FAQ検索結果
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QAMETEK(TESEQ)社製ISN(ISN T8、ISN T8-Cat6及びISN ST08)はPoE規格に対応しているでしょうか
A
対応しています。最新のデータシートにPoE applicationへの対応が記載されております。
ご使用されているISNの電流仕様(Current Max.: 600mA等)をご確認頂き、電圧・電流仕様の範囲内にてご使用ください。
QCH1530-OE200型カメラコントローラーのスーパーインポーズ出力先カメラを変更したい
A
A. 以下の手順にて変更可能です。
1. EMC測定ソフトウェアが起動していないことを確認してください。
2. 下記のファイルをメモ帳などで開いてください。
C:\Users\Public\Documents\TOYO Corporation\ToyoVi\ Outctrl.spc
3. ファイル内で「CH1530-OE200」を検索してください。
4. 見つかった部分を下にスクロールしてもらうとInitCmd, WritePageDataCmd, ClearPageDataCmdという文字列があります。
赤字で示した箇所をすべて変更します。例えば、すべて2へ変えると、カメラ2になります。
1. EMC測定ソフトウェアが起動していないことを確認してください。
2. 下記のファイルをメモ帳などで開いてください。
C:\Users\Public\Documents\TOYO Corporation\ToyoVi\ Outctrl.spc
3. ファイル内で「CH1530-OE200」を検索してください。

赤字で示した箇所をすべて変更します。例えば、すべて2へ変えると、カメラ2になります。

QCTSMHXの高調波電流測定結果にて、PWHC/Iref(%)の値が0.0%になります。正常な結果でしょうか
A
正常な結果です。
PWHC/Iref(%)の算出の際に、基準電流Irefの1%未満の高調波電流は無視されます。
IEC61000-3-12 Ed.2.0 (2011)の4.2.5項に上記の旨の記述があります。
ソフトウェアCTSMXHのVer.2.12以降をご使用の場合、
上記の理由でPWHC/Irefが0.0%となっている場合があります。
14次から40次の高調波電流の測定結果をご確認頂き、上記の条件に該当することをご確認ください。

