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BT2191A/BT2152A 自己放電評価システム

BT2191A/BT2152A 自己放電評価システムは、リチウムイオン電池の特性評価の1つである自己放電を測定するシステムです。しかし、従来は長期間保管した電池の開回路電圧(Open Circuit Voltage)を測定するしか手段がありませんでした。電圧計を電池に接続するだけとシンプルな測定方法ですが、評価結果を得るまでには数カ月単位の時間を要し、設計効率や製造コストの足かせになっていました。当システムでは、短時間で自己放電動作の評価ができ、電池開発、製造、受入評価における問題点を解決することができます。

株式会社東陽テクニカ 理化学計測部
phone03-3245-1103
Mail:keisoku[at]toyo.co.jp

特長

  • 0.025%の電流測定確度
  • 0.0016%のセル電圧測定確度
  • ±10μVpkの電源電圧安定度
  • 自己放電電流を数時間または数日で正確に測定可能
  • 充放電システム・恒温槽との連動が可能

仕様

モデルラインナップ

  BT2191A シングルチャンネル BT2152A マルチチャンネル
チャンネル数 1 8~32
セル電流測定確度 ±0.025% ± 100nA ±0.33% ±1μA
セル電圧測定確度 ±0.0016% ± 20μV ±0.05% ± 1mV
電圧印加・測定レンジ 0.5V~4.5V
電圧印加安定度 ±10μVpk
最大測定電流 ±10mA
測定スピード 10sec, 30sec, 60sec

オプション

充放電装置と恒温槽を連動し、各SOC・温度における自己放電電流測定の全自動化が可能

当社開発の自己放電評価システム制御ソフトウェア・恒温槽制御ソフトウェアとスクリブナー社製Bcycleソフトウェアと連動させることにより、 温度制御、充放電試験、自己放電電流測定の全自動化が可能です。

測定原理

自己放電を評価するための等価回路

自己放電抵抗測定方法

①電池の開回路電位(OCV)を測定(キャパシタに充電されている電圧が測定できる)

②電圧源からOCVと同じ電圧を印加

③キャパシタが自己放電により、電圧降下する。

④電圧降下することにより電源との電位差が生じ、電流が流れる

⑤自己放電電流(青線)が流れなくなった時点の電流値を読み取ることにより、自己放電に関する抵抗を知ることができる

実際の挙動