フィンランド・Hamina Wireless社と販売代理店契約を締結
2026年9月7日
株式会社東陽テクニカ
東陽テクニカ、フィンランド・Hamina Wireless社と販売代理店契約を締結
AIによる自動3Dモデリングを備えたWi‑Fi設計・調査ソリューション
「Hamina Planner」、「Hamina Onsite」を提供開始
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:高野 俊也(こうの としや))は、無線ネットワーク設計・解析ソリューションを提供するHamina Wireless Oy(本社:フィンランド、CEO:Jussi Kiviniemi (ユッシ・キヴィニエミ)、以下 Hamina Wireless社)と販売代理店契約を締結し、同社が開発するWi-Fi設計/解析プラットフォーム「Hamina Planner」、およびサイトサーベイツール「Hamina Onsite」の販売を2026年9月7日より開始します。

「Hamina Planner」による3Dシミュレーション(イメージ)

「Hamina Onsite」のアプリ(右)と
測定デバイス「Oscium Nomad」(左)
「Hamina Planner」は、AI機能を搭載した、クラウドベースの無線ネットワーク設計ツールです。建物の図面を読み込むとAIが自動的に3Dのモデルに変換します。また、アルゴリズムによるAP(アクセスポイント)の自動配置機能を用いることで、設計工数の削減やデザイン時間の短縮が期待できます。
「Hamina Onsite」は、iPhone、iPad、MacBookなどのApple端末に対応した「Hamina Onsite」アプリと、専用の超小型軽量Wi-Fi測定デバイス「Oscium Nomad」を組み合わせることで、2.4/5/6GHz帯のサイトサーベイを効率的に実施できます。リアルタイムでヒートマップを表示しながら、電波強度、SNR(信号対雑音比)、干渉状況、Nearby AP(周辺アクセスポイント)などの情報を可視化でき、無線LAN構築時の調査や導入後の品質検証、障害解析を効率化します。
いずれの製品も、Wi-Fi 7をはじめとする無線LANを用いたIoTネットワークの導入が進むエンタープライズ、工場・倉庫、スタジアム、データセンターなどの無線環境構築・運用現場において、高精度な電波シミュレーションとサイトサーベイの高速化・効率化の実現に貢献します。
背景/概要
無線通信技術の高度化・多角化に伴う、ネットワーク設計・可視化の課題
近年、オフィスや工場、物流施設、教育機関などで高速・低遅延な無線通信への需要が急速に高まっています。特にWi-Fi 6E/Wi-Fi 7やIoTの普及により、AP配置、干渉対策、ローミング品質の最適化など、無線ネットワーク設計に求められる要件は複雑化しています。一方、ネットワークの高密度化が進むなかで、設計品質の均一化や導入期間の短縮も重要となっています。
従来の無線ネットワーク設計においては、高価な専用ハードウェアや高スペックなPCへのソフトウェアインストールに加え、フロア図面をもとに手作業で行う3Dモデリングや、導入後の現地調査と再設計に多くの工数を要することが課題でした。また、設計品質がエンジニア個人の経験やノウハウに依存しがちであり、組織としての設計標準化や業務の効率化が求められています。
WebベースとAI活用による設計、構築の効率化
Hamina Wireless社はWi-Fiネットワークの設計、検証、トラブルシューティング、監視ツールを展開しています。APオートプランニング機能による配置の最適化やAIによる平面図の自動3D化など、革新的な機能を備えています。同社が展開する「Hamina」製品シリーズのプラットフォームはWebベースで提供されるため、専用ソフトウェアのインストールを必要とせず、一般的なWebブラウザからアクセスできることが特長の一つです。東陽テクニカは、このたびHamina Wireless社と販売代理店契約を締結することで、ユーザーがよりアクセスしやすく、かつ組織内で設計業務を標準化しやすいWi-Fiネットワークの設計・調査ソリューションを拡充いたします。
設計ツールの「Hamina Planner」では、AIによる壁面の自動認識機能を備えており、PDFやCAD図面をアップロードするだけで、建物の3Dモデルを自動生成できます。さらに、アクセスポイントの配置変更に応じて電波の伝搬状況をリアルタイムに計算し、高精度な2D/3Dヒートマップとして可視化するため、最適なAP配置やチャネル設計を短時間で実施可能です。
サイトサーベイツールの「Hamina Onsite」では、Wi-Fi調査結果をリアルタイムで可視化し、無線環境導入後の検証やトラブルシューティングを効率化します。
設計情報とサーベイ情報はクラウドへ同期されるため、シームレスな管理が可能となり、設計修正やトラブルシュートの効率化を実現するほか、複数拠点やチーム間での情報共有も容易に行えます。
「Hamina Planner」・「Hamina Onsite」の主な特長
Hamina Planner
- クラウドベースの無線LAN設計ツール
- AIオートモデリング機能による図面上の壁面自動認識および自動作成
- APオートプランニング機能による、最適なAP配置提案
- 画面上でAPを移動させた際に電波シミュレーションをリアルタイムに計算して表示
- 2D/3D表示によるネットワーク可視化
- ローミング解析、SNR解析、干渉解析に対応
- PoE、スイッチ、ケーブル設計を統合管理
- PDF/CAD図面(DWG/DXF)など各種フォーマットに対応
- レポート自動生成機能(2D/3D, BoM)を搭載
Hamina Onsite
- Wi-Fiサイトサーベイおよびトラブルシューティングに対応
- iPhone、iPad、MacBookなどのApple端末で利用可能
- 計測中にヒートマップをリアルタイムで表示
- Wi-Fi 6E/Wi-Fi 7規格対応
- SNR、干渉、Nearby AP、スペクトラム解析に対応
- クラウド同期による調査データの共有
- 地下や電波の届かない場所などオフライン時でも測定可能。測定データはオンライン復帰時にクラウドへ自動で同期
- レポート生成機能を搭載
製品データ
- 製品名
- Wi-Fiサーベイツール「Hamina Onsite」
Wi-Fi設計ツール「Hamina Planner」
- 販売開始日
- 2026年9月7日
- 販売価格
- 要お見積り
Hamina Wireless Oyについて
2021年に設立されたHamina Wireless社は、Wi-Fiネットワークの設計・サーベイに対する総合的なソリューションを提供しています。既存の方法にとらわれない発想と技術開発により、AIを用いた自動3Dモデリングを実現し、オフィス、倉庫、病院、屋外施設、クルーズ船など、あらゆる場所の無線LAN構築を支援しています。Hamina Wireless社の製品は、無線LANマーケットにおける高効率ソリューションとして広く使用されています。
Hamina Wireless社Webサイト:https://www.hamina.com/
★ 本件に関するお問い合わせ先 ★
株式会社東陽テクニカ 経営企画部 広報・マーケティンググループ
TEL:03-3279-0771(代表)
E-mail:marketing_pr@toyo.co.jp
本ソリューション(Hamina Wireless社製品)に関するWebページ:https://www.toyo.co.jp/ict/maker/product_list/id=46620
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