PWHC/Iref(%)の算出の際に、基準電流Irefの1%未満の高調波電流は無視されます。
IEC61000-3-12 Ed.2.0 (2011)の4.2.5項に上記の旨の記述があります。
ソフトウェアCTSMXHのVer.2.12以降をご使用の場合、
上記の理由でPWHC/Irefが0.0%となっている場合があります。
14次から40次の高調波電流の測定結果をご確認頂き、上記の条件に該当することをご確認ください。
QMD4070A型電流プローブファクターのInsertion LossからTransfer Impedanceへの変換方法
A
AMETEK社製MD4070A型電流プローブのデータシートにInsertion Lossのみ記載されている場合、以下の変換式によりTransfer Impedanceへ変換してご使用ください。
(Transfer Impedance in dBΩ) = (Insertion Loss in dB) + 34 (in dBΩ)
なお、上記の34 dBΩは、20log(50Ω)に相当します。
計算例:
Insertion Lossが-20 dBの場合、Transfer Impedanceは14 dBΩとなります。
なお、電流プローブを使用したイミュニティソフトウェアの設定方法については、「[IM5/CS] 電流プローブを使用した電流値の計算方法」をご参照ください。
(Transfer Impedance in dBΩ) = (Insertion Loss in dB) + 34 (in dBΩ)
なお、上記の34 dBΩは、20log(50Ω)に相当します。
計算例:
Insertion Lossが-20 dBの場合、Transfer Impedanceは14 dBΩとなります。
なお、電流プローブを使用したイミュニティソフトウェアの設定方法については、「[IM5/CS] 電流プローブを使用した電流値の計算方法」をご参照ください。
QEUTからケーブルが1本しか出ていない場合のCDNを使用した伝導イミュニティ試験のセットアップはどのようにすればよいのでしょうか
A
IEC61000-4-6に準じた伝導イミュニティ試験の際に、EUTからケーブルが1本しか出てない場合は、EUTに接続するCDNは1台のみとなり、AE側に接続するCDNが無く、印加電流のリターン経路が作れません。
この場合の試験セットアップについて、明示的にはリターン経路は作れませんが、実際の使用状況を優先し、リターン経路は筐体とグラウンドプレーンとの浮遊容量と考えて、EUTに接続するCDNは1台のままで試験を実施します。
また、そのEUTがユーザーが手で触って操作するものである場合は、擬似手を配置する必要があります。その場合、擬似手もリターン経路になります。
この場合の試験セットアップについて、明示的にはリターン経路は作れませんが、実際の使用状況を優先し、リターン経路は筐体とグラウンドプレーンとの浮遊容量と考えて、EUTに接続するCDNは1台のままで試験を実施します。
また、そのEUTがユーザーが手で触って操作するものである場合は、擬似手を配置する必要があります。その場合、擬似手もリターン経路になります。
QCTSソフトウェアのPOHC平均化の方法
A
IEC 61000-3-2:2018+A1:2020でPOHCの平均化の方法が以下の2通り、規定されました。
C2: すべての観測期間にわたって平均化された高調波電流の最終値
C3: 各DFTタイムウインドウごとに平滑化なしのPOHCを計算し、それらの値を指定の式で計算し平滑化を適用
CTS Ver.4.27以降のバージョンにて、上記のC3の方法でのPOHCの平均化を実施します。Ver.4.27以前のバージョンでは、上記のC2の方法にて平均化を行います。
上記のC3の方法での試験を希望される場合、CTS Ver.4.27以降のバージョンをご使用ください。
C2: すべての観測期間にわたって平均化された高調波電流の最終値
C3: 各DFTタイムウインドウごとに平滑化なしのPOHCを計算し、それらの値を指定の式で計算し平滑化を適用
CTS Ver.4.27以降のバージョンにて、上記のC3の方法でのPOHCの平均化を実施します。Ver.4.27以前のバージョンでは、上記のC2の方法にて平均化を行います。
上記のC3の方法での試験を希望される場合、CTS Ver.4.27以降のバージョンをご使用ください。
QBBA150-BC1000起動時にエラーとなる
A
起動時にエラーとなる場合、BBA150-BC1000を構成する下側のスレーブユニットがLocalモードになってしまったことが原因の場合があります。
Local/Remoteの設定は、上部のマスタユニットのLocalボタンにて設定してください。
下部のスレーブユニットのLocalボタンは触らないようにお願いいたします。
なお、上記の原因の場合、アンプのLogbookには[E065 Extension Unit 01 is not REMOTE mode]のエラー履歴が表示されます。このエラー履歴は、Externtion unit(スレーブユニット)がRemoteモードになっていない状態のメッセージとなります。誤って下側のスレーブユニット側のLocalボタンを操作するなどして、スレーブユニットがLocalモードになってしまうと、このエラーが発生します。
Local/Remoteの設定は、上部のマスタユニットのLocalボタンにて設定してください。
下部のスレーブユニットのLocalボタンは触らないようにお願いいたします。
なお、上記の原因の場合、アンプのLogbookには[E065 Extension Unit 01 is not REMOTE mode]のエラー履歴が表示されます。このエラー履歴は、Externtion unit(スレーブユニット)がRemoteモードになっていない状態のメッセージとなります。誤って下側のスレーブユニット側のLocalボタンを操作するなどして、スレーブユニットがLocalモードになってしまうと、このエラーが発生します。
QNI MAXにて[計測器をスキャン]を実施したところ、東陽テクニカ製セレクタについて[計測器は*IDN?コマンドに応答しませんでしたと]いうメッセージが出ます。製品に問題があるのでしょうか
A
製品に問題はありません。
東陽テクニカ製RFセレクタ(NS4900 Series)やRFバンドセレクタ(BS5000 Series)は*IDN?コマンドに対する応答を備えておりません。
NI MAXで[計測器をスキャン]を実施した場合に上記のメッセージが表示される状態は正常です。
東陽テクニカ製RFセレクタ(NS4900 Series)やRFバンドセレクタ(BS5000 Series)は*IDN?コマンドに対する応答を備えておりません。
NI MAXで[計測器をスキャン]を実施した場合に上記のメッセージが表示される状態は正常です。

