液晶材料に加え、LCD実パネルの測定・評価が可能に TFT-LCD評価システム「LCM-3A型」を自社開発・発売
2017年2月3日
株式会社東陽テクニカ
液晶材料に加え、LCD実パネルの測定・評価が可能に
TFT-LCD評価システム「LCM-3A型」を自社開発・発売
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:五味 勝、以下 東陽テクニカ)は、液晶ディスプレイ(LCD)業界で品質評価の標準製品となっている、自社開発製品・液晶物性評価システム「6254型」を2001年より販売しています。
今回機能拡張を行い、液晶材料に加え、LCDパネルおよび仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などに使用されるLCOS(Liquid crystal on silicon)も測定可能な、TFT-LCD評価システム「LCM-3A型」を2017年2月3日に発売いたします。今後、LCOSの研究開発が活発化している北米地域においても発売し、さらなる事業の拡大を図ってまいります。

TFT-LCD評価システム「LCM-3A型」
LCDは、1970年代に電卓で採用されて以来、PC、TV、スマートフォンなど様々なアプリケーションが開発され、10兆円産業に発展しました。
東陽テクニカは、1985年以降、液晶およびLCD材料の様々な評価装置を販売しています。2001年には、LCDパネルのサンプルに任意の電圧波形を印加し得られる電圧または電流波形から非破壊で、LCDパネルの不良として発現するムラやしみの主要因といわれる不純物イオンの定量評価を可能とした、液晶物性評価システム「6254型」を業界で初めて開発しました。液晶、配向膜、カラーフィルタなどLCDパネルを構成する材料の研究開発や品質管理、ならびに、LCDパネル製造ラインの工程評価に使用され、業界標準器として、国内外で数多く採用されています。しかし、製造工程でパネル内に不純物イオンが混入していないかを判定し工程評価を行う際には、製造ラインを流れる実パネルを直接測定する機能がないため、ダミーサンプルを作製する必要があります。
新製品のTFT-LCD評価システム「LCM-3A型」は、「6254型」に機能を追加し、LCD実パネルから直接測定・品質評価ができるようにしました。これにより、ダミーサンプル作製が不要となり、多くの時間と費用が削減できます。さらに、不純物イオンの定量評価には、従来数週間かかる試験を要しますが、「LCM-3A型」では数分で完了できます。LCDパネル材料や実パネルを直接・簡単・迅速に評価できるようになり、新製品立ち上げにかかる時間の短縮や省力化、工程管理・不良解析の簡単・迅速な実施、歩留まり向上が図れます。
なお、LCDのみならず、VRやARなどに使用されるLCOSも測定できます。また、「6254型」のユーザーもハードウェアとソフトウェアの拡張で、アップグレードが可能です。
主な特長
- LCD品質評価に不可欠な、電圧保持率、イオン密度、残留DC電圧を1台の装置で測定が可能
- モバイルサイズからテレビサイズまで、様々な大きさのパネルの測定が可能
- 液晶材料に加え、LCDパネル、LCOSの測定を実現
- 8CH(同時測定)、48CH(順次測定)の2ラインアップを用意
- LCDパネル測定のために必要なGateやスイッチへの印加電圧出力を最大16CHまで用意
- 高精度測定に不可欠な、システムからの低リーク電流(1pA以下)を実現
製品データ
- 製品名: TFT-LCD評価システム「LCM-3A型」
- 販売地域:全世界
- 発売日: 2017年2月3日
★ 本件に関するお問い合わせ先 ★
株式会社東陽テクニカ メディカルシステム営業部
TEL:03-3245-1351
E-mail:lcd@toyo.co.jp
TFT-LCD評価システム「LCM-3A型」サイト:http://www.toyo.co.jp/material/products/detail/id=12073
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