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SaaS型継続的テストプラットフォーム「BlazeMeter」

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BlazeMeterは、ブラウザ1つで大規模な負荷テストを実施できるクラウドベースのプラットフォームです。

数百万の仮想ユーザーや複数の地理的ロケーションを設定した負荷テストに、機能テストやAPIテスト/モニタリングを組み合わせ、網羅的にWebアプリケーション/サービスのパフォーマンスを測定することができます。JMeterなどの他の負荷テストツールやSleniumなどのテスト自動化ツールとの高い互換性により、既存のテストシナリオをそのまま流用し、手軽にテスト環境を拡張できるのが特長です。

他にも、テスト用のデータやモックサービスの生成機能から、テストのリアルタイムでのモニタリング、結果分析、レポート作成機能まで、効率的かつ効果的なテストの実施に役立つ機能を幅広く提供します。

特長

BlazeMeterはオープンソースのツールも効率的に活用しながら、あらゆるWebアプリケーションのパフォーマンス検証を可能にする継続的テストプラットフォームです。

負荷テストに加え、機能テストやAPIテスト/モニタリングの実行も可能です。さらには、テスト用のモックサービスや仮想ユーザーデータの生成から、テストのモニタリング、分析、レポート作成、データの管理機能までも備えています。

今あるテスト環境やツールはそのままに、より大規模で複雑なテストを手軽に実施したいとお考えの方に最適なソリューションです。

SaaS型継続的テストプラットフォーム「BlazeMeter」の主な特長

check_circle 導入から使い始めまでが簡単

  • BlazeMeterはクラウドベースのテストツールであるため、導入・メンテナンスコストをかけて、サーバーなどのテスト環境を用意する必要はありません。
    ※オンプレミスでのテスト環境構築も可能です。
    east 詳しくはこちら
  • JMeterやSeleniumなどのオープンソーステストツールで作成したテストシナリオを、BlazeMeterにそのままインポートして実行できます。 直感的なGUIで、テストパラメータの設定・変更も簡単です。
  • BlazeMeterが提供するTaurusを間に挟むことで、GatlingやLOCUSTで作成したテストシナリオを再利用できます。Chrome拡張機能を利用したスクリプトレスでのテストシナリオの作成も可能です。

check_circle 大規模で複雑な使用状況も再現可能

ユーザ数、同時接続数、トランザクション数などを細かく指定し、アプリケーションが安定稼働するうえで耐えうる負荷を検証できます。また、オープンソースツールだけでは再現が難しい、大規模で複雑、高負荷な使用状況もクラウドベースで仮想的に作り出すことができます。

  • 200万人を超える仮想ユーザーによるアクセス
  • 世界56地点(アジア太平洋地域、ヨーロッパ、北米、南米など)からのアクセス
  • 様々なデバイス(PC、タブレット、スマートフォンなど)向けサービスに対応
  • 様々なプロトコル(HTTP、HTTPS、 WebSocket、SSH、FTPなど)に対応

さらに、個別アプリケーションが耐えうる負荷を検証することで、限界を超えた際のシステム全体への影響も確認できます。

check_circle テスト結果をリアルタイムに分析可能

BlazeMeterのテスト結果は、リアルタイムに確認・分析が可能です。そのため、テストの途中であっても、何か問題があれば停止したり、パラメータを再調整したりすることができます。

BlazeMeterの主な機能

負荷テスト:OSSツールをパワーアップ

オープンソースツール(JMeter、Gatling、Glinder、Locustなど)のテストシナリオをそのまま流用(インポート)して、大規模な負荷テストをクラウドベースで実行することができます。

Taurusを使い、JSONやYAML形式で定義したテストシナリオをBlazeMeterで実行することや、BlazeMeterのChrome拡張機能を利用して、スクリプトレスでシナリオを作成することも可能です。

Apache JMeter
Webサービスなどのアプリケーションの負荷テスト(パフォーマンス測定)を行うために用いられるオープンソースツール
Selenium
Webアプリケーションのブラウザ操作を自動化する、オープンソースのテストフレームワーク
Taurus
BlazeMeterが公開しているオープンソースのテスト自動化フレームワーク。JSONやYAMLでのテストシナリオの定義に加え、GatlingやLocust、The Grinderなどの他の負荷テストツールで作成したスクリプトを流用できる、ラッパー機能も備えている

機能テスト:負荷をかけてパフォーマンスをチェック

WebサイトのUX(ユーザーエクスペリエンス)を本当の意味で測るには、機能テストだけでなく、その機能がどの程度の負荷にまで耐え、安定稼働できるかを検証する必要があります。

