Bluetest社 「OTA試験用リバブレーションチャンバRTS65専用 5G端末評価オプション」販売開始! ~次世代移動通信「5G」の早期サービスイン実現に貢献~

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2019年1月31日
株式会社東陽テクニカ

Bluetest社
「OTA試験用リバブレーションチャンバRTS65専用5G端末評価オプション」
販売開始!
~次世代移動通信「5G」の早期サービスイン実現に貢献~

株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:五味 勝)は、OTAパフォーマンス試験※1用リバブレーションチャンバシステムの世界的なリーディングカンパニーである、Bluetest AB(本社:スウェーデン・ヨーテボリ)の「OTA試験用リバブレーションチャンバRTS65専用5G端末評価オプション」を2019年2月1日より本格販売いたします。
OTA試験用リバブレーションチャンバ「RTS65」は、無線端末性能評価のためのOTA試験用小型チャンバです。入力信号を反射させることでマルチパス環境を作ることができ、OTAパフォーマンス測定で要求されるTRP(総放射電力)やTIS(総等方向性受信感度)などを測定できます。無線端末の送受信性能評価やスループット評価、MIMO※2構成のアンテナを含む無線端末のアンテナ評価を、電波暗室を使った測定方式よりも、短時間で簡単・有効に測定できます。
「OTA試験用リバブレーションチャンバRTS65専用5G端末評価オプション」は、「RTS65」を第5世代移動通信システム(5G)用端末の性能試験ができるようアップグレードするオプションです。「RTS65」の対応周波数上限を5G通信で使用されるミリ波帯をカバーする43GHzまで拡張し、また、サブ6GHz帯では試験ポートを最大16個まで搭載できるため、5G試験でニーズが高まると予想される4x4以上のMIMO構成の試験についてもすぐに実施することができるようになります。
「RTS65」は、2015年の発売以来4G端末試験用の小型リバブレーションチャンバとして日本でのデファクトスタンダードで、端末メーカーや通信キャリアで活用されています。「RTS65」ユーザーは簡単なアップグレードだけで手間をかけず低コストで、また、新規導入の場合も新たに電波暗室を建設するのに比べ、低コスト・短納期・省スペースでシステム導入ができ、5G端末の性能試験を容易に開始することができます。5G端末の開発の加速、リードタイムの短縮、品質向上に貢献し、早期の5G通信サービス開始に寄与します。

OTA試験用リバブレーションチャンバ「RTS65」

5Gの2020年サービスインに向け端末メーカーは開発を進めていますが、端末の性能試験に必須の5G対応基地局シミュレータが未発売なため、通信キャリアが持つプロトタイプの基地局を借りることでしか性能評価を実施することができません。通信キャリアが指定する時間・場所に赴きテストせねばならないため手間・工数・コストがかかり、また、複数の端末メーカーが試験を要望し希望してもすぐに実施できないことも想定されます。性能試験に時間を要し開発のリードタイムが長くなる課題を解決するため、5G端末の性能評価を低コスト、簡単、自社内で即座に実施できる5G周波数帯に対応した試験ソリューションが求められています。

東陽テクニカは、Bluetest社のOTA試験用リバブレーションチャンバ「RTS65」を2015年より販売しています。内部に反射壁やスターラと呼ばれる攪拌板と被試験体を設置する回転台が配置されているシールドされた、4G端末対応の無線端末性能評価OTA試験用小型チャンバです。入力信号を反射させることでマルチパス環境を作ることができるため、OTAパフォーマンス測定で要求されるTRP(総放射電力)やTIS(総等方向性受信感度)などを測定することができ、無線端末の送受信性能やスループットの評価、MIMO構成のアンテナを含む無線端末のアンテナ評価を、電波暗室を使った測定方式よりも、短時間で、簡単・有効に測定できます。また、省スペース・安価・低維持費で導入しやすいメリットもあり、日本ではデファクトスタンダードです。

