2D画質改善ソフトウェア・モジュール Rivent
RiventTM はContextVisionの超音波医用診断装置用画質改善ソフトウェア・モジュールの第六世代製品です。画質改善機能を大幅に拡充し、強い処理を行えるようになり、近/遠領域間のトレードオフを解消できるようになりました。「黒い領域」をより黒色に近づける機能や処理速度のさらなる向上を実現し、空間フィルタと時間フィルタを分離することでイメージング・チェーンの自由度を向上できるようになりました。また、標準で「OEM Tuning Interface SDK」が付属するため、医用装置メーカー様にて出荷前に微調整がさらに可能になりました。
特長
- 画質改善機能を大幅に拡充
- 強い処理を行える
- 近傍および遠方の領域間のトレードオフを解消
- 「黒い領域」をより黒色に近づける
- 処理速度の向上
- 空間/時間フィルタを分離してイメージング・チェーンの自由度を向上
- Line Density 変更への追従
- OEM Tuning Interface SDKが付属
アプリケーション
強い処理
RiventTMの新たな協調処理は、Cardiac/Thyroid/Kidney/OB Spine/OB Abodmen などの部位画像の強調に理想的な画質を提供いたします。
女性の健康
RiventTMのOB/GYN構成は、信頼性のある測定で高品質の胎児画像を対応します。RiventTMはまた、乳房診断に不可欠な病変の卓越した識別とクリアな針先の視認性に対応します。
一般医用画像
RiventTMの卓越した可視化機能と腹部構造の識別は、高い画像品質を提供し、診断の信頼性を向上します。
心臓血管系
高いフレームレートの心臓壁と心臓弁のクリアな視覚化により正確な定量化による信頼性の高い診断結果を提供します。RiventTMはまた、血管機能を改善し石灰化およびアテローム性動脈硬化症を容易に検出します。
ポイント・オブ・ケア
RiventTMは、コンパクトなシステムで最適な画像品質を実現します。例えば、筋骨格、麻酔、一時ケアなどの用途に使用することができます。改善された画像品質は比較的経験の少ない超音波医用診断装置のユーザを強力にサポートしてくれます。
RiventTMには「OEM Tuning Interface SDK」が標準提供されます。このチューニングツールは超音波医用診断装置メーカ様に特定の画質改善の調整機能を提供するインタフェース用SDKです。
ギャラリー
胎児のエコー画像;画質向上前(左側)と後(右側)
肝臓のエコー画像;画質向上前(左側)と後(右側)
心臓弁のエコー画像;画質向上前(左側)と後(右側)
頸動脈のエコー画像;画質向上前(左側)と後(右側)
技術優位性
- シームレスな装置への実装を実現
- 個々の超音波診断装置の全ダイナミックレンジに対して構成可能
- 産婦人科系、一般画像系、循環器系とポイント・オブ・ケアに対する構成を最適化
臨床優位性
- 卓越した画像品質
- クリアな組織識別
- 鮮明な臓器余白と境界表示
- 最適化された流体物の可視化
- 上質な組織均等性
- 診断精度の向上