BlazeMeterを使えば、既存のSeleniumスクリプトをそのまま使えるのはもちろん、スクリプトレスでテストシナリオを作成することができます。また、ブラウザから送られるコマンドをすべて記録して、JMeterやSeleniumのテストスクリプトを作り出し、Blazemeterにアップロードして、負荷をかけた状態での機能の挙動を確認することもできます。

APIテスト/モニタリング:APIの問題をいち早く察知

APIのテストシナリオを作成し、SDLCを通してAPIのパフォーマンス(期待通りの応答時間で期待通りの結果を返せているかなど)をテスト/モニタリングすることができます。JenkinsやSlackと連携させ、APIに何らかの問題が発生したり、パフォーマンスの低下が見られた際に、関係者に通知を送ることも可能です。

さらに、負荷テストと組み合わせて、APIに敢えて負荷をかけ、高負荷の状態で起こりうるAPIの応答遅延やサーバーエラーなどの問題を事前に洗い出すことができます。

モックサービス:仮想サービスをオンデマンド作成

テストのシフトレフトを実現するためには、開発の早い段階から、APIやコンポーネントレベルでのテストを行う必要があります。モックサービス機能を使えば、システムの一部がまだ開発途中などの理由からテスト対象外だとしても、その欠けている部分のサービスを仮想的に作り出し、テストを実行することができます。さらに、外部の連携サービスを仮想的に作り出し、テストに利用することもできます。

モックサービスでは、正常時のサービス状況だけでなく、(応答の遅延、不完全な入力、予想外のエラーなど)の問題がある状況もリアルに再現が可能です。

テストデータマネジメント:より手軽にテストを開始

詳細かつ高品質なテストシナリオを作成するためには、正確なテストデータが大量に必要になります。ただ、実稼働環境のユーザーデータをそのまま利用するのは、個人情報が含まれているためセキュリティの観点から注意が必要です。

BlazeMeterを使えば、仮想ユーザーの住所、日付、クレジットカードや口座情報などを含むテストデータをオンデマンドで簡単に、好きなだけ作り出して、負荷テストや機能テスト、さらにはモックサービスのデータとして使うことができます。

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テスト環境構築イメージ

BlazeMeterは主要パブリッククラウド:Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud Platformに対応しています。また、オンプレミスやハイブリッドでの利用も可能です。
※オンプレミスの場合は、オンプレミスのネットワーク環境内にBlazeMeterのエージェントを組み込んだテストサーバーを用意する必要があります。

オプション1
テスト対象サービスと負荷テストエンジンの両方がクラウド環境にある場合
オプション2
テスト対象サービスがオンプレミスのネットワーク環境、負荷テストエンジンはクラウド環境にある場合
オプション3(オンプレミス)
テスト対象サービスとテスト用サーバーの両方がオンプレミスのネットワーク環境にある場合

継続的テスト環境を実現

BlazeMeterは、JenkinsやTeamCity、Travis CI、CircleCIなど、数多くのCI/CDツールとシームレスに連携が可能です。

CI/CDツールにBlazeMeterのプラグインをインストールすることで、CI/CDパイプラインにBlazeMeterで定義したテストの自動実行や結果レポートの表示や分析を組み込み、継続的テスト環境を構築することができます。

ライセンスおよび価格について

ライセンスプランや価格帯は、以下の3点によって変わります。
詳しくは、弊社営業までお問い合わせください。

  • 必要とする機能:負荷テスト機能のみを利用するか、オプション機能も含めた全ての機能を利用するか
  • テストの規模(必要な仮想ユーザー数など)
  • テストの同時実行数

auto_awesome 負荷テスト機能のみ利用できるプランに、+20% で、全てのオプション(機能テスト、APIテスト/モニタリング、モックサービス、テストデータマネージメント)が利用可能になります。

お問い合わせ先

phone Tel: 03-3245-1248    mail Email: ss_sales@toyo.co.jp

保守契約について

サブスクリプション期間中の保守については下記ページをご参照ください。

https://www.toyo.co.jp/ss/contents/detail/support_agreement_sub

テクニカルサポートについて

技術的なご質問に関しては、以下までご連絡ください。

※ サポート受付時間:9:30~17:30(土日、祝日を除く)

お問い合わせ先

phone Tel: 03-3245-1248    mail Email: ss_support@toyo.co.jp

お問い合わせに際してのお願い:

  1. お問い合わせのE-mailに、次の情報を付加してください。それによって、より早い回答をお届けすることができます。
    • ご使用になっているOSの種類とバージョン
    • ご使用になっている製品のバージョン
  2. エラーメッセージが出ている場合は、そのエラーメッセージを正確にお送りください。GUI の場合は、画面をキャプチャした画像ファイルをお送りください。
  3. 可能な限り、その問題が発生した経緯、再現の手順をお知らせください。