「OTA試験用リバブレーションチャンバRTS65専用5G端末評価オプション」は、この「RTS65」を5G端末性能試験ができるようアップグレードするオプションです。簡単なハードウェアの追加あるいはソフトウェアのアップグレードだけで手間をかけず低コストで、対応周波数帯域上限を6GHzから最大43GHzまで拡張でき、5G通信で使用されるミリ波帯をカバーします。また、6GHz以下の帯域では、最大16個の試験ポートを使用して、今後実装が予想される4x4以上のMIMO構成の試験もすぐに実施ができ、キャリアアグリゲーションや5Gで利用されるNSA(Non-Standalone)方式※3を含むデュアルコネクティビティ※4の試験が可能です。また、搭載のソフトウェアによって、初心者は簡単に操作がおこなえ、さらにワンクリックで任意に設定したシーケンスの複数試験を短時間で実行できるため、熟練の開発エンジニアにとっても柔軟性のある試験システムです。5G端末の試験環境を低コスト・短時間で導入でき、自社内で必要な5G端末性能評価を好きな時に何度でも容易に実施できるようになるため、開発時間の短縮、品質向上に寄与します。

また、Bluetest社は複数のメジャーな無線機テスタベンダと5G端末の総合的な試験の実現に向け協力関係を強化しており、5G対応の基地局シミュレータが発売されると同時に、「RTS65」に付属の測定・データ処理・分析用ソフトウェアプラットフォーム「Flow」もその基地局シミュレータをサポートする予定で、顧客は5G対応基地局シミュレータを導入すると同時に、総合的な5G端末試験をいち早く開始することも可能です。

東陽テクニカは、Bluetest社の総代理店として2007年より手掛けているリバブレーションチャンバと、40年以上のアンテナ計測ソリューション販売で蓄積した知見を活かし、市場で求められている無線端末試験ソリューションをタイムリーに提供することを通じて、5Gを含む次世代無線通信技術の発展に貢献し続けてまいります。

「OTA試験用リバブレーションチャンバRTS65専用5G端末評価オプション」の主な特長

  • 5G通信で使用する周波数帯に対応(最大43GHzまで)
  • 多くの試験ポート(サブ6GHz帯:最大16ポート、40GHz帯:2ポート)で、4x4以上のMIMO試験を即座に実施可能
  • 5G通信の一つの方式である、NSA(Non-Standalone)方式にも対応

製品データ

  • 製品名:「OTA試験用リバブレーションチャンバRTS65専用5G端末評価オプション」
  • 販売開始日: 2019年2月1日

※1 Over-The-Airパフォーマンス試験の略。無線通信環境下での性能を評価する試験。
※2 Multiple Input and Multiple Outputの略。無線通信で通信品質向上のため、送信と受信に複数のアンテナを使用すること。
※3 既存の4Gネットワークエリア内に5Gエリアを構築し、通信制御は4Gで行う方式。
※4 複数の基地局間でのLTEキャリアの同時通信。

Bluetest ABについて

Bluetest社はスウェーデンのヨーテボリに本社を置くグローバル企業で、ワイヤレスデバイスの性能を検証する最新の試験システムを開発しています。この分野で世界的なリーダーであり、「イノベーション」をビジネスの重要な基礎の一つとしています。大手携帯電話メーカーなどの顧客と密接な関係を持ち、通信業界の動向を注視することで、市場で最も信頼のおけるOTA試験ソリューションを作る努力をしています。過去18年間のOTAリバブレーション試験システムの納入実績は300以上にのぼります。
Bluetest AB Webサイト:https://bluetest.se/

★ 本件に関するお問い合わせ先 ★

株式会社東陽テクニカ EMCマイクロウェーブ計測部
TEL:03-3245-1244(直通)
E-mail:microwave@toyo.co.jp
「OTA試験用リバブレーションチャンバRTS65専用5G端末評価オプション」サイト:https://www.toyo.co.jp/emc/products/detail/Bluetest_RC#link8

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