不正送金、アカウント乗っ取りを防ぐ新たな認証システム 「マルチファクター&2経路認証ソリューション」販売開始 ~Keypasco社と国内総代理店契約を締結~

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2015年11月5日
株式会社東陽テクニカ

不正送金、アカウント乗っ取りを防ぐ新たな認証システム
「マルチファクター&2経路認証ソリューション」販売開始
~Keypasco社と国内総代理店契約を締結~

株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:五味 勝、以下 東陽テクニカ)は、認証ソリューションをグローバルに提供するKeypasco社(本社:スウェーデン)と国内総代理店契約を締結し、独自の認証技術でインターネットバンキングにおける不正送金“ゼロ”を確立する「マルチファクター&2経路認証ソリューション」を2016年1月より販売いたします。

背景/目的

2015年上半期だけでインターネットバンキングの不正送金は、発生件数で754件、送金額で約15億円※1の被害が発生し、影響を受けた金融機関は144行に及んでいます。インターネットバンキングで利用するワンタイムパスワードには、2013年に新種のウィルスにより認証が破られるという新たな手口が出現しています。大手銀行などで使用されているハードウェアトークンは、インターネットバンキングのセキュリティ対策に最も安全な方法と言われていますが、利用者は、ユーザIDやパスワードの他、トークンで得られた数字などを入力しないとログインできず、また、契約している銀行の数だけトークンを持ち使い分ける必要があり、利便性が低いと言われています。銀行側は、利用者に無償で提供するトークンに掛かる費用(初期費用、追加費用、保守費用)を負担しなくてはなりません。このハードウェアトークンにも、2014年にMITB(Man In The Browser)攻撃※2による被害が見つかっています。

「マルチファクター&2経路認証ソリューション」
製品イメージ

東陽テクニカはこの度Keypasco社と国内総代理店契約を締結し、ワンタイムパスワードおよびハードウェアトークンに代わり、インターネットバンキング利用者の利便性・安全性、銀行側の運用コスト低減の課題を解決する「マルチファクター&2経路認証ソリューション」を販売いたします。

※1警察庁広報資料より(2015年9月3日付)
※2 Webブラウザを通じてインターネットバンキングを利用する際に、ユーザの預金を盗み取る攻撃のこと

「マルチファクター&2経路認証ソリューション」の主な特長

開発コンセプトは、非常にシンプルで、“自分のユーザIDとパスワードは、自分のモバイル端末からのみ機能”することを前提に設計されています。下記のコア技術を使って、5つの認証要素①ユーザ固有認証情報(個人情報は含まない)、②ユーザ端末デバイス認証、③近距離通信端末、④地理的位置情報、⑤リスクマネジメント解析、を使って自分の端末からしか認証ができない環境を実現します。また、従来の認証方式では、利用者と銀行(銀行サーバ)間の認証経路(第一認証経路)のみですが、「マルチファクター&2経路認証ソリューション」は、利用者とKeypascoサーバ間の認証経路(第二認証経路)を設け、第一認証経路でセキュリティの脅威があっても第二認証経路により安全性を担保します。

「マルチファクター&2経路認証ソリューション」は、2つのコンポーネントで構成されています。

  • Vaktenクライアントソフトウェア; スマートフォン、デスクトップPC対応(利用者がダウンロードのうえ使用)
  • Borgenサーバソフトウェア; クラウド、オンプレミス対応(銀行側で使用)

<5つの要素を支えるコア技術> 日本ならびに海外で特許取得、あるいは特許出願済。

  • Layered Device ID with 2-Channel Structure
  • Proximity
  • PKI sign in smart phones without extra hardware
  • Dynamic URL
  • Risk Engine

<2経路認証の動作イメージ>

  1. e-bankingのサイトへ、パソコンなどからログイン(Username、PasswordをWeb Portal画面に入力)
  2. e-bankingサーバは、ログイン情報をもとに登録されたユニークなIDをKeypascoサーバに送信
    (個人を特定する情報は含まず)
  3. Keypascoサーバは認証済みのモバイル端末上にプッシュ通知を送信
  4. 認証済みのユーザのモバイル端末からDevice ID、Geolocation IDをKeypascoサーバに送信
  5. Keypascoサーバは、登録済IDと④の情報を照会。正規のログインか否か判断しe-bankingサーバに通知
  6. Keypascoサーバによって正規のログインが承認されると、登録ユーザは、e-bankingのサイトにログイン可能

製品データ

マルチファクター&2経路認証ソリューション

標準価格 
~ 600円/年(税別)(1ライセンス:サブスクリプション方式の場合)
受注目標 
初年度 1.5億円
販売開始日
2016年1月

※ライセンス数をまとめることで1ライセンス価格を抑えたボリュームディスカウントをご用意しております。

東陽テクニカは、Keypasco社「マルチファクター&2経路認証ソリューション」をインターネットバンキングに加え、今後拡大が見込まれるクレジットカード決済を使ったインターネットショッピングやインターネットゲーム、普及が予想されるIoTやフィンテック市場における、なりすましによる不正利用の防止に貢献してまいります。

Keypasco社について

2010年に設立されたKeypasco社は、スウェーデンに本社を置くグローバル企業です。2経路認証構造による独自の認証デバイスを利用する特許を既に台湾、韓国、日本で取得しています。2014年Frost&Sullivan※3によって「Secure Authentication」分野の「Product Innovation Leadership Award」※4を受賞しています。Frost & Sullivanは、Keypasco社のことを『モバイルセキュリティにおける21世紀の真のパイオニアである。この賞の受賞社は、モバイルセキュリティの企業の中でトップ10%を意味している』と述べています。

※3 Frost & Sullivan :1961年に設立されたフロスト・アンド・サリバン社は、世界に40以上の事務所を有し、1,800名以上の産業コンサルタント、市場調査アナリスト、技術アナリストおよびエコノミストが、企業の成長のために新たな市場機会を調査し分析するというミッションに基づいて活動している市場調査会社です。
※4 「Product Innovation Leadership Award」は、成長性のある革新的・優秀な新製品に贈られる賞です。

★ 本件に関するお問い合わせ先 ★

株式会社東陽テクニカ 情報通信システムソリューション部 CyberSec PJチーム
TEL:03-3245-1250(直通)
E-mail:CyberSec_PJ@toyo.co.jp

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