PAK技術サポートサイト V6.0各SRでの変更点

各リリースでの変更点

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PAK 6.0 サービスリリース6

PAK MKII

新しいファームウエアがPAK MKIIに提供されます。 このファームウエアではPAK MKIIモジュールWSB42X G2 Rev.5をサポートしています。

ATF/XML データ

PTP同期ATF/XML測定データのサポートが改良されています。

不具合修正

データ取得 (PAKクラシック及びPAK live)、グラフ定義及びグラフ出力、ポスト解析、ASAM/ODS、機器マネージャ、アリスメティック、一般解析、ハンマリング、伝達経路解析、データビューに関して不具合症状を修正しています。又ヘルプドキュメントの内容も更新しています。

PAK 6.0 サービスリリース5

PAK MKII

新しいファームウエアがPAK MKIIユニットに提供されます。

PAK liveでの取得

オンライングラフ用のPAK live 測定定義で指定されるグラフ定義に関して、オンライングラフ表示を開いた際に位置モードに切り替わることがなくなりました。

デジタルバスデータ

ARXMLファイルまたは Fibex ファイルに基づくデジタル バスからの信号デデコーディングでは、測定ポイントコメントには自動的にロング ネームが適用されます。もしロングネームが使用できない場合にはショート ネームが適用されます。

インポート/エクスポート

PAKソフトウエアにユニバーサルファイルフォーマット(UF58)のデータをインポートする場合に、インポートパラメータが該当するデータタイプに正しく割り当てられる様になりました。

Matlab形式の場合では、倍精度(double precision) 型のデータをエクスポートするオプションが追加されました。エクスポートオプションウインドウのMatlabタブ内で新しい「倍精度で値を書き込む」チェックボックスを選択することができます。

不具合修正

インストール、ハードウエア、PAK cloud接続、PAK キャプチャ構成、PAK キャプチャ接続、グラフレイアウト、グラフ定義、グラフ出力、ポスト解析、データビュー、測定設定(クラシック及びPAK live)、デジタルバス、インポート/エクスポート、データ取得(クラシック及びPAK live)、アリスメティック、インテンシティ、サウンドパワー、ハンマリング、加振測定、TPA/TPS/CTC/RMA、オーディオ、モジュレーション解析に関して不具合症状を修正しています。 又ヘルプドキュメントの内容も更新されています。

PAK 6.0 サービスリリース4

PAK capture 構成

PAKCapture構成の中のタスクをデバイスへアップロードする為のウインドウで、IPアドレスによるMKIIデバイスやMicroQデバイスの検索を行うことが出来る様になりました。

チャンネル構成

TEDSセンサ読み込み機能では、接続しているセンサが機器マネージャに登録されていない場合や、機器マネージャ自体がアクティブ化されていない場合でも、センサ情報を測定設定に転送できるようになりました。TEDSセンサからのセンサパラメタは、チャンネル設定ウインドウ内の新規「センサ情報」ウィンドウに入力/反映されます。 そしてチャンネル設定ウィンドウ内のセンサ名列には、TEDSセンサのシリアル番号が入力されます。

アリスメティック

バーチャルチャンネル機能の「RESOLVER_DECODE()」関数のパラメータタイプとして、「ANGLE_SHAFT」値が追加されました。 この値を使用すると、「ANGLE_CONT」値を使用した連続的なアングルカーブの計算と同様に、アングルをいくつかの電気的期間にわたって累積させることができます(数値は極ペア番号に対応します)。 このようにして、メカニカルアングルが計算されます。

TPA クロストークキャンセレーション (CTC)

主成分分析を行う入力データの測定物理量が単一(一種類)である場合には、主成分分析の結果に対しても物理的な測定量と単位系を割り当てることができる様になりました。この機能を利用する為には、PAKメインウインドウから開くことが出来るオプションウインドウ内の解析タブ上の「TPA クロストークキャンセレーション / Save PCCA Results with physical Quantities, if possible」パラメタにチェックを入れる必要があります。

不具合修正

グラフレイアウト、データビュー、チャンネル構成、PAK Liveでのデータ取得、グラフ出力、ASAM/ODS、インポート/エクスポート、PAK Cloudアクセス、ハンマリング計測、音源探査に関して不具合症状を修正しています。 又ヘルプドキュメントの内容も更新されています。

PAK 6.0 サービスリリース3

PAK live 接続

PAK live 3.5以降のファームウエアでは、MKIIユニットが複数のクライアントから接続されることを防止します。PAK 6.0 サービスリリース3ではMKIIユニットとの接続が拒否された場合のエラーを認識し、それに応じたエラーメッセージを表示します。

