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ID.
Q. 波形の位相ずれがないフィルターとは。
A.
FiltLP()関数等で波形をフィルターするとフィルター次数に応じた位相ずれ(時間軸上での遅れ)が生じます。
Professional以上に含まれますFiltLPZ()関数等を使用すると位相ずれのないフィルターが可能です。
原理的には下記の処理を行っています。
1) 適用したいフィルター次数の半分の次数でFiltLP()関数を適用する。
2) Mirror()関数で波形をX軸反転する。
3) 適用したいフィルター次数の半分の次数でFiltLP()関数を適用する。
4) Mirror()関数で波形をX軸反転して元にもどす。
ただし上記の手順ではフィルターを2回行っているためカットオフ周波数での波形の減衰が-6dBになります。
FiltLPZ()関数等は上記と同じ手順でカットオフ周波数での波形の減衰が-3dBになるように処理しています。