個人騒音暴露計「Spartan 730」発売~ 職場における騒音性難聴予防のための管理ツール ~
2021年6月18日
株式会社東陽テクニカ
個人騒音暴露計「Spartan 730」発売
~ 職場における騒音性難聴予防のための管理ツール ~
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、米国Larson Davis社製の騒音性難聴予防のための管理ツール「Spartan(スパルタン) 730」を2021年6月に発売いたしました。「Spartan 730」は、作業者の肩に付けて測定・管理できる個人騒音暴露計(Personal noise dosimeter)で作業時間中継続的に測定することが可能です。さまざまな職場環境における個人の騒音暴露を測定・管理することで、作業者の騒音性難聴を予防し、健康維持に貢献します。

「Spartan 730」(写真左)と装着イメージ(写真右)
背景
完治が難しい騒音性難聴、長期間の騒音作業により無自覚のうちに進行することも
騒音性難聴は世界で最もよくみられる職業性疾病の一つです。騒音作業者の定期健康診断の全国集計では数万人単位の有所見者数がおり、職場環境による職業性難聴として労災認定されるケースも報告されています。
騒音性難聴は、騒音環境に5年、10年と長期間さらされることにより本人が無自覚のうちに難聴が進行することが多いと言われています。騒音によって聴覚の感覚細胞が損傷してしまうとその細胞は二度と再生しないため完治は難しく、騒音性難聴の進行予防を目的とした適切な管理と対策が重要です。
個人の耳付近の騒音レベルを管理することが騒音性難聴の予防に有効
作業環境測定で使用される騒音計では、等価騒音レベルを測定します。その等価騒音レベルは測定時間内の騒音レベルのエネルギーの時間平均となるため、作業者への実際の騒音暴露量とは異なり、長時間の騒音暴露に対する測定としては不十分です。そのため、作業者の耳付近の騒音レベルを作業時間中継続的に測定することが正確な評価に効果的で、結果に応じて聴覚保護具の選定時などに対策レベルを検討することが最も有効な予防につながります。このように、個人への騒音暴露量を測定することが騒音性難聴の進行予防に重要で、個人騒音暴露計の普及が作業者の健康維持につながると考えられます。
「Spartan 730」について
海外では個人への騒音暴露に対する測定管理が重要視されており、「Spartan 730」は米国や欧州を中心にすでに幅広く使用されております。
本製品は小型軽量で、作業服に取り付けたままワイヤレスで測定・記録ができるため、作業を妨げずに管理が可能です。スマートフォンやPCで容易に設定ができ、リアルタイムモニタリングも可能です。パラメータとしては、周波数重みづけL(C-A)計算の他、積分演算機能により等価騒音レベル(LAeq)や騒音暴露レベル(LAE)などを測定できます。また一般的な騒音計と異なり、ISOやOSHA(米国労働安全衛生局)における騒音暴露の各種規格に準拠している専用端末となります。
一般的に85dB以上の音が発生する環境においては、騒音性難聴発症のリスクが高いと言われており、さまざまな職場において、作業者の騒音性難聴予防のための健康管理ツールとして活用できます。

主な特長
- ダイナミックレンジ: 45 ~ 140dBA
- 周波数範囲: 8 Hz ~ 12.5 kHz
- 小型軽量、ウェアラブル
- ワイヤレス(Bluetooth 4.2対応)
- ISO9612、OSHA HCおよびPELなど各種規格に準拠の同時測定
- L(C-A)計算の他、積分演算機能により等価騒音レベル(LAeq)や騒音暴露レベル(LAE)を計測
- スマホやPCでリアルタイムモニタリング可能
- 1回の充電で40時間使用可能
- レポート作成機能あり
Larson Davis社について
Larson Davis社は、精密音響試験・振動計測機器のメーカーとして1981年に設立されました。その後、1999年にはPCB Piezotronics社の一部門となり、音響校正器、騒音計、人体振動計、手腕振動計のラインナップを中心に、さまざまなタイプのセンサー(加速度計やマイクロホン)と組み合わせた計測機器を扱う世界的なブランドです。
Larson Davis社 Webサイト:http://www.larsondavis.com/
★ 本件に関するお問い合わせ先 ★
株式会社東陽テクニカ 経営企画部 マーケティング課
TEL:03-3279-0771(代表)
E-mail:marketing_pr@toyo.co.jp
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