Matesy GmbH(マテジー / ドイツ)

磁気光学センサー(MOセンサー)

磁気光学センサー(MOセンサー)は、磁気フィールドをイメージ化することが可能なセンサーです。磁気カードや電磁鋼板、ハードディスクなどの評価に利用可能です。

株式会社東陽テクニカ 理化学計測部
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特長

磁気光学(MO)センサーの特長と原理

磁気光学センサーの原理は、ファラデー効果に基づいています。ファラデー効果は、磁気光学センサーフィルム中を伝搬する直線偏光が、外部からの磁気フィールドにより偏光面が回転する(施光する)現象です。施光の回転角や左右の楕円偏光の発生は、磁気光学センサーの屈折率に依存します。

施光角βは、以下の経験式で与えられます。
β = V・d・B

磁気フィールドの強弱により得られた角度の異なる施光を、偏光フィルターに通すことで光の強度に変換することができるので、センサー面内の磁気フィールドの強度分布を、直接リアルタイムにイメージ化することができます。


ファラデー効果
d = MO センサーの厚み
B = 磁気フィールド強度
V = ベレデ定数
β = 施光角


MOセンサーの構造

ファラデー効果(反射時):N,S極により旋光方向が異なる

MO センサー

磁気リニアエンコーダ観測図

ラインアップ

タイプ 測定レンジ(室温) ベース アプリケーション例
A ±2mT 20.5 × 15.5 mm
60 × 45 mm
 磁気ストライプカード、磁気インク(紙幣)、合金鋼
 (素材試験)、磁気テープ(オーディオテープ)
B ±38mT 20.5 × 15.5 mm
60 × 45 mm
 磁気ストライプカード、ポリマーが接着した永久磁石
 (素材試験)、磁気テープ(オーディオテープ)
C ±125mT 20.5 × 15.5 mm
60 × 45 mm
 磁気エンコーダ、多重極永久磁石、
 ポリマーが接着した永久磁石、超電導材料
D ±6mT 20.5 × 15.5 mm  磁気インク(各種書類、紙幣)、
 着磁可能合金鋼(車両識別検査)

下記のように鮮明に磁気イメージングを行うためには、測定対象物の磁気特性に合わせて最適な
MOセンサーをご選定いただく必要があります。

MO センサー 特性

  • 耐熱 :+ 10 ~+ 50℃
  • 動作温度 :+ 15 ~+ 30℃
  • 透過波長 :λ > 530nm
  • 光学分解能 : 1 ~ 25 μ m
  • ファラデー回転角(λ = 590nm の時): 1 ~ 10°

MO センサー サイズ

  • MO-8x8 : 8x8mm
  • MO-20x15 : 20x15mm
  • MO-60x45 : 60x45mm
  • MO-3inch : 3inchφ
    #厚みはすべて0.5mm
    #上記以外のサイズに関しては、お問合せください。
    #TypeDのみ、MO-60x45、MO-3inchのサイズには対応しておりません。