走行耐久・高速試験、 自動運転での複数車両同時走行に成功 ~GPS制御 実車走行試験用ロボット「NaviControl」~
2016年5月11日
株式会社東陽テクニカ
走行耐久・高速試験、自動運転での複数車両同時走行に成功
~GPS制御 実車走行試験用ロボット「NaviControl」~
株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:五味 勝、以下 東陽テクニカ)は、実車走行試験用ロボットのリーディングカンパニーであるイタリアHI-TEC社(本社:イタリアロンバルディア州ミラノ)の走行耐久・衝突試験用の実車走行試験システム「NaviControl」を使った、複数車両同時走行実験に成功いたしました。日本のお客様のご要望から新たに開発した複数車両同時走行オプション「Multi Control」を2016年5月16日より販売いたします。
なお、5月25日(水)~27日(金)にパシフィコ横浜・展示ホールで開催される「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展2016 横浜」に展示いたします(東陽テクニカブース番号:130)。

無人スラローム試験
近年、自動車の安全性向上のため、様々な路面状態の走行試験や耐久試験など、長時間で過酷な実走運転が不可欠になってきていますが、テストドライバーでは実施が難しいことが課題になっています。
GPS制御 実車走行試験用ロボット「NaviControl」は、テストコースにおいて、ハンドル・ブレーキ・アクセル・クラッチ・ギア用ロボットを使い、メーカーや車種を問わず全ての自動車を、完全自動、半自動、遠隔操作で、定義された軌跡ならびに速度にて走行します。過酷な条件下でも高精度・高再現性かつ安全な実車走行試験が実施でき、正確な計測を行うことができます。
今回多数のご要望にお応えし、複数車両の同時走行が可能になる機能「Multi Control」を新たに開発いたしました。「Multi Control」は各車両の位置と距離を常時計測し、さらに追突防止機構により、安全に複数車両同時の自動走行試験を可能にします。複数台を同時に試験することで、テストコースの効率的な運用につながります。また、“複数車両同時走行機能”とともに新たに“慣性計測機能”を追加し、障害物やトンネル内で一時的にGPS信号が途絶えても自動運転が継続できるようにしました。
テストコースでの様々な路面状態の走行試験や高速走行試験を高再現性かつ安全に、また、複数台の試験を同時に実施することで、大幅な試験効率向上とコスト削減に貢献します。
NaviControlの特長

複数車両同時走行イメージ図
高精度&高再現性
- RTK-GPS※1 (位置検出精度2cm) 方式で位置制御精度:5cm
- 速度制御精度:±0.5km/h
アプリケーション
- 各路面状態の走行試験
- 凸凹衝撃試験
- 高速走行試験
- Jターン・フィッシュフックなどの規格試験
- 衝突試験
製品データ
製品名: GPS制御 実車走行試験用ロボット「NaviControl」 オプション:複数車両同時走行システム「Multi Control」
標準価格: 5,000万円~ (税別、システム構成・モデル・オプションによる)
※1 RTK-GPS:Real Time Kinematic GPSは、2点のGPS受信アンテナを使い地上に固定した基準点側で誤差を求め、それを移動局側に通知し高精度化する方式。この方式の位置精度は2cm。
HI-TEC社について
HI-TEC社は1980年にイタリアのミラノで設立された、自動車計測に特化したシステムインテグレーション会社であり、実車走行試験用ロボットのリーディングカンパニーです。自動車メーカー向けに衝突試験用機器開発、試験システム販売、計測サービスを行っています。東陽テクニカは、HI-TEC社の日本総代理店です。
★ 本件に関するお問い合わせ先 ★
株式会社東陽テクニカ 機械制御計測部
TEL:03-3245-1242(直通)
E-mail:ele2@toyo.co.jp
「NaviControl」サイト:http://www.toyo.co.jp/mecha/products/detail/navicontrol.html
「Multi Control」サイト:http://www.toyo.co.jp/mecha/products/detail/multicontrol.html
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