今日も社会のどこかで東陽テクニカ TOYO in SOCIETY

(2022年3月18日)

東京家政大学で歩行計測についての講義を行いました。

2021年11月、東京家政大学健康科学部で、東陽テクニカ社員が、歩行計測についての講義を行いました。

東京家政大学での講義の様子

健康科学部リハビリテーション学科と看護学科の生徒の皆さん約140名が出席する授業において、歩行計測についての論理や健康維持への活用について、実践を交えながら講義を行いました。

学生の方に実際に壇上で歩いてもらい計測する様子

歩行速度について話す東陽テクニカ社員

まずは、生徒の方にストップウォッチで一定距離の歩行時間を測ってもらい、その時間から歩行速度を算出してもらいました。論理的には、倍の時間で倍の距離を歩くことができると考えられます。
しかし、人間の歩行速度は、スタート地点から歩き出してゴール地点で止まるまでのあいだ、一定ではありません。歩行距離と歩行時間からの算出ではなく、加速度を測って累積することで、人間の歩行速度の変化を精密に測ることができるのです。

清水 順市学科長・教授(東京家政大学 健康科学部/リハビリテーション学科)(写真右)と、講義をした東陽テクニカの二上社員

その歩行計測を活用した高齢者向けの健診プロジェクトが「軽井沢健診」です。
フレイル予防、健康寿命の延伸に歩行計測が関わっています。
(参考:健康寿命に関わる取り組み「軽井沢健診」をサポート | 東陽テクニカ | “はかる”技術で未来を創る (toyo.co.jp))

生徒の皆さんには、「軽井沢健診」の内容や、信州大学と共に開発したスピードスケートに関する計測技術についても講義を行いました。

東陽テクニカは、計測に関するノウハウと柔軟な発想で新たな価値を創造し、その価値を次の世代へもつないでいまいります。

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