QKeysight N5171B型信号発生器をUSB接続で制御した場合に通信エラーとなる
A
以下2点をご確認ください。
1.電源起動順
N5171B型信号発生器をUSB接続で制御する場合、PCが起動している状態で、N5171Bを起動して頂くようにお願いします。通信エラーとなる場合、一度、イミュニティソフトウェアを終了して頂き、N5171Bの電源OFF→ONをお試しください。
一般的にはUSB接続の場合、PCが起動している状態で、USB機器を接続して使うことが前提になっています。
PCが上位側であるため、上位側から下位側(N5171B)に制御が必要です。
PCを後から起動するとタイミングにより、デバイスは認識できても、ロック状態になっていて上位からの制御が受け付けられないケースも起こりえます。
2.Keysight IO Libraries Suiteのインストール
Keysight社製N5171B型信号発生器をUSBインターフェースで制御するためには、Keysight I/O Libraries Suite 14.1以降が必要です。Keysight社ホームページ等よりインストーラーをダウンロードして頂き、インストールをお願いします。
インストール時に以下のメッセージが表示されます通り、東陽テクニカEMCソフトウェアはNational Instruments社製VISAを使用しておりますので、Keysight VISAはSecondaryとしてインストールされます。
Keysight VISAがSecondaryとして設定されていることは、以下の方法でも確認できます。
Keysight IO Libraries Suiteに含まれるKeysight Connection Expertを起動すると、右下に[Keysight VISA is Secondary]と表示されます。
1.電源起動順
N5171B型信号発生器をUSB接続で制御する場合、PCが起動している状態で、N5171Bを起動して頂くようにお願いします。通信エラーとなる場合、一度、イミュニティソフトウェアを終了して頂き、N5171Bの電源OFF→ONをお試しください。
一般的にはUSB接続の場合、PCが起動している状態で、USB機器を接続して使うことが前提になっています。
PCが上位側であるため、上位側から下位側(N5171B)に制御が必要です。
PCを後から起動するとタイミングにより、デバイスは認識できても、ロック状態になっていて上位からの制御が受け付けられないケースも起こりえます。
2.Keysight IO Libraries Suiteのインストール
Keysight社製N5171B型信号発生器をUSBインターフェースで制御するためには、Keysight I/O Libraries Suite 14.1以降が必要です。Keysight社ホームページ等よりインストーラーをダウンロードして頂き、インストールをお願いします。
インストール時に以下のメッセージが表示されます通り、東陽テクニカEMCソフトウェアはNational Instruments社製VISAを使用しておりますので、Keysight VISAはSecondaryとしてインストールされます。

Keysight VISAがSecondaryとして設定されていることは、以下の方法でも確認できます。
Keysight IO Libraries Suiteに含まれるKeysight Connection Expertを起動すると、右下に[Keysight VISA is Secondary]と表示されます。

QAMETEK社製CDNの最大印加電圧は何Vemfですか?
A
製品データシートの表記に従い、以下の通りにご判断ください。
「RF voltage:<30V, refers to 50 V test level in 300Ω」
上記の表記の場合、30VがCDNの内部100Ω抵抗に印加可能な最大電圧を示します。
refers to 50 V test level in 300Ωとは、IEC 61000-4-6に準じたセットアップにて、CDNが150Ωで終端され、80%AM変調が印加された場合に、試験レベル50Vemfの試験に使用できる、という意味です。CDNが150Ωで終端され、80%AM変調が印加された場合の50Vemfの試験時に、CDNの内部100Ω抵抗に印加される最大電圧は、以下の計算の通り30Vです。
( 50 Vemf * 1.8 倍 ) * { 100 Ω / (50 Ω + 100 Ω + 150) } = 30 V
「Max. test level: 33 V in 300 Ω loop」
上記の表記の場合、上記のRF voltage: refers to 50 V test level in 300Ωと同様に判断ください。つまり、「Max. test level: 33 V in 300 Ω loop」の表記の場合、IEC 61000-4-6に準じたセットアップにて、CDNが150Ωで終端され、80%AM変調が印加された場合に、試験レベル33Vemfの試験に使用できる、という意味です。
「Max. test level: 22 V for low impedance」
古いデータシートには、上記のようなMax. test level: 22 V for low impedanceの表記もあります。こちらは、CDNを50Ω終端した場合の条件を意味します。
なお、CDNを50Ω終端した場合の条件でも、CDNを150Ω終端した場合の条件でも、CDNの内部100Ω抵抗に印加される最大電圧は以下の通り同一です。
試験レベル22Vemf, 80%AM変調時に、CDNを50Ω終端した場合にCDNの内部100Ω抵抗に印加される最大電圧
( 22 Vemf * 1.8 倍 ) * { 100 Ω / (50 Ω + 100 Ω + 50) } = 20 V
試験レベル33Vemf, 80%AM変調時に、CDNを150Ω終端した場合にCDNの内部100Ω抵抗に印加される最大電圧
( 33 Vemf * 1.8 倍 ) * { 100 Ω / (50 Ω + 100 Ω + 150) } = 20 V
混乱を避けるため、新しいデータシートやマニュアルでは、CDNを50Ω終端した場合の条件の表記が削除されております。





