燃料電池コンパクト耐久試験装置 MiniTest3000
通常の自動運転型の燃料電池評価システムでは、 発電条件設定や電気的測定をソフトウェアから行うことが多いためPCが必要不可欠ですが、数ヶ月単位の発電連続運転の場合はPC自身が連続運転に対して最も不安定な要素となります。
MiniTest3000型は、安定した長期連続運転を可能とするため、PCなしで自動運転パターンを設定可能にした長期耐久試験に最適なシステムです。
株式会社東陽テクニカ 脱炭素・エネルギー計測部
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特長
- PEFC 単セルの長期連続発電試験用
- PCレスで長期間安定した連続発電運転可能
- 燃料供給と電子負荷制御がタッチパネル上で簡便に操作可能
- ステップ式自動発電運転が可能
- USBメモリへデータ保存可能
- アノード/カソード用加湿器を搭載
- 各種安全機能を搭載
- 本体設置面積:400mm×350mmの省スペース
仕様
■ガス供給部(本体)
- ガス流量
アノードMFC:水素 1.0 L/min(※流量変更可能)
カソードMFC:空気 2.0 L/min(※流量変更可能)
パージ:窒素 - 加湿制御 (※ 常時加湿仕様)
露点制御保証:±1℃ @80℃dp, 最大ガス流量 - セル温度制御:室温+10℃~180℃
- データ記録媒体:USB
- インターロック:安全機構標準搭載
- 装置寸法:400mm(W)×350mm(D)×600mm(H)
- 必要電源:単相100V/50A、50/60Hz
システム構成
基本構成品
- MiniTest3000本体 1台
- 電子負荷器(※最大電流33A/66Aなど選択可能) 1台
- 測定用および計測器連動用ケーブル 1式
オプション
- セル入口ヒーターフレキホース
- 加湿器バイパス機構(手動)
- ガス供給減圧弁&圧力計セット
- 水素ガス漏洩検知器
- 低抵抗計(1kHz or 10kHz)