FAQ

FAMOS

シーケンス / 関数top

レインフロー法

ID.

Q. ClsOffRainflowAddResidue関数

A.


レインフロー法におけるカウントでは、1回分のカウントに満たない成分がレジデュー(Residue)として扱われます。この関数ではこのレジデューを最終的なカウント結果にどのように反映させるかの設定を行います。パラメータは以下のようになります。

ClsOffRainflowAddResidue (ClsHandle, _Weight)
ClsHandle ClsOffRainflowInit1関数で作成された変数
_Weight カウント結果に反映させるための重み
 

_Weightとしては0~1の範囲の値が設定可能ですが、実際に入力するべき値としては3通りです。
 0:レジデューの値はカウント結果には反映されません。
 0.5:レジデューの値はハーフサイクルと同じものとしてカウント結果に反映されます。
 1:レジデューの値は1サイクルと同じものとしてカウント結果に反映されます。

つまり、_Weightが1に近いほどカウントの結果が大きくなります。

なお、ClsOffRainflowInit3関数の_Calculationにおいて2 (ASTM E1049)を選択している場合は、このアルゴリズム自体でレジデューの扱いが定義されているため、この_Weightのパラメータ設定は無視されます。


<< レインフロー法に関するFAQ一覧へ戻る