振動センサ簡易校正器

予知保全・状態監視向けの工業用センサを、現場で簡易的に動作チェックすることができます。加速度計だけでなく、軸振動センサ(渦電流式変位センサ)も可能です。

振動センサのメンテナンスはなぜ必要か?
状態監視システムのセンサや監視装置が故障すると
⇒異常振動が発生しても検知できず、アラームが発生しない(設備の異常を検出できない)   
⇒異常振動が発生していないにもかかわらず、アラームが発生(設備の異常を誤検知する)
その結果、装置の故障を未然に防止できないリスクにつながる。 そこで、センサを含めた測定系を定期的にメンテナンスすることが非常に重要である。

なぜ現場でのメンテナンス(動作チェック) が重要か?
  • センサを現場から持出す必要が無いため、ダウンタイムが削減できる
  • センサだけでなく測定系全体をチェック可能(センサ+ケーブル+モニター機器)
  • アラームトリップポイントの管理が可能
  • アラームトリップポイントが適切に設定されているか確認
  • ユーザが、モニタされている正確な振動レベルを調整可能

加速度計の校正
モータ、工作機械、ギアボックス、ローラ、 ポンプ、ベアリング、 ガスタービン、風車などの状態監視システムには、接触式の加速度計が 多く使われます。
9110Dでは、5Hz~10kHzの任意の周波数で加速度計を加振することができ、センサ単体の校正(感度チェック)や監視システム全体のループチェックが可能です。 (699A02は、159.2Hz,1gのみの加振ができるタイプです)

9110D

699A02

 

対象物: モータ、工作機械、ギアボックス、ローラ、 ポンプ、ベアリング、ガスタービン、風車 振動センサ設置例




軸振動センサ(渦電流式変位センサ)の校正
  軸振動センサ(渦電流式変位センサ)は、石油精製、石油化学、電力会社、ガス精製のプラント内にあるガスタービン・蒸気タービン・遠心圧縮機などクリティカルな装置の軸振動・軸位置モニターのために多数使用されております。 軸振動センサは、米国石油協会が定めた規格API 670の「回転機械の監視・保護機器に関する要求事項」の中で使用が義務付けられており、またこれらを「周波数可変の校正器」を用いてチェックするよう明記されてあります。本校正器は、この規格に準拠した校正が可能です。9110Dとオプションの治具(9100-PPA01または9100-PPASH) を組み合わせることで、5Hz~10kHzの任意の周波数で渦電流式変位センサに変位変動を与えることができ、センサ単体の校正(感度チェック)や監視システム全体のループチェックが可能です。