振動騒音計測のよくあるお悩み
希望する計測に適した計測機器をどう選べばよいか分からない
どのような計測方法が適しているのかアドバイスが欲しい
実際に計測が正しくできているのか不安がある
データは取得できたが、実際にどう評価するべきかサポートが欲しい
当社の計測ソリューションが選ばれる4つの理由
1. 機器の選定をサポート
ご用途をヒアリングし、豊富なラインアップの中から適切な計測機器の選定を行います。
2. 適切な計測方法をご提案
目的とするデータ取得のために、どのような計測方法が適しているのかご提案いたします。
3. 正確なデータ測定を支援
適切な計測を行うためのアドバイスだけでなく、計測の代行も行っております。
4. 計測結果の評価をサポート
データを取得した後、的確な評価を行うためにはどのような処理が必要か、サポートいたします。
※振動計測コンサルティングや技術サポートには費用が発生する場合がございます。詳細はお問い合わせください。
導入事例
モーター騒音低減についての解析評価サポート
■ 業種:家電メーカー
■ 従業員数:約40,000人
■ 提案製品:音源探査・音響可視化システム Scan&Paint, 騒音振動解析システム PAK
モーター騒音の低減を目的として、まず音響インテンシティ測定を実施し、音響放射が支配的なモーターの部位を可視化して特定。
さらに実稼働解析とモード解析を行うことで、音響支配部位となってしまっている根本原因を突き止めました。
これらの計測結果より、騒音低減に有効な対策や構造を導き出し、アドバイスを行いました。
モード解析による加工製品の不具合原因究明
■ 業種:化学品メーカー
■ 従業員数:約30,000人
■ 提案製品:加速度計, インパクトハンマー, FFTアナライザOR30シリーズ
生産された製品の不具合の症状から機械のローラーの回転以外の要因も推測し、ローラーを支えているフレームの剛性を疑いモード解析をご提案。
フレームの共振周波数を実験から求め、不具合箇所の周期とローラーの回転数とフレームの共振周波数が一致していたことから不具合の原因と判明しました。
この結果を受けて、対策につなげていただくことができました。
モーター騒音の音源探査
■ 業種:家電メーカー
■ 従業員数:約30,000人
■ 提案製品:音源探査・音響可視化システム Scan&Paint
複数のモーターが組み合わさっている製品から出る騒音原因の調査希望を受け、音響インテンシティ測定を実施し、音源を可視化することをご提案。
騒音源が画像で容易に、且つ、空間分解能が高く把握できるため、どのモーターが騒音の音源になっているのかを把握することができました。
騒音評価のベンチマーク用としても活用できるとのことで、導入いただきました。
お役立ち資料
振動騒音測定を向上するための手法やノウハウなど、最新の情報をご紹介しております
サポートメンバー紹介
鈴木 一広
所属 東陽テクニカ 機械技術部
経歴
東陽テクニカに新卒入社後、約10年間特注ソフトウェア開発および電気化学測定アナライザやFFTアナライザの技術サポートに従事。
その後、2011年から現在まで、主に音響粒子速度測定プローブを用いた測定を担当。
森 厚夫
所属 東陽テクニカ 機械計測部
資格 工学博士
経歴
数値解析処理技術に関するコンサルティング業務を経験した後、電機メーカーにて車載モータ全般の振動騒音解析、熱解析、流体解析業務に従事。
その後、振動騒音分野におけるコンサルティング業務、精密機器メーカーでの製品設計、振動騒音解析及び改善業務に従事。
2022年から東陽テクニカに入社し、振動騒音関連のコンサルティング業務や、技術サポートなどを担当。
吉田 準史
所属 大阪工業大学 教授
協力企業:株式会社Bettervibes Eng. 代表
経歴
自動車メーカーに新卒入社し、振動・騒音技術開発と商品開発を担当。
その後、2009年から現在まで、大阪工業大学工学部機械工学科にて振動・騒音低減技術、評価技術、解析技術に関する研究に従事。
2020年からは東陽テクニカの協力会社“株式会社Bettervibes Eng.”の代表として、振動・音実験、分析サポートなどの業務に従事。