Q東陽テクニカ製NS4900型 RFセレクタやBS5000型 バンドセレクタを正常にリモート制御できない
A
東陽テクニカ製 NS4900型 RFセレクタやBS5000型 バンドセレクタを東陽テクニカ製ソフトウェアからリモート制御した場合に、機器はリモート状態には切り替わるが、経路切替コマンドなどに反応せず意図した制御ができない場合があります。
この場合、以下のとおり送信ターミネータと受信ターミネータを[LF]へ設定して動作が改善するかご確認をお願いします。
この場合、以下のとおり送信ターミネータと受信ターミネータを[LF]へ設定して動作が改善するかご確認をお願いします。

Q[EP9/VIEW] 限度値ファイルの編集を行いたい
A
EP9/VIEWでは限度値ファイルの編集に対応しておりません。
EP5/VIEW、EP7/VIEWでは限度値ファイルの編集に対応しています。EP9/VIEWでは測定条件および限度値設定の仕様が変更されたため、EP9/VIEWにおいて限度値ファイルの編集には対応しておりません。
Q[EP5/RFP] レンジ測定条件の[クランプ速度]を[High]に設定して測定を開始しても、クランプ速度が[Low]のまま測定が進んでしまいます
A
[その他]タブの[周波数ごとに最大レベルポジションを検索する]にチェックが入っていないかどうかご確認下さい。
上記設定がチェックされている場合、クランプ速度が[Low]のまま測定が進みます。

上記設定がチェックされている場合、クランプ速度が[Low]のまま測定が進みます。

Q[EP5/RFP] 妨害レベルリストでAV検波の測定結果が表示されません
A
以下に該当する場合、AV測定結果を表示しません。
- 限度値タイプが[QP+(AV)]と設定されおり、かつ[QP測定値<AVリミット]の場合
*限度値タイプの詳細についてはEP5RFPユーザーズガイドを参照下さい。
AV測定結果を必ず表示したい場合は、限度値タイプを[QP+AV]へ変更して下さい。
限度値タイプ変更手順
1. 上部メニューバーの[ツール(T)]-[限度値ファイル編集(L)]を選択します。
2. 限度値ファイル編集画面にて、上部[ファイル(F)]メニューより[開く(O)]を選択して限度値タイプを変更したい限度値ファイルを選択して下さい。
3. 限度値タイプを変更して下さい。
4. 上部の[ファイル(F)]メニューより[保存(S)]または[名前を付けて保存(A)]を選択して限度値ファイルを保存して下さい。
- 限度値タイプが[QP+(AV)]と設定されおり、かつ[QP測定値<AVリミット]の場合
*限度値タイプの詳細についてはEP5RFPユーザーズガイドを参照下さい。
AV測定結果を必ず表示したい場合は、限度値タイプを[QP+AV]へ変更して下さい。
限度値タイプ変更手順
1. 上部メニューバーの[ツール(T)]-[限度値ファイル編集(L)]を選択します。

2. 限度値ファイル編集画面にて、上部[ファイル(F)]メニューより[開く(O)]を選択して限度値タイプを変更したい限度値ファイルを選択して下さい。

3. 限度値タイプを変更して下さい。

4. 上部の[ファイル(F)]メニューより[保存(S)]または[名前を付けて保存(A)]を選択して限度値ファイルを保存して下さい。
Q[EPX,ES10] 最終測定時に時間軸のレベル画面が表示されない
A
EP5, EP7及びEP9では独立した画面で上記の時間軸の最終測定レベルを表示しておりました。ES10及びEPXではタイムドメイングラフにて最終測定レベルを表示し、測定データにも記録されるようになっております。
タイムドメイングラフを参照いただけますようお願いします。
タイムドメイングラフを参照いただけますようお願いします。

