PAK技術サポートサイト V6.3各SRでの変更点  

各リリースでの変更点

TOC  

PAK 6.3 サービスリリース2

PAK MKII

新しいファームウエアがPAK MKIIに提供されます。このファームウエアでは低温時のシグナルコンディションボード SC42S G2 Rev.10の挙動を改善しています。

GPSを使用した測定データ取得

PAK MKIIモジュールGPS42 G2およびIRG42 G2に搭載されているGPSチップで発生する「GPS週番号ロールオーバー」と知られている問題(詳細は以下のサイトをご参照下さい:https://en.wikipedia.org/wiki/GPS_week_number_rollover)が、PAK クラシック測定によるデータ取得時に修正されています。これにより、2025年7月初旬から1024週間(19.6年に相当)遡って設定されていたGPSによる測定開始時刻が、再び正しく保存されるようになりました。また、異なるタイプのGPSモジュール(GPS42 G2およびGPS42S G2)を搭載したMKIIデバイスのGPS同期も、再び正常に動作するようになりました。

PAK live 測定にて正しくデータを取得するには、PAK live バージョン PAK live 4.1.6、PAK live 4.0.5、または PAK live 3.6.13 以上を使用して頂く必要があります。

ご注意下さい: 上記の影響はPAK MKIIモジュールGPS42 G2またはIRG42 G2を使用している場合にのみ発生します。PAK classicで測定する場合は、測定設定のGPS/IRIGセクションにあるハードウェア設定で、モードオプションをGPSに設定する必要があります。

MicroQまたはSNAVを使用したGPS42S G2タイプモジュールによる測定データ取得には影響しません。

PAK liveでのデータ取得

PAK live測定設定のオプションウィンドウのエントリを、PAK live測定設定のオートメーションインターフェイスの RESTful API を使用して構成できるようになりました。

TEDS経由でセンサを読み取るためのユーザーインターフェースが改良されました。また多数のTEDSセンサを同時に読み取る際の動作もより安定する様に改良されました。

HEAD Acoustics社のアナログダミーヘッドを使用した際、TEDS 読み取りで正しく認識され、測定設定にその情報が反映されるようになりました。

加振モジュール (PAK live)

FRF測定を実行する場合に測定中に現在の平均数、またはサイン信号加振の場合は現在の周波数が表示されるようになりました。

シェーピングフィルタのフィルタカーブの自動生成が改良され、クリッピングの可能性が回避される様になりました。

グラフ出力

スループット データからクロススペクトルまたは伝達関数を計算する場合、FIR フィルタを測定チャンネルまたは基準チャンネルにのみ適用できるようになりました。

グラフ変数 appinfo のパラメータ カテゴリがエントリ build によって拡張され、使用されているアプリケーションのビルド番号が表示できるようになりました。

測定データ保存

今後リリース予定であるPAK V6.4 の PAK live モードで取得された測定データは、PAK V6.3 サービスリリース 2 で通常どおり解析や表示を行うことができます。しかしPAK V6.4 の PAK live モードで取得された測定データに対して何かしらの変更(測定ポジションやタコエッジの変更などによる変更)を加えた場合には、オリジナルの測定データの状態と変わってしまうため、PAK V6.4 (及びそれ以降のPAKバージョン)でのみ解析や表示が可能になります。

不具合修正

PAK cloud との連携、ハードウエア、グラフ定義、グラフ出力、グラフシーケンス、ポスト解析、データビュー、データ取得(PAKクラシック及びPAK live)、オートメーションサービス、加振モジュール(PAK live)、アリスメティック、インポート/エクスポート、機器マネージャ、ASAM/ODS、ハンマリング、信号解析、デジタルバス、 TPA/TPS/CTC/RMAに関して不具合を修正しています。又ヘルプドキュメントの内容も更新されています。

VAS Graphics2Go

PAK 6.3サービスリリース2 とともに、VAS Graphics2Go の更新パッケージが利用可能です。

PAK 6.3 サービスリリース1

PAK MKII

新しいファームウエアがPAK MKIIに提供されます。このファームウエアではシグナルコンディションボード SC42S G2 Rev.10をサポートしています。(注:SC42S G2 Rev.10 シグナルコンディションボードでALO モジュールを使用する場合、ALO モジュールが数mVの DC オフセットを生成する可能性があるため、現在は制限付きでのみ使用可能です。)

