FAQ

FAMOS

シーケンス / 関数top

レインフロー法

ID.

Q. ClsOffRainflowInit1 関数

A.


ClsOffRainflowInit1関数は、レインフロー法の解析用パラメータを設定するための関数の1つです。パラメータは以下のようになります。
ClsHandle =ClsOffRainflowInit1(_Classes, _UnitUse, _UnitColumn, _UnitRow, _UnitCounter, _Unit_Y_Residue, _SV_0)

ClsHandle 以後の関数群が参照するための変数 (名称は任意)
_Classes クラス数をいくつにするかの設定、4以上1000以下
_UnitUse クラス幅をどのようにスケーリングするかの設定
 0:クラス番号でスケーリング(0, 1, 2...)
 1:入力データ自体の物理単位でスケーリング
_UnitColmn 結果のX軸の単位 (X軸の意味は後述)
_UnitRow 結果のZ軸の単位 (Z軸の意味は後述)
_UnitCounter 結果のY軸の単位 (Y軸はカウント回数)
_Unit_Y_Residue レジデューのY軸の単位 (基本的にカウント回数)
_SV_0 常に0に設定しておく現在は使われていないパラメータ

〇軸の単位、というパラメータは表記上の文字列の設定です。
例えば下図の結果の場合、X軸の単位はMean [Nm]、Z軸の単位はAmpl [Nm]、Y軸の単位はCountという文字列がそれぞれ設定されています。ここでのX軸、Z軸の設定はあくまで表記上の文字列のみであり、実際の軸の意味自体はClsOffRainflowInit2関数で設定します。
クラス幅のスケーリング、_UnitUseは1、つまり入力データ自体の物理単位によるスケーリングが使用されています。

これ単体では解析用パラメータの設定は完結せず、ClsOffRainflowInit2、ClsOffRainflowInit3関数へ続きます。続く関数では、この関数で作成される変数であるClsHandleを参照します。


<< レインフロー法に関するFAQ一覧へ戻る