QNational Instruments社製GPIB対話式制御の使用方法
A
光GPIBアダプターを介したGPIB通信経路でGPIB通信エラーが発生した場合に、不具合箇所の切り分けのためにNational Instruments社製GPIB対話式制御を使用して通信できるかどうかを確認する必要があります。
以下の手順にて通信確認をお願いします。
1.すべてのプログラムから[GPIB対話式制御]を選択
2.起動する[GPIB Interactive Control]ウィンドウにて
ibdev を入力してEnterを押下。
その後、以下の通り入力。
enter board index: 0
enter primary address: 19
*上記の[19]は一例です。接続対象の機器のGPIBアドレスを入力します。
enter secondary address: 0
enter timeout: 13
enter ‘EOI on last byte’ flag: 1
enter end-of-string mode/byte: 0
3.ibwrt “*IDN?”と入力してEnterを押します。
なお、上記の*IDN?はコマンドの一例です。通信確認対象の機器に応じて適切なコマンドを入力します。
4.ibrdと入力してEnterを押します。
その後、enter byte count: 100と入力してEnterを押します。機器と正常に通信している場合、下記のように機器からの応答が表示されます。
以下の手順にて通信確認をお願いします。
1.すべてのプログラムから[GPIB対話式制御]を選択

2.起動する[GPIB Interactive Control]ウィンドウにて
ibdev を入力してEnterを押下。
その後、以下の通り入力。
enter board index: 0
enter primary address: 19
*上記の[19]は一例です。接続対象の機器のGPIBアドレスを入力します。
enter secondary address: 0
enter timeout: 13
enter ‘EOI on last byte’ flag: 1
enter end-of-string mode/byte: 0

3.ibwrt “*IDN?”と入力してEnterを押します。
なお、上記の*IDN?はコマンドの一例です。通信確認対象の機器に応じて適切なコマンドを入力します。

4.ibrdと入力してEnterを押します。
その後、enter byte count: 100と入力してEnterを押します。機器と正常に通信している場合、下記のように機器からの応答が表示されます。

Q光GPIBアダプターを使用した場合に通信エラーが発生する
A
National Instruments社製GPIB-140A型等の光GPIBアダプターを使用して機器をリモート制御した際に通信エラーとなる場合、以下の確認をお願いします。
確認:[GPIBの詳細設定]ウィンドウ内の[Readdress]のチェックを外す
上記で改善しない場合、[通信エラーが発生したとき]の確認項目もご確認ください。
なお、Readdressのチェック有無について以下に説明致します。
GPIBの通信線はコントロールラインとデータラインがあります。コントロールラインで通信相手はGPIBのどの番号、と指定して、データラインでデータを送信します。
ReaddressがONの場合は1つのコマンドを送信するごとにアドレス指定を行います。たとえば、コントロールラインでGPIB番号指定、データ送信、コントロールラインでGPIB番号指定、データ送信、、、といった手順です。
ReaddressがOFFの場合は、1つ前のデータ送信と送信先が同じ場合、既にコントロールラインでGPIB番号指定済みのためアドレス指定を省略します。たとえば、コントロールラインでGPIB番号指定、データ送信、データ送信、、、といった手順です。
ReaddressをOFFに設定したほうが、手順が少ないため若干高速です。ただし、測定の実測で差が出るほどの影響はありません。そのため、東陽テクニカソフトウェアのデフォルトではReaddressはONにさせていただいています。
ただし、National Instruments社や他社の光GPIBエクステンダーを使用した場合、Readdress ONでは動作しない場合があり、その場合はReaddressをOFFにすることが必要です。
確認:[GPIBの詳細設定]ウィンドウ内の[Readdress]のチェックを外す