PAK cloud との連携

コンテンツコレクションを初めて開くときの読み込み時間が大幅に短縮されました。その後の開く操作は待ち時間なく実行されます。

ストリーミング解析では、グラフ定義での CAN 生データのデコードもサポートされるようになりました。

PAK のデータビューでは、複数のユーザーがこれらのコレクションに共通アクセスできる「共有コンテンツコレクション」がサポートされるようになりました。「共有コンテンツコレクション」に、いずれかのユーザーへのアクセス権限が制限されている測定データが含まれている場合、これらの測定データは、制限されているユーザーのコンテンツコレクションビューでは表示されません。

PAK のデータビューにおけるPAK cloudコンテンツコレクションからの測定データの表示では、測定データを自動的にグループ化して、パス内およびプロジェクト、テスト、サブタイトルのATFX要素内の同じ名前を結合するなど、測定データ名に意味のある略語が適用されます。各測定データのツールヒントには、測定データの短縮されていない完全な名前が常に表示されます。

PAK cloudに測定データをアップロードするためのコントロールオプションが拡張されました。pak.cfgファイルに対して、PAK_CLOUD_MAX_PARALLEL_UPLOADS変数を設定すると、PAK cloudに同時にアップロードできる測定データの数を指定した値に制限します。変数のデフォルト値は 100 に設定されています。

PCから PAKソフトウエアをアンインストールすると、PAK cloudからのデータのオフラインキャッシュサービスが意図せず削除される可能性があります(例えば異なるバージョンの PAKソフトウエアが並行してインストールされている場合など)。オフラインキャッシュサービスが削除された場合でユーザーがPAK クラウドからの測定データをオフラインで利用しようとすると、データビューウインドウに対応するメッセージが表示されます。pak.cfg ファイル内の変数 PAK_CLOUD_OFFLINE_AVAILABILITY_FALLBACK_IN_PROC_ACTIVE に対してYES と設定すると、PAKソフトウエアでバックグラウンド機能が開始され、PAKソフトウエアが閉じられるまで要求された測定データをオフラインで利用できるようになります。なお、この変数はデフォルトで NO と設定されています。

PAK/PAK liveでのデータ取得

PAK liveデータ取得用の新しいライセンスを使用する場合、オンライングラフでプリセットが使用できるようになりました。

データ取得

PAKクラシックモードでのデータ取得中の測定ウィンドウ(オンライングラフ、測定バー、レベル表示など)のウィンドウ位置が自動的に保存されるようになりました。これは、PAK liveモードでのデータ取得の場合ではすでにこの機能が実装されていました。測定が再び開始されると保存された位置で各ウインドウが表示されます。

インテンシティ

インテンシティプローブのプローブハンドルによるインテンシティコントロール測定が改善されました。トリガボタンは待ち時間なく反応し、停止ボタンが認識されると、測定インターフェイスに測定終了を示すメッセージが表示されます。

不具合修正

PAK cloudとの連携、ハードウエア、システム、PAK capture構成、グラフ定義、グラフ出力及びグラフシーケンス、パルス補正、データビュー、データ取得(PAKクラシック及びPAK live)、グリッドコントール、オートメーションサービス、加振モジュール(PAK live)、ODS(実稼働形状解析)、アリスメティック、 インポート/エクスポート、インテンシティ測定、オーディオ、信号分析、デジタルバスに関して不具合を修正しています。 又ヘルプドキュメントの内容も更新されています。

PAK 6.3

ライセンス

PAK V6.3ではPAK V6.3用の新しいライセンスが必要です。PAK V6.3用の新規ライセンスが必要な方は下記当社サポートまでご連絡下さい。

(株)東陽テクニカ オートモーティブ技術部 〒135-0042 東京都江東区木場1-1-1 TEL:03-3245-1102 / E-mail:paksupport@toyo.co.jp 

サンプルデータ

PAK V6.3用のサンプルデータをインストーラからインストールする場合、Microsoft Windows の一時ディレクトリ(通常はCドライブ上)のサイズが、該当のインストールファイルのサイズの少なくとも3倍以上ある必要があります。インストール先のディレクトリとして、MuellerBBM-VAS ディレクトリが推奨されます。通常 PAK プログラムファイルらもこのディレクトリに格納されます。

PAK プロジェクトマネージャ

PAK V6.3インストールDVD内のmisc/tools ディレクトリ内(又はMüller-BBM VibroAkustik Systemeパートナーポータルサイト内)から "PAK project manager" をご利用頂けます。このツールは計測データとそれらに伴うTables設定を含んだプロジェクトの管理に役立ちます。