藤本　康孝 氏（横浜国立大学大学院工学研究院 知的構造の創生部門教授）

先生のご紹介
1998年　横浜国立大学 工学研究科 電子情報工学専攻 博士課程修了
2000年　横浜国立大学 工学部講師
2013年　横浜国立大学より現職

知的制御システムの理論と応用研究をご専門とし、下記3テーマにわたり幅広いご研究をされています。
・サプライチェーンマネジメントなどの経済・物流に関するシステム論的アプローチによるご研究
・オートメーションのための新しい数理的手法のご研究
・ロボティクスを始めとする高度モーションコントロール技術の研究
特に減速機及びモータを含む様々なアクチュエータの研究開発においては、理論・実験の両面から各種論文賞を始めとして多大なご活躍をされています。

受賞歴
・電気学会　部門活動功労賞
・IEEE/ASME Transactions on Mechatronics Best Paper Award
他多数

・産業用ロボットを開発される方
・ロボット用アクチュエータ・モータ・ギヤなどの開発をされる方
・これからロボットあるいはロボット用モータ・ギヤを開発される方
・ロボット要素技術の最新動向にご興味のある方

プログラム

13:30～15:00

第一部　

「高度モーションコントロールのための減速機およびモータの設計・測定・評価手法」
横浜国立大学大学院工学研究院 知的構造の創生部門　教授　藤本　康孝氏

1. 高精度なモーションコントロールのための減速機の設計・測定・評価

1-1.高精度なモーションコントロールにおける減速機の役割
・協働ロボット、パワーアシストロボット

1-2. 高精度なモーションコントロールにおける減速機の設計
・バックドライバビリティ、動力伝達効率、最適化

1-3.高精度なモーションコントロールにおける減速機の測定法・評価事例

2.高精度なモーションコントロールのためのモータの設計・測定・評価
2-1.高精度なモーションコントロールにおけるモータの設計
・高出力密度、高トルク密度、低コギングトルク

2-2. 高精度なモーションコントロールにおけるサーボ制御系の設計
・高精度位置決め制御

2-3. 高精度なモーションコントロールにおけるモータの測定法・評価事例

15:00～15:10

休　憩

15:10～16:30

第二部　

「トルク特性計測・音振動計測の基礎」　株式会社東陽テクニカ

1.トルク特性計測の基礎 【40分】
・トルク計とブレーキによるトルク特性計測方法
・トルク-回転数特性計測の基礎
・適切に測るためのポイント
・トルク計測の応用
・モータ計測・ギヤ計測ソリューションのご紹介（オンラインデモ予定）

2.回転機械の音振動計測の基礎 【40分】
・回転機械振動の対策方針
・モータにおける音振動の発生原因
・計測/解析例
  リップル、コギング、回転変動
  エンベロープ解析
  モーダル解析
  次数比分析
  電磁加振力起因の振動解析“スパシオグラム”
  サウンドデザイン

無　料

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