~世界最高速のデータ書込み!大容量eMMC5.0/5.1の書込み生産数を劇的に増加~ データ書込み速度を160MB/sにするLumenX用Turbo Boostオプション「LXTURBO-EMMC」販売
2019年3月26日
株式会社東陽テクニカ
~世界最高速のデータ書込み︕ 大容量eMMC5.0/5.1の書込み生産数を劇的に増加~
データ書込み速度を160MB/sにする
LumenX用Turbo Boostオプション「LXTURBO-EMMC」販売
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:五味 勝)は、プログラマブルデバイス書込み装置を製造・販売する世界的ブランドData I/O Corporation(本社:アメリカ・ワシントン州レドモンド)のプログラマシリーズに、LumenX用Turbo Boostオプション「LXTURBO-EMMC」を追加し2019年3月26日より販売いたします。これは、大容量フラッシュメモリにプログラムやデータを書込み記憶させる同社のLumenX書込みエンジンの書込み速度を2倍化し、世界最高速※1の160MB/sにするオプションです。さらに、既存製品2機種、LumenXデスクトップ「LX/DESK」および全自動プログラミングシステム「PSV7000」、に本オプションを搭載した高速モデルも併せて販売し、ラインアップを強化いたします。

LumenXデスクトップ「LX/DESK」

全自動プログラミングシステム「PSV7000」
eMMC※2の市場動向と搭載製品の生産効率低下について
3D NAND技術の投入によりeMMCの容量は256GBにまで達しています。コネクテッドカー/自動運転車/インフォテインメントシステムで採用されるフラッシュメモリは、2025年までに1TBを超えると予測されています。また、eMMCデバイスのHS200/HS400モードでの連続書込みおよび読出しは、デバイス品種毎により最高速度が大きく異なります。eMMC5.0/5.1規格ベースで32GBを超えるものでは書込み速度は一般的に100MB/s以上になり、早いものでは150MB/sを超えます。読出し速度についても一般的に160MB/sを超えます。しかし、eMMC自動プログラミングシステムの書込み・読出し速度の性能の上限は一般的に5~20MB/sであるため、急激に増加し続けるデータサイズに比例して、フラッシュメモリ内蔵製品の製造において大容量eMMCへのプログラム/データ書込み工程にかかる時間は増加し、結果として製品生産能力と効率が低下しています。eMMC自動プログラミングシステムの生産性能がボトルネックになっており、プログラミングシステムの増設や同時書込みソケット数の増加、あるいは書込み速度の高速化が喫緊の課題となってきています。
eMMC書込み生産システムのスループットとトータル設備コスト
実際に製造現場で生産できるeMMCデバイス書込み個数について、32GBフルサイズ書込みを例に簡単に比較します。
- 一般的な自動プログラミングシステム:書込み/読出し速度20MB/s
フルサイズ書込み+読出し合計時間3200秒、同時ソケット数16個
1時間あたりの製造個数→18個/時 - Turbo Boostオプション搭載「LX/DESK」/「PSV7000」:書込み速度160MB/s
フルサイズ書込み+読出し合計時間400秒、同時ソケット数112個
1時間あたりの製造個数→1008個/時
eMMC書込み生産において、製造コストに占める設備コストの割合は大きく、デバイス1個にかかる製造コストはプログラミングシステムの単位時間あたりの製造個数に反比例してかかるため、搭載製品の製造価格に大きなインパクトを与えます。
LumenX用Turbo Boostオプション「LXTURBO-EMMC」の概要
新発売のLumenX用Turbo Boostオプション「LXTURBO-EMMC」は、既存製品のLumenXデスクトップ「LX/DESK」と全自動プログラミングシステム「PSV7000」のファームウェアとアルゴリズムをアップグレードすることで、最高書込み/読出し速度を80MB/sから160MB/sまで高速化し、世界最高速書込みを実現するソフトウェアです。一般的なプログラミングシステムと「LXTURBO-EMMC」搭載のLumenX書込みエンジンとを書込み/読出し速度性能だけで比較した場合、8~32倍と驚異的に高くなります。さらに、「PSV7000」1台に搭載可能な同時書込みソケット数は一般的な自動プログラミングシステムの7倍のため、本オプションを搭載した「PSV7000」の生産能力は、最大56~224倍になります。
最高書込み/読出し速度160MB/sはeMMCデバイス自体が持っている書込み/読出し性能を十分に活かすことができるので、大容量eMMC搭載製品の製造工程におけるeMMCへのプログラム/データ書込み工程時間を大幅に短縮し、ボトルネックを解消します。これにより生産数が大幅に増加し、製造ラインの生産能力の向上と効率化を実現します。また、書込み生産能力の大幅な向上により、自動プログラミングシステムの台数を削減でき、設備投資の低減ならびにライン・工場面積の縮小に寄与します。
