人Creative Adventure https://creativeadventure.tech/
東陽テクニカは、Creative Adventureの地域支援活動の一つである小学生向け体験講座に協力し、2020年は紙飛行機を使って空を飛ぶ仕組みを学ぶ講座を実施しました。
2021年は「宇宙ロケット工学実験教室&プログラミング」として、京都在住の15名の小学生たちに講座を行い、当社社員も講師としてサポートしました。
宇宙ロケット工学実験教室の座学
当日は、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底し、小学生とその保護者の皆さん、そしてメンターとなる高校生の皆さんが参加しました。Creative Adventureは高校生のメンター育成にも力を注いでおり、子供たちにとって大人よりも近い存在である高校生からも教えてもらうことでより学びの幅を広げるとともに、高校生たち自身の習熟にもつなげています。
メンターの高校生や保護者とともにロケット制作に取り組みます
ロケットが飛ぶ仕組みを体系的に学びながら、ペットボトルを活用してロケットを作ります。
真っ白だった尾翼に、子供たちオリジナルの発想でそれぞれイラストや名前、メッセージを入れ、自分だけのロケット作りを楽しみました。
ロケットの尾翼にイラストを描いたり、講師の手を借りながら資材を切断する様子
完成したら、実際に自分たちのオリジナルロケットを飛ばして飛行距離を確認します。
ロケットが勢いよく飛ぶ様子に、子供たちからは大きな歓声があがりました。
会場となった学校の中庭で行ったロケットの飛行テスト
最後は、飛行距離賞とデザイン賞の発表!
それぞれに選ばれた3名の子供たちにメダルを授与しました。
飛行距離賞(写真左)とデザイン賞(写真右)に選ばれた子供たち
プログラミングでは、先に学んだロケット工学にちなんで、ロケットを惑星にタッチダウンさせるプログラミングを学びました。
当社社員が講師となりプログラミングについて説明し、子供たちに実際にパソコンでプログラムを作ってもらいました。
講師である当社社員がプログラミングを説明
パソコンに触れ、親子で楽しくプログラミング
今後も、Creative Adventureの活動に協力し、京都での子供向け体験学習などを行っていく予定です。
新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けているのは、経済だけでなく、未来を担う子供たちの学びの場も同じです。
東陽テクニカは、これからも、子供たちにとって科学の楽しさや大切さを学ぶ機会を作るために、このような活動に協力してまいります。