FAQ

電気化学測定

基礎電気化学

ID.

Q. 非水溶媒の溶液で水系の参照極を使用することは可能でしょうか?

A.


非水系溶媒に水系の参照極を使用することは可能です。
ただし、測定溶液への水の混入(汚染)を防ぐために、ダブルジャンクションの参照電極等を用いて、非水溶媒と参照電極中の水溶液を隔てる必要があります。
※ダブルジャンクションの参照電極はこちらから。

この場合、非水溶媒-水溶液間の抵抗が高くなることが多く、作用極と参照極間の溶液抵抗が増すため、注意が必要です。

上記問題を解決するためには、非水溶媒の参照電極を使用します。
非水系溶媒で用いられる参照電極は、以下の組成が代表的です。
0.1M 硝酸銀(AgNO3)+0.1M 過塩素酸テトラブチルアンモニウム(TBAP)のアセトニトリル溶液に銀線を浸漬させることにより、Ag/Ag+の疑似参照極になります。この参照電極は、ベンゼンや、メタノール、アセトニトリル、DMFなどの非水系溶媒に使用することが可能です。
※電極の内部溶液は他の非水溶媒に変えることも可能です。
※非水系溶媒に用いる参照電極はこちらから。
(内部溶液はお客様でご用意いただくタイプです。)

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