FAQ検索結果
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Qフリッカー試験規格で試験用電源の電圧変動を検証する要求があります。CTSソフトは対応していますか
以下の手順にて、規格に沿った検証が行えますのでご検討ください。
1. 試験用電源に無誘導抵抗などの電圧変動を生じない負荷を接続する
2. 通常のフリッカー測定を行う
3. Pstが0.4を超えないことを確認する
QCDN M116型CDNを使用して信号発生系の校正測定を行います。CAL U100B型 150/50Ω adapterが1台しか付属していませんが、AE側には何も接続しないのでしょうか
AMETEK社製CDN M116をはじめとする1 PE line用CDN M1シリーズは、PE線を対象としているCDNのため、EUTポートから入った線はデカップリング回路を通った後、内部でGNDに接続されています。このため、信号発生系の校正測定の際は、AE側にはCAL U100B型 150/50Ω adapterを接続せずに、EUT側のみにCAL U100B型 150/50Ω adapterを接続します。
なお、AMETEK社製CDN Sシリーズ(シールド線用CDN)についても、同様にEUT側のみにCAL U100B型 150/50Ω adapterを接続して信号発生系の校正測定を行います。
Q測定データに記録される[測定時間]は妨害の開始時刻でしょうか。それとも終了時刻でしょうか
QBS5000型バンドセレクタのInterlock端子を使用して安全機能を利用したいです。接続するスイッチへの要求仕様はありますか?
バンドセレクタのInterlock端子からは+5VDCの信号を出力します。スイッチが短絡状態では約1.5mAの電流がスイッチに流れます。
このInterlock端子には機械スイッチを接続することを想定しております。スイッチまでにケーブルを引く場合でもなるべく小さい抵抗値とし、多くても総抵抗値が1kΩを超えないようにして下さい。
なお、製品製造時期や試験システム構成により上記仕様と異なる場合がありますのでご留意ください。ご使用の製品が上記仕様に該当するか不明な場合は、東陽テクニカEMC自動測定システムお客様サポート( Emc-support@toyo.co.jp )までご連絡をお願いいたします。
QCTSソフトのHarmonicsレポートの%of LimitがN/AでTest ResultがPassとなります
なお、上記の記述は、例えばIEC 61000-3-2 Ed.5.1:2020版の7 Harmonic current limits -7.1 Generalに記載されています。
Qイミュニティ測定を実施後、測定結果画面を開くと何もデータが表示されません
なお、本動作は全イミュニティソフトウェア(IM5/RS, IM5/CS, VI5/RS)で共通です。
Q終端したEMクランプをデカップリングのために使用できるのはどのような場合ですか
IEC61000-4-6 Ed.4.0: 2013規格では、2つのポートを持つEUTのうち、その1つのポートのみにCDNが接続できる場合において、試験中にAEが誤動作してしまう場合に終端したEMクランプをデカップリングのために使用できると記載されています。
例
電源線(3線)を持つEUTと電源線(3線)を持つAEが通信線で接続されています。電源線(3線)への妨害注入にCDN-M3を使用します。このEUTの試験中に、AEが誤動作する場合、デカップリングのためにEUTとAEの間に終端したEMクランプを使用できます。
Q東陽テクニカ製RFセレクタやRFバンドセレクタのINFORMATIONの内容を変更したい
東陽テクニカ製RFセレクタやRFバンドセレクタのINFORMATION部分は、システム変更などに対応するため、紙などに印刷した内容を貼り込めるように設計されています。
以下の手順にてINFORMATIONのパネルを取り外して、任意の内容へ変更して頂くことが可能です
INFORMATIONのパネルの取り外し方法
パネルを奥へ押し込みます。
パネルを下へずらします。
パネル上部の縁が出てくるので、引っ張り出します。