上記で改善しない場合、[通信エラーが発生したとき]の確認項目もご確認ください。
なお、Readdressのチェック有無について以下に説明致します。
GPIBの通信線はコントロールラインとデータラインがあります。コントロールラインで通信相手はGPIBのどの番号、と指定して、データラインでデータを送信します。
ReaddressがONの場合は1つのコマンドを送信するごとにアドレス指定を行います。たとえば、コントロールラインでGPIB番号指定、データ送信、コントロールラインでGPIB番号指定、データ送信、、、といった手順です。
ReaddressがOFFの場合は、1つ前のデータ送信と送信先が同じ場合、既にコントロールラインでGPIB番号指定済みのためアドレス指定を省略します。たとえば、コントロールラインでGPIB番号指定、データ送信、データ送信、、、といった手順です。
ReaddressをOFFに設定したほうが、手順が少ないため若干高速です。ただし、測定の実測で差が出るほどの影響はありません。そのため、東陽テクニカソフトウェアのデフォルトではReaddressはONにさせていただいています。
ただし、National Instruments社や他社の光GPIBエクステンダーを使用した場合、Readdress ONでは動作しない場合があり、その場合はReaddressをOFFにすることが必要です。
QPBi500L-40AC型Power BoosterのOutputがOnとならない
A
東陽テクニカ製PBi500L-40AC型Power BoosterのOutputがOnとならない場合、以下をご確認ください。
1. 正面の[Enable Keys 1]と[Output On]を同時に押していること
2. 背面のOutput Enable端子に50Ω終端またはショートプラグが接続されて、Output Enable入力がLowの状態となっていること
1. 正面の[Enable Keys 1]と[Output On]を同時に押していること

2. 背面のOutput Enable端子に50Ω終端またはショートプラグが接続されて、Output Enable入力がLowの状態となっていること

QCTSソフトにてPinst, maxを表示することは可能でしょうか
A
あいにくCTS30/CTS4ソフトではPinst, maxを表示することはできかねます。
フリッカメーターの要求仕様であるIEC61000-4-15 Ed.2のTable 4 - Test specifications for flickermeter内のSinusoidal / rectangular voltage changes, Tables 1, 2にPinst, maxの値の仕様が規定されています。しかしながら、CTS30/CTS4ソフトウェアでは該当のPinst, max値を出力することはできません。
なお、定期校正などの機会にフリッカメーターとしての性能を確認される場合は、上記のPinst, maxを必ずしも測定・評価する必要はなく、IEC61000-4-15 Ed.2のRectangular voltage changes and performance testing, Table 5の要求に沿ったPstの評価を行うのみで十分です。
フリッカメーターの要求仕様であるIEC61000-4-15 Ed.2のTable 4 - Test specifications for flickermeter内のSinusoidal / rectangular voltage changes, Tables 1, 2にPinst, maxの値の仕様が規定されています。しかしながら、CTS30/CTS4ソフトウェアでは該当のPinst, max値を出力することはできません。
なお、定期校正などの機会にフリッカメーターとしての性能を確認される場合は、上記のPinst, maxを必ずしも測定・評価する必要はなく、IEC61000-4-15 Ed.2のRectangular voltage changes and performance testing, Table 5の要求に沿ったPstの評価を行うのみで十分です。
Q疑似電源回路網(AMN)内蔵50Ω終端抵抗の耐電力
A
疑似電源回路網(AMN)の内蔵50Ω終端抵抗の耐電力は以下の通りです。
Schwarzbeck社製 NNLK8121型、NSLK8127型:10W
Rohde & Schwarz社製 ENV216型:1W
協立電子工業社製 KNW-343F型:2W
上記以外の製品の内蔵50Ω終端抵抗の耐電力をお問い合わせ場合は、東陽テクニカEMC自動測定システムお客様サポート(Emc-support@toyo.co.jp)までご連絡をお願いいたします。
なお、疑似電源回路網(AMN)内蔵の50Ω終端抵抗については、[擬似電源回路網(AMN)による試験結果の違い]についても合わせてご参照頂けますと幸いです。
Schwarzbeck社製 NNLK8121型、NSLK8127型:10W
Rohde & Schwarz社製 ENV216型:1W
協立電子工業社製 KNW-343F型:2W
上記以外の製品の内蔵50Ω終端抵抗の耐電力をお問い合わせ場合は、東陽テクニカEMC自動測定システムお客様サポート(Emc-support@toyo.co.jp)までご連絡をお願いいたします。
なお、疑似電源回路網(AMN)内蔵の50Ω終端抵抗については、[擬似電源回路網(AMN)による試験結果の違い]についても合わせてご参照頂けますと幸いです。