PAK技術サポートサイト V6.1各SRでの変更点  

各リリースでの変更点

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PAK 6.1 サービスリリース2a

PAK MKII

新しいファームウエアがPAK MKIIに提供されます。このファームウエアではシグナルコンディションボード SC42S G2 Rev.10をサポートしています。(注:SC42S G2 Rev.10 シグナルコンディションボードでALO モジュールを使用する場合、ALO モジュールが数mVの DC オフセットを生成する可能性があるため、現在は制限付きでのみ使用可能です。)

PAK 6.1 サービスリリース2

PAK MKII

新しいファームウエアがPAK MKIIユニットに提供されます。このファームウエアではPAK MKIIモジュール WSB42X G2 Rev.5をサポートしています。

データビュー

データビューウインドウからPAK cloudのデポへの測定データアップロードは、pak.cfgファイル内のPAK_CLOUD_UPLOAD_STRATEGYの値をdisabledに設定することにより無効化させることができます。

データビューのPAK cloudコンテンツコレクション内で表示される測定データの諸元情報が以前より迅速に表示される様になりました。

PAK cloud との連携

PAK cloudへのアクセスでは、PAKソフトウエアが再起動した後でもアクセストークンの有効期間内であればアクセス許可が与えられています。

PAK cloudへの測定データ転送速度が大幅にスピードアップしています。

PAKでのPAK cloudからのストリーミングデータのキャッシュ化が大幅にスピードアップしています。

PAK cloudからのデータをグラフ出力する際、トラックパラメータとして現在のトラック物理量を選択することができる様になりました。

不具合修正

PAK cloudとの連携、データ取得(PAKクラシック及びPAK live)、グラフ定義及びグラフ出力、ポスト解析、ASAM/ODS、機器マネージャ、アリスメティック、一般解析、ハンマリング、伝達経路解析、データビュー、インポート/エクスポート、ODS(実稼働形状解析)に関して不具合を修正しています。又ヘルプドキュメントの内容も更新しています。

PAK 6.1 サービスリリース1

PAK liveでのデータ取得

PAK liveのプレラン測定中に測定レンジを変更すると、データは再び正しいスケーリングで保存されます。 

PAK live測定定義ウインドウのチャンネルテーブル上部のカラムにカーソルをあわせた際に表示されるオンラインヘルプは日本語で言語サポートされます(全てではなく一部)。

ファンコントロールを有効にすると、測定データの保存が実際に開始される時ではなく、測定インターフェイス内のスタートボタンを押すとすぐに測定のファン状態が変更されるようになりました。その為、スタートトリガーチャンネルやトラックチャンネルを使用した計測を行う場合、実際のデータ保存の開始前にファンを完全に止めることが可能となります。これを実施されたい場合、測定インターフェイス内のスタートボタンを押してからトリガー及びトラックチャンネルの状態(トリガーオン)までの間にファンが完全に停止するのに十分な時間が必要です。トラックパラメータが時間及びなしの場合でも、測定時のファン状態変更は測定スタートすぐに、つまり測定インターフェイス内のスタートボタンが押された時に発生します。保存される測定データには測定開始時のファン停止の部分も含まれています。

デジタルバス

デジタルバス構成ウインドウで既に設定されているチャンネルに対してドラッグアンドドロップでデコード情報を設定する場合、ユーザーが既存のデコード情報を変更できないように警告を表示するオプションが利用できるようになりました。このオプションは、PAKメインウインドウから開かれるオプションウインドウ(メニュー:エクストラ->オプション)内のその他タブ上にあるDigital Bus Editor 項目内のパラメタにチェックオンすることで有効化させることができます。

インポート/エクスポート

PAKソフトウエアにユニバーサルファイルフォーマットタイプ58(UF58)のデータをインポートする場合に、インポートパラメータが該当するデータタイプに正しく割り当てられる様になりました。

Matlab形式の場合では、倍精度(double precision)型のデータをエクスポートするオプションが追加されました。エクスポートオプションウインドウのMatlabタブ内で新しい「倍精度で値を書き込む」 チェックボックスを選択することができます。

機器マネージャ

ダミーヘッドの設定ではマイクロフォン製造メーカ、マイクロフォンタイプ、マイクロフォンのシリアル番号を追加で提供できる様になりました。この様にしてTEDS読み込み操作時にダミーヘッドに含まれるTEDSマイクロフォンをダミーヘッドに割り当てることができます。

ハンマリング

不具合修正

ソフトインストール、ハードウエア、PAK cloudとの連携、PAK capture構成、グラフレイアウト、グラフ定義及びグラフ出力、ポスト解析、データビュー、測定設定(クラシック及びPAK live)、デジタルバス、インポート/エクスポート、データ取得(PAK live)、ASAM/ODS、機器マネージャ、アリスメティック、インテンシティ、サウンドパワー、ハンマリング、加振測定、TPA/TPS/CTC/RMA、オーディオ、心理音響解析、モジュレーション解析に関して不具合を修正しています。 又ヘルプドキュメントの内容も更新されています。

PAK 6.1

ライセンス

PAK V6.1ではPAK V6.1用の新しいライセンスが必要です。PAK V6.1用の新規ライセンスが必要な方は下記当社サポートまでご連絡下さい。

(株)東陽テクニカ 機械技術部 〒135-0042 東京都江東区木場1-1-1 TEL:03-3245-1102 / FAX:03-3246-0645 / E-mail:paksupport@toyo.co.jp 

サンプルデータ

PAK V6.1用のサンプルデータをインストーラからインストールする場合、Microsoft Windows の一時ディレクトリ(通常はCドライブ上)のサイズが、該当のインストールファイルのサイズの少なくとも3倍以上ある必要があります。インストール先のディレクトリとして、MuellerBBM-VAS ディレクトリが推奨されます。通常 PAK プログラムファイルらもこのディレクトリに格納されます。

PAK プロジェクトマネージャ

PAK V6.1インストールDVD内のmisc/tools ディレクトリ内(又はMüller-BBM VibroAkustik Systemeパートナーポータルサイト内)から "PAK project manager" をご利用頂けます。このツールは計測データとそれらに伴うTables設定を含んだプロジェクトの管理に役立ちます。