なお、貼り込む用紙は110mm x 65mmほどのサイズで製作ください。
QMD4070A型Monitoring DeviceをDC電源供給なしに使用することは可能でしょうか
MD4070A型Monitoring Deviceをイミュニティ試験の印加電流モニタ用途として使用する場合、高い測定感度が不要なため、Passiveモードで使用する場合が多いと思われます。この場合、電源供給なしに(ACアダプターPSU 6001を接続せずに)ご使用頂いて問題ありません。
QCTSソフトウェアにて[Signal too weak or frequency too low! Please check the system and the cables.]というエラーメッセージが表示されます
・ 試験品への供給電圧(230V/50Hz等)が供給されていること
・ 電源高調波アナライザとリファレンスインピーダンス間等の配線が緩み無く接続されていること
・ 電源高調波アナライザ本体と測定PCを接続するケーブルが緩み無く接続されていること
Q副担当登録のお知らせメール内のURLをクリックするとエラーになります
事前に東陽テクニカ公式サイトのへの会員登録ならびにマイページへのログインを行っておく必要があります。
メール本文に記載されているURLについて
メール本文には副担当として追加されたバージョンアップサービスの製品ページのURLが記載されています。クリックするとWebブラウザで東陽テクニカ公式サイトの内のバージョンアップサービスページが開きます。
ただし、当該ページに正しく遷移するためには、事前に東陽テクニカ公式サイトのへの会員登録ならびにマイページへのログインを行っておく必要があります。
ログインしていない状態でクリックすると以下のエラーページが表示されてしまうのでご注意ください。
関連
- 東陽テクニカ公式サイト ログインページ (https://www.toyo.co.jp/login/)
Q副担当登録のお知らせというメールが届きましたがこれは何ですか?
EPXまたはES10のバージョンアップサービスの副担当に追加された際に、システムから自動送信されるメールです。
件名: 副担当登録のお知らせ】 管理番号:[xxxxx] your_email_address 様 下記購入製品の副ユーザに設定されました。 http://www.toyo.co.jp/mypage/product/detail.php?id=xxxxx 購入製品管理番号:xxxxx 納入日:yyyy-mm-dd モデルコード:EPX_VUP(または ES10_VUP) 製品名EPX(またはES10)バージョンアップサービス
副担当について
EPXまたはES10のバージョンアップサービスでは、ひとつのライセンスにつき、主担当1名に加えて最大5名の副担当のメールアドレスを追加することができます。
副担当として追加されると、当該メールアドレスのアカウント(※別途会員登録が必要)で主担当と同等のソフトウェアダウンロード機能が利用可能となります。
メール本文に記載されているURLについて
メール本文には副担当として追加されたバージョンアップサービスの製品ページのURLが記載されています。クリックするとWebブラウザで東陽テクニカ公式サイトの内のバージョンアップサービスページが開きます。
ただし、当該ページに正しく遷移するためには、事前に東陽テクニカ公式サイトのへの会員登録ならびにマイページへのログインを行っておく必要があります。
ログインしていない状態でクリックすると以下のエラーページが表示されてしまうのでご注意ください。
関連
- 東陽テクニカ公式サイト ログインページ (https://www.toyo.co.jp/login/)
QSchwarzbeck NNBM8124 Artificial Mains Network背面にMAINS FILTER CAPACITORスイッチがあります。CISPR25 試験時はどのように切り替えれば良いでしょうか
Qネットワークアナライザを使って、NSA(Normalized Site Attenuation)を測定しようと思います。 スペクトラムアナライザのようなMaxhold機能はありますか?
