FAQ

OROS社 OR3x

NVDrive概要

ID.x167

Q. NVDriveでは具体的にどのようなアプリケーションが作成できますか?

A.


NVDriveで作成できるアプリケーションの例として、弊社のOROSサポートページで提供しているアプリケーションを紹介します。

アプリケーション例1: ハンマリングツール
ハンマリング実験をするときに、コヒーレンスというデータをハンマリングの良否の指標としてしばしば用います。ノイズが多かったり再現性が悪かったりする試験の際もコヒーレンスが一般に低下します。例えば、伝達関数を平均する際に打撃するポイントを間違えてしまったりするとこのコヒーレンスが著しく低下することがあります。


図: コヒーレンス

ハンマリングツールでは、ハンマリングの際にコヒーレンスをチェックし指定された値よりコヒーレンスが低くなった場合は、警告を出した上で結果を除外します。プログラムがコヒーレンスをチェックしてくれるため、実験者がチェックすべき項目が減り、実験を効率的に行うことができるようになります。


図: ハンマリングツール

アプリケーション例2: Excel書き出しツール
FFT測定の結果などをエクセルに書き出して、レポートの作成や計算処理をすることは十分想定されることです。このようなときに、Excel書き出しのツールを使うと、エクセルからNVGateの結果を参照して、シートに値を書き出すことができます。


図: エクセル書き出しツール

※ Excelへのデータの吐き出しは、NVGateのレポート機能を使用することでも可能です。マニュアルのレポート機能の項目も参照ください。 Excel書き出しツールではNVGateのレポート機能では難しかった保存された測定結果をExcelに吐き出すことができます。

上記のアドインツールはOROSサポートページからダウンロードすることが可能ですので参照ください。

<< NVDrive概要に関するFAQ一覧へ戻る