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ID.g008

Q. セグメントやイベントとはどういう意味ですか?

A.


データ形式の種類

u-LOGGER(データロガー)やFAMOS(波形解析ソフト)は、あらゆるデータフォーマットを取り扱うことができるように、以下のデータ形式を用意しています。

標準 標準は単に計測をスタート&ストップしただけのデータ列です。
FAMOSのほとんどの数学関数はこの標準波形を対象としています。
セグメント セグメントは、行列データのことを意味します。
FFT関係の計算などブロック数で決まったものに対して、定義されます。
イベント イベントは、トリガー計測など毎回の測定時間が不定の場合に用いられるデータ形式です。

データがどの形式であるかは、調べたい変数を選択して"変数/プロパティ"で起動するダイアログのデータ形式で確認できます。
下の例は“セグメント波形”です。

例えば、クラスカウトキットやスペクトラムキットの多くの関数は、ブロック数が決まっているため、結果をセグメントで返します。

【注意】
標準関数の多くはセグメントやイベント構造を持った変数を直接処理できません。
例えば、以下のようなスペクトラム計算された波形に対して最大値を求める関数”Max”を適用するとエラーが発生します。

これは物理的な意味を考えればエラーが発生して当たり前です。
スペクトラム計算された波形データはマトリクス形式で保存されています。
この様子を確認するためには波形エディターでデータを観察してください。

ユーザーは”このデータの最大値を求めろ!”と指示しているわけですが、どの最大値を求めればよいのでしょうか?
例えばセグメント波形であればどのセグメントの最大値を求めるのか指示しなければなりません。
この指示の方法は以下を参照してください。

各セグメントの取得方法

セグメント波形を関数で処理したい場合には、Data[1]のようにセグメント番号を指定してデータを取り出します。
この[1]は1番目のセグメントを意味します。

取り出したセグメント = セグメント波形[ セグメント番号 ]

各イベントの取得方法

次のコマンドで取得できます。
取り出したイベント = EventGet( イベント波形, イベント番号, 0)


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