不具合修正

インストール、 ハードウエア、 ポスト解析、測定設定、データ取得、グラフ出力、機器マネージャ、PAK キャプチャ構成に関して不具合症状を修正しています。 又ヘルプドキュメントの内容も更新されています。

PAK cloud IO サービス

PAK 6.0 サービスリリース3では PAK cloud IOサービスの更新パッケージ1.9を利用可能です。このPAK cloud IO サービスではwebインターフェイス上でPAK liveデバイスの状態を見ることが出来ます。

PAK 6.0 サービスリリース2

PAK MKII

新しいファームウエアがPAK MKIIユニットに提供されます。

PAK Cloud 接続

データビューウインドウのユーザーインターフェイスがアップデートされました。

又データビューウインドウ右側に表示されるコンテンツコレクションの属性のソート(並べ替え)はコンテンツコレクションのあらゆるレベルで実施することが可能です。

不具合修正

ハードウエア、システム、グラフ定義とグラフ出力、ポスト解析、測定設定、 チャンネル構成、アリスメティック、ASAM/ODS、インポート/エクスポート、PAK Cloud アクセス、機器マネージャ、音源探査、信号解析に関して不具合症状を修正しています。又ヘルプドキュメントの内容も更新されています。

VAS Graphics2Go

PAK 6.0 サービスリリース 2と共に更新されたVAS Graphics2Goパッケージ(V1.6SR1) をご利用頂けます。

PAK 6.0 サービスリリース1

PAK liveモードでのデータ取得

PAK live ファームウエアを持つ複数のデバイスを使用して計測を行う場合、ユーザーは他のデバイスとの同期を計測開始時にチェックするか否かをデバイス毎に定義することが出来ます。この様にPTP同期を持たないデバイスにおいても一連の計測の中に含めることが出来ます。

PAK live計測における信号の積分及び微分したデータ値はPAK Live測定設定内のデータビューの中で表示されます。

PAK MKII PTP同期でのデータ取得

適切なデータ取得を行う為に、PAKV6.0ソフトウエアの測定設定のハードウエア設定項目内のPTP同期パラメタが有効化されていない場合には、MKIIコントローラ側でPTP同期計測の為の設定が実施されていても自動的にPTP同期計測は無効化されます。

PAK cloud 接続

データビューウインドウのユーザーインターフェイスがアップデートされました。

オフライン化された測定データに関して、PAK cloud内のコンテンツコレクションでそのオリジナルデータが削除された場合には、PAK V6.0のデータビュー上にはそのオフライン化された測定データはもはや表示されません。

オフライン化された測定データについて、表記が分かりやすい様に終了日のみが表示される様になりました(以前は時刻も一緒に表示されていました)。

フィルタ機能を使用した場合のデータフィルタ階層に関して、フィルタされた属性のテーブルビューが各レベルで表示されます。

フィルタ機能においてもテーブルタイトルライン上のコンテンツメニューからリセットすることが出来ます。

デジタルバスデータ

AUTOSARフォーマットの構成ファイルを使用する場合、 SPEED属性や BIT属性と比較してBAUDRATE属性の方が好まれます。

ハンマリング

ハンマ校正はPAK Liveファームウエアでのデータ取得を行う場合には現時点でまだ使用することが出来ません。

不具合修正

データビュー、デジタルバス、測定設定、チャンネル構成とチャンネル設定、グラフ出力、アリスメティック、インポート/エクスポート、ハンマリングに関して不具合症状を修正しています。又ヘルプドキュメントの内容も更新されています。

PAK 6.0

ライセンス

PAK V6.0ではPAK V6.0用の新しいライセンスが必要です。PAK V6.0用の新規ライセンスが必要な方は下記当社サポートまでご連絡下さい。

(株)東陽テクニカ 機械技術部  〒103-8284 東京都中央区八重洲1-1-6 TEL:03-3245-1102 / FAX:03-3246-0645

サンプルデータ

PAK V6.0用のサンプルデータをインストーラからインストールする場合、Microsoft Windows の一時ディレクトリ(通常はCドライブ上)のサイズが、該当のインストールファイルのサイズの少なくとも3倍以上ある必要があります。

インストール先のディレクトリとして、MuellerBBM-VAS ディレクトリが推奨されます。通常 PAK プログラムファイルらも通常このディレクトリに格納されます。

PAK プロジェクトマネージャ

PAK V6.0インストールDVD内のmisc/tools ディレクトリ内(又はMüller-BBM VibroAkustik Systemeパートナーポータルサイト内)から "PAK project manager" をご利用頂けます。このツールは計測データとそれらに伴うTables設定を含んだプロジェクトの管理に役立ちます。