オンラインセミナー

 HONDA関係者限定!KEISOKU Tec.2021 特別オンラインセミナー
「実験屋と計算屋のよりよい協業の先に-現状の課題解決からのバージョンアップへ-」

開催日時

2021年10月6日(水) 14:00~16:30 ※途中休憩あり

●ツール

    オンライン(Teams使用)

近年、自動車分野において計算機の発達に伴い、CAE(計算工学)の守備範囲と精度が向上し、モデルベースト開発への期待が高まっています。一方で実際の開発プロセスでは異なる結果が得られる事も多く、その有効な活用について、計算屋と実験屋で意識が異なるために、CAEが期待通りに活用されず、双方にフラストレーションが蓄積されている状況も散見されます。

本セミナーでは、計算屋と実験屋の有効なコラボレーションに課題を感じている方々を対象に、前半では、モデルに関わる基本、計算力学の汎用性の意味、モデル化の戦略的意味、モデル化しにくい領域について説明した後、開発プロセスで生じてしまいがちなすれ違いや相互の誤解について、そもそもの考え方の違い、コラボレーション不全の根っ子の原因、具体的な解決事例として国プロでのケースを紹介いたします。

後半では、計算屋と実験屋の有効なコラボレーションの最終的な目的である顧客価値の因数分解、顧客価値を作り上げる企画部署や実施部署との協業のポイント、顧客価値を共通言語とした計算屋と実験屋が一体となったぶれないコラボレーションへの考え方も紹介いたします。更に、現状技術で満足せずに新しい試みを促す方法についてもスマートな方法を示します。

本セミナーは、考え方の引き出しや事例の紹介を通して、参加頂いた方々が双方の考え方を踏まえたうえで、ご参加の翌日から何らかのアクションの第一歩を踏み出すきっかけとなることを目的としています。

※本セミナーは具体的な計算技術の解説ではありません
※本セミナーは具体的な振動騒音に関する計測・解析技術の解説ではありません

【参加いただける方】 HONDA関係者限定

【開催方法】 オンラインセミナー
Microsoft Teamsを使用します。インターネット環境があれば、ご参加いただけます。
セミナーの約1週間前に受講票のメールにて、Microsoft Teamsの接続先及び接続方法をご案内いたします。

日時 開催内容 費用 空席 定員 申し込み
2021年10月6日(水)
14:00~16:30 ※途中休憩時間あり
KEISOKU Tec.2021 特別オンラインセミナー「実験屋と計算屋のよりよい協業の先に-現状の課題解決からのバージョンアップへ-」 無料 270 受付終了
日時 2021年10月6日(水) 14:00~16:30 ※途中休憩時間あり
開催内容 KEISOKU Tec.2021 特別オンラインセミナー「実験屋と計算屋のよりよい協業の先に-現状の課題解決からのバージョンアップへ-」
費用 無料
空席 定員 270
申し込み 受付終了

スケジュール

14:00~15:00 第一部
計算屋と実験屋の有効なコラボレーションに向けて
15:00~15:30 第二部
コンポーネントTPAのご紹介
~実験とCAEの協調による開発初期のNVH予測~(東陽テクニカ)
15:30~15:45 休憩
 
15:45~16:30 第三部
顧客価値を共通言語としたぶれないコラボレーションへ
 

講師紹介
手塚 明 氏(国立研究開発法人産業技術総合研究所 製造技術研究部門 招へい研究員)
東京大学産業機械工学科卒業,ミシガン大学機械系修士課程修了、東京大学システム量子工学科 博士(工学)。
日立製作所家電研究所、通産省製品科学研究所、機械技術研究所、産業技術総合研究所 総括研究主幹等を経て現職。
構想設計コンソーシアム会長。日本計算工学会 フェロー。スタンフォード大学客員研究員、国際計算力学会 理事、日本計算工学会 理事、日本政策投資銀行「競争力強化に関する研究会」アドバイザー等を歴任。現在、デザイン思考、経営工学、計算工学を統合した構想設計マネージメントの研究開発に従事。「アダプティブ有限要素法」「デザインブレインマッピング」(共に丸善出版)等の著者。

対象
・計算屋と実験屋のコミュニケーションに課題を感じる人
・計算屋と実験屋の間に意識の溝があると考えている人
・計算屋の部下を持つ実験屋の上司、実験屋の部下を持つ計算屋の上司