東陽テクニカ製、EMI対策アシストソフトウェア「EMINT」に搭載のAI解析技術で特許を取得
2022年2月24日
株式会社東陽テクニカ
東陽テクニカ製、EMI対策アシストソフトウェア「EMINT」に搭載の
AI解析技術で特許を取得
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、自社開発のEMI※1対策アシストソフトウェア「EMINT」に搭載しているAI解析技術“分析システム、装置、方法及びプログラム”で特許を取得いたしました。これは、EMI測定データをAIで解析し、「EMINT」内に蓄積している過去のデータから有効なEMI対策を探し出す技術です。
今回の特許取得を機に「EMINT」のさらなる開発、展開を加速させるとともに、今後もEMI対策の業務効率向上を支援し、さまざまな産業における電子機器の製品開発に貢献してまいります。
※1Electromagnetic Interference(電磁障害):電子機器などが周囲に不要な電磁波ノイズを放出すること

EMI対策アシストソフトウェア「EMINT」操作画面イメージ
背景
電子機器の高機能化が進む一方、EMI対策は試行錯誤で知見が組織に還元されていない
近年、電子機器は、電気自動車(EV)、自動運転車、5GやIoTデバイス、先進的なコネクテッド医療機器など、高機能化とともにさまざまな産業で使用されるようになりました。同時に電子機器はさらに複雑化しており、製品開発の場で行われるEMI試験はさまざまな機関で定められた厳格な規制への準拠が求められ、その必要性はより高まっています。
一方で、EMI試験におけるノイズ対策では、部品・素子の交換や配線の取り回し変更、ノイズ対策部品の取り付けなど、試行錯誤で対策が行われていることや、その技術知見が属人的で組織への還元が十分になされていないという課題があります。
EMI対策の課題を解決するAI解析技術の特許を取得
これらの課題を解決するために、東陽テクニカは自社開発のEMI対策アシストソフトウェア「EMINT」を2021年3月に発売いたしました。
「EMINT」は、EMI測定のデータをAIで解析し、蓄積した過去のデータから有効なEMI対策を提案します。このAI解析技術“分析システム、装置、方法及びプログラム”で、2022年1月に特許を取得いたしました。「EMINT」の特許技術により、属人性の高かった対策ナレッジを集約、活用し、EMI対策の効率化を推進します。
今後も東陽テクニカは、さまざまな産業における開発現場での課題解決を図り、SDGs優先課題で掲げている「技術革新と産業発展への貢献」「安心・安全で豊かな暮らしの実現」に取り組んでまいります。
「EMINT」 の主な特長
- 過去データからの示唆
AIを用いて、対策対象のノイズと類似の特徴を持つノイズを過去の測定データの中から発見し、そのデータに記された対策コメントなどの情報を提供 - ノイズ源部品を推定
製品を構成する部品のクロック周波数を一覧にしたリストの中から、ノイズの原因となっている部品を推定 - 強力なデータ検索
測定データに含まれる文字情報からの検索やスペクトラムの特徴による絞り込みなどが可能 - 統計解析
複数の測定データ群から統計情報を取得し、製品のノイズ傾向を把握 - EMI計測評価ソフトウェア「EPX/RE」(東陽テクニカ製)の測定データと連携
特許概要
- 日本国特許第 7002705 号
- 発明の名称:「分析システム、装置、方法及びプログラム」
- 取得日:2022年1月
関連資料
AI を用いた EMI 対策アシストソフトウェア「EMINT」を発売(2021年3月31日)
https://www.toyo.co.jp/files/user/company/documents/release/210331_emint_169024.pdf
★ 本件に関するお問い合わせ先 ★
株式会社東陽テクニカ 経営企画部 マーケティング課
TEL:03-3279-0771(代表)
E-mail:marketing_pr@toyo.co.jp
「EMINT」製品サイト:https://www.toyo.co.jp/emc/products/detail/EMINT
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