そのような機種をご利用ください。
例)
Keysight E5063A
[Display]-[Data Hold]-[Maximum]のボタン操作で機能します。
下記ヘルプファイルもご参照ください。
http://ena.support.keysight.com/e5063a/manuals/webhelp/eng/measurement/analyzing_data/holding_max_min_points_for_the_trace.htm
QHarmonics Test Report内の[Voltage Source Verification Data]ページの各次数のうち、StatusがMarg.となる次数があります。この意味は何でしょうか
- 3次高調波:0.9%
- 5次高調波:0.4%
- 7次高調波:0.3%
- 9次高調波:0.2%
- 2次から10次の偶数次高調波:0.2%
- 11次から40次の高調波:0.1%
Statusの表示は、各次数が許容値に対してどのくらいかによって以下の通りになります。
- OK :100%以下
- Marg.:100-120%
- Dist.:120%以上
OK以外の、Marg.やDist.の場合は、供給電源電圧についての規格要求を満足していない状態ですので、ご注意下さい。
一般的に、11次から40次の高調波についてMarg.やDist.となる場合は、測定時にJIS C 61000-3-2に規定されているインピーダンスをご使用されているために電圧波形が歪んでいる場合が多いようです。この場合、上記のインピーダンスを使用しないで測定するなどの対応をお試し下さい。
また、3次や5次の高調波についてMarg.やDist.となる場合は、使用している電源の問題が多いようです。この場合、ご使用されている電源の確認をお試し下さい。
QAMETEK社製電源線用CDN(CDN M016型等)に接続するための4mmバナナプラグの推奨品はありますでしょうか
セーフティバナナプラグは下記写真のようにプラグ部分に絶縁カバーを取り付けたもので、より安全性に配慮したプラグです。
なお、AMETEK社製電源線用CDNの多くは、電源線接続部のコネクタが上記の4mmセーフティバナナプラグが接続できる形状となっており、一般的なコンセント形状ではないことに留意下さい。必要に応じて、接続する電源線のコネクタを加工してCDNへ接続して下さい。
QDecoupling Clampはどのような場合に使用するのでしょうか
以下に使用例を示します。
例
アース線と電源線(3線)を持つEUTと電源線(3線)を持つAEが通信線で接続されています。アース線への妨害注入にはCDN-M1、電源線(3線)への妨害注入にはCDN-M3、通信線への妨害注入にはEM Clampをそれぞれ使用する場合を考えます。この時、EUTへの妨害注入は以下の3通りで行います。Decoupling Clampは、このうち[2. CDN-M1から注入]と[3. CDN-M3から注入]の場合に、通信線のDecouplingに使用します。
1. EM Clampから注入
2. CDN-M1から注入
3. CDN-M3から注入
Q単相3線式の電源線への妨害印加にはどのようなCDNを使用すれば良いでしょうか
QCTS4のFlicker試験にてLoadをThree Phaseと選択した際に、Test Parametersの24 x dmax Testを使用することは可能でしょうか
以下の手順にて手動で繰り返し測定をお願い致します。
[手動での24 x dmax Test]
- Test Parametersにて"dc, dt and dmax only"を選択
- 24回試験を繰り返す
- 最大と最小を除いた22個のdmaxの平均値を計算する
QNSG3000シリーズ(NSG3040, NSG3060) EFT/B試験の波形確認に必要な機器と接続方法の例
使用機器の例
品名 | 型番 | メーカ | 備考 |
オシロスコープ | N/A | N/A | 帯域幅400MHz以上 |
50Ω同軸アッテネータ | INA265B | AMETEK | 倍率1000:1 |
1kΩ同軸アッテネータ | INA266A | AMETEK | 倍率2000:1 ※試験器本体の校正時のみ使用 |
CDN出力EFT/B波形確認用 アダプタ |
INA3237 | AMETEK | |
トランスデューサプレート | INA3425 | AMETEK |
50Ω同軸アッテネータINA265B 1kΩ同軸アッテネータINA266A |
CDN出力EFT/B波形確認用アダプタ INA3237 |
トランスデューサプレートINA3425 |
接続方法の例
[CDN出力におけるEFT/B波形確認セットアップ手順]- 試験器前面の「EUT電源出力」から電源電圧が出力されていないことを確認
波形確認時に同軸アッテネータに電源電圧が印加されると焼損します。 必ずEUT電源供給用のケーブルを外し、「EUT電源出力」から電源電圧が出力されていないことを確認してから波形確認を行ってください。 |
- 「EUT電源出力」の測定したい相(L, N, PE)にCDN出力EFT/B波形確認用アダプタINA3237を接続
INA3237と重ねて接続します。
- CDN出力EFT/B波形確認用アダプタINA3237のSHV端子に50Ω同軸アッテネータINA265Bを接続
- 50Ω同軸アッテネータINA265BとオシロスコープをBNCケーブルで接続
[容量性結合クランプ出力におけるEFT/B波形確認セットアップ手順]
- 容量性結合クランプにトランスデューサプレートINA3425を挟み込む
- トランスデューサプレートINA3425に50Ω同軸アッテネータINA265Bを取り付け、BNCケーブルでオシロスコープに接続
- 試験器のバースト出力と容量性結合クランプ(INA3425のアダプタと反対側)を付属のSHVケーブルで接続