LumenXデスクトップ「LX/DESK」の概要
「LX/DESK」は、デバイスの移動・挿抜を手動で行うGANGタイプのプログラマです。PCと1GBイーサネットで接続し制御します。本器1台で8個同時にeMMCデバイス書込みが行え、書込み速度は80MB/sです。
全自動プログラミングシステム「PSV7000」の概要
「PSV7000」は大型自動プログラミングシステムで、プログラマエンジンの種類(FlashCORE、LumenX)とユニット数、トレイ/テープ/チューブ入出力メディアタイプ、レーザ捺印機、3D外観検査機、の構成を自由に指定してシステムを構築することができます。「PSV7000」に搭載可能な「LumenX」書込みエンジンは最大14ユニットで、1ユニットあたりeMMCデバイスを8個同時に書込み可能です。最大14ユニットを搭載した場合112ソケットとなり、eMMCデバイスを112個まで同時に書込みができます。一般的な16ソケット搭載の自動プログラミングシステムと比較して、「PSV7000」の時間あたりトータル書込みデバイス数は7倍になります。
「PSV7000」は2013年9月に発表された機種で、FlashCOREプログラマで最大96ソケット同時書込み、最大搬送能力2000PPH(パーツ/時)、レーザ捺印装置および3D外観検査装置を内蔵できる画期的な自動プログラミングシステムとして、各種メディア/ショーにて多数表彰を受けました。世界中で瞬く間に納入実績を伸ばし、兄弟機である自動プログラミングシステム「PSV5000」と併せ、既に世界中で240台以上が稼動しているベストセラー機です。
東陽テクニカは、これからもお客様の要望を詳細にヒアリングし最適なシステムをカスタマイズ提案することを通して、大容量eMMCデバイス搭載製品の製造効率化ならびに低コスト化に貢献してまいります。
製品データ
- LumenX用Turbo Boostオプション「LXTURBO-EMMC」
- 価格:1,150,000円(税抜き)
- 販売日:2019年3月26日
- 「LXTURBO-EMMC」搭載LumenXデスクトップ「LX/DESK」
- 特長
- 同時書込みデバイス数:8個
- 書込み/ベリファイ速度:~160MB/s
- キャッシュメモリ:128GB(~512GB拡張可)
- イメージファイルダウンロード速度:50MB/s
- 価格帯:3,830,000円(税抜き)~
- 販売日:2019年3月26日
- 特長
- 「LXTURBO-EMMC」搭載全自動プログラミングシステム「PSV7000」
- 特長
- 書込み/ベリファイ速度:~160MB/s
- 同時書込みデバイス数:8個
- (内蔵可能)「LumenX」書込みエンジンユニット数:14ユニット(同時112ソケット)
- (内蔵可能)搬送メディアタイプ:トレイ入出力、テープ入出力、チューブ入出力
- (内蔵可能)機能オプション:レーザマーキング装置、3D外観検査装置
- 最高デバイス搬送性能:2000PPH
- 価格帯:35,300,000円(税抜き)~(※LumenX 2ユニット+自動トレイフィーダ構成)
- 販売日:2019年3月26日
- 特長
※1 eMMCデバイス書込み用プログラマとして。2019年2月28日現在。東陽テクニカ調べ。
※2 Embedded Multi Media Cardの略称。コントローラ内蔵NANDフラッシュメモリの一種。
Data I/O Corporationについて
Data I/O社は、eMMC/UFSフラッシュメモリ、マイクロコントローラなどプログラマブルデバイス書込み装置を製造・販売する世界的メーカーです。1972年に初めてROMデバイス用のユニバーサルプログラマ(書込み装置)を製品化しました。現在に至るまでオートモーティブ、産業/IoT、ワイヤレス、コンシューマ、医療および防衛/航空市場においてGANGタイプから全自動タイプのプログラミングシステムを世界中に提供しています。最近では、書込み製造装置を提供するだけではなく、製造中の不良品の発生・混入防止のため、製造デバイス全数についての製造時個体情報の記録、ソフトウェアバージョンの管理、お客様データの符号化によるセキュリティの強化などを含めたソリューションを提供しています。
Data I/O社のお客様はグローバルに生産拠点を展開していて、Data I/O社はアメリカ・アジア・ヨーロッパに拠点を置き、また、各国に代理店とサポート体制を展開しています。
Data I/O Corporation Webサイト:http://www.dataio.com
★ 本件に関するお問い合わせ先 ★
株式会社東陽テクニカ 機械制御計測部
TEL:03-3245-1242(直通)
E-mail:dataio@toyo.co.jp
※本ニュースリリースに記載されている内容は、発表日現在の情報です。製品情報、サービス内容、お問い合わせ先など、予告なく変更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
※記載されている会社名および製品名などは、各社